• ブランド
    特設サイト
公開日 2018/07/07 16:22

<ポタ研>beyerdynamic「AVENTHO WIRED」、KOSS「PORTAPRO WIRELESS」など注目の参考出展続々

VECLOSや新ブランド「InEarz」も
編集部:風間雄介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
本日7月7日、フジヤエービック主催のポータブルオーディオ関連イベント「ポータブルオーディオ研究会(ポタ研)2018夏」が開催された。本稿ではティアックやVECLOS、InEarz/COMPLYの模様を紹介する。

ティアック(beyerdynamic)

ティアックは、ほぼbeyerdynamic一色というブース展開。中でも注目なのは、本日発売となったハイエンドBluetoothヘッドホン「AMIRON WIRELESS JP」だ。

本日発売となったbeyerdynamic「AMIRON WIRELESS JP」

AMIRON WIRELESS JPは実売価格8万円前後と、ワイヤレスヘッドホンとしては高価な部類だが、同社のハイエンド・ワイヤードヘッドホンにも搭載されているテスラテクノロジーをBluetoothに最適化して搭載。さらに右側のイヤーカップがタッチパッドになっており、ここで再生/一時停止/曲送り・戻しなど様々な再生が行えるなど、操作性も工夫した。

Bluetoothのコーデックについても、SBC/AAC/aptXはもちろん、48kHz/24bit伝送を可能にするaptX HDや、低遅延なaptX LLにも対応している。さらに個人ごとに異なる聞こえ方をプロファイルとして保存し、音質を最適化する機能まで備えている。

このAMIRON WIRELESSだけでなく、同社ブースには参考展示の新製品が多数置かれていた。

まずは「AVENTHO WIRED」。その名の通り、オンイヤータイプのワイヤレスヘッドホンながらテスラテクノロジーを搭載して話題となった「AVENTHO WIRELESS」のワイヤード版という位置づけ。ケーブルが両出しとなっているのも嬉しい。もちろんAVENTHO WIRELESSの質感の高さ、装着感の良さなどは受け継いでいる。また、エントリークラスのモニターヘッドホン「DT 240 PRO」も出展された。

beyerdynamic「AVENTHO WIRED」

beyerdynamic「DT 240 PRO」

そのほか、小型ながら高性能で、テスラドライバー搭載ヘッドホンも駆動できるDACヘッドホンアンプ「Impacto Essential」をベースに、iOS/Androidに両対応し、さらに一体化するバッテリーパックも同梱した「Impacto Universal」も出展。384kHz/32bitのPCM、5.6MHzのDSDに対応している。

「Impacto Universal」

外付けバッテリーと一体化することで駆動時間を延ばせる

KOSSからは、あのロングセラーモデル「PORTAPRO」のワイヤレスモデル、その名も「PORTAPRO WIRELESS」が登場。Bluetoothモジュールやバッテリーなどはケーブル部に搭載するという方法でワイヤレス化を実現した。

KOSS「PORTAPRO WIRELESS」

これらの参考出展モデルの発売時期、価格などはまだ未定とのこと。続報が入り次第お伝えしたい。

VECLOS

あのサーモスのオーディオブランド、VECLOSの名前はオーディオファンのあいだに根付いてきた感がある。今回のポタ研でも、5月に発売されたPC向けスピーカー「SSB-380S」のほか、これまでも参考展示されてきたヘッドホン「HPT-700」「HPS-500」、イヤホン「EPT-700」「EPT-500」「EPS-700」「EPS-500」などを出展した。

VECLOS「SSB-380S」

すべて価格はオープンだが、8月末に発売予定となっている。7月14日に予約受付を開始し、イヤホン4機種は7月14日から数量限定で先行販売する。

EPT-700/EPS-700はチタンハウジングで、2ウェイのワイドレンジ・バランスド・アーマチュア・ドライバーを搭載。一方のEPT-500/EPS-500はステンレスハウジングで、フルレンジ・バランスド・アーマチュア・ドライバーを搭載している。

ヘッドホンも「HPT-700」はチタンハウジング、「HPS-500」はステンレスハウジングという違いがある。密閉ダイナミック型で、ドライバーは共に40mmフリーエッジ・カーボンペーパードライバーを搭載している。

VECLOSのヘッドホン「HPT-700」「HPS-500」

アメリカの新ブランド「InEarz」

日本でCOMPLYのイヤーチップを展開するエントリージャパンは、新たに輸入販売開始するアメリカの新ブランド「InEarz」の紹介に力を割いていた。

InEarzのユニバーサルイヤホンは「ZEN 2」と「ZEN 4」の2機種をラインナップ。どちらもこの2-3週間以内に発売する予定とのこと。

InEarz「ZEN 4」

ZEN 2は2BAドライバー構成で、64 AUDIOなどにも搭載されている聴覚保護技術「ADELテクノロジー」を採用していることが特徴だ。価格は55,000円前後になる見込み。

ZEN 4はモデル名の通り4ドライバー構成で、こちらもADELテクノロジーを搭載している。価格は80,000円程度になりそうとのことだった。

InEarzではこのほか、カスタムIEMにも力を入れている。下位上位はEuphoriaやNirvanaといった高級モデルも置かれていた。

カスタムIEMも展示

COMPLYのイヤーチップももちろんアピール

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
3 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
4 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
5 楽天大感謝祭、明日12/19 20時からスタート。最大半額クーポン事前配布中
6 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
7 AUREXのBluetooth対応CDラジオ、楽天で20%ポイント還元中!
8 連載:世界のオーディオブランドを知る(3)日本発ブランドの象徴「デノン」の歴史を紐解く
9 丁寧な画質と快適な設置性!ボトル型モバイルプロジェクターJMGO「PicoFlix」を使いこなす
10 BenQ、ノングレアIPSパネル搭載のプログラミング向け31.5型4Kモニター「RD320U」
12/19 12:00 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX