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公開日 2018/09/05 13:00
ヤマハ、ES9026PROを全chに採用した11.2ch AVプリアンプ「CX-A5200」。30万円
SURROUND:AIにも対応
ヤマハは、11.2ch対応のAVプリアンプ「CX-A5200」を10月下旬に発売する。価格は30万円(税抜)。カラーはチタンとブラックの2色を用意する。
同時に11chパワーアンプ「MX-A5200」(320,000円/税抜)も発表。12月中旬より発売される。本機の詳細はこちらの記事で紹介している。
CX-A5200は、2015年10月に発売されたAVプリアンプ「CX-A5100」の後継モデルで、約3年ぶりの刷新となる。従来モデルをベースに、DACをESS「ES9026PRO」へ変更。さらに電源強化やシャーシ剛性の向上など各種の音質強化策を施し、ブラッシュアップを図った。また、シーンをリアルタイム自動分析して最適な音場空間を創出する「SURROUND:AI」にも対応した。
価格については、従来のCX-A5100が28万円(税抜)だったので、2万円上がったことになる。なお、5年保証も適用される。
イマーシブオーディオは、ドルビーアトモスとDTS:Xに対応。ヤマハ独自の音場生成技術「シネマDSP」は、最高峰となる「シネマDSP HD3」に対応。34プログラムを用意する。従来から引き続き、アトモスおよびDTS:Xとの掛け合わせも可能だ。
プリアウトについては、XLRバランスとRCAアンバランスの両方を備え、それぞれ11.2ch出力に対応する。HDMI端子は7出力/3入力に対応。いずれもHDCP2.2に対応している。
2018年の同社製品から採用されているヤマハ独自のネットワークモジュールを搭載。11.2MHz DSDや384kHz/32bit PCMのネイティブ再生にも対応する(32bit floatは非対応)。
■CX-A5200/MX-A5200登場までの流れ
今回登場したCX-A5200は、AVENTAGEシリーズのAVプリアンプとしては3世代目となる。ヤマハは2013年10月に、AVENTAGEシリーズからAVプリアンプ「CX-A5000」とマルチチャンネルパワーアンプ「MX-A5000」を発売(関連ニュース)。これは同社としては1991年登場の「AVC-3000DSP/AVM-3000」以来、22年ぶりのセパレートAVアンプとなった。
その後、2015年10月に、第二世代となるAVプリアンプ「CX-A5100」が発売された(関連ニュース)。なお、このタイミングではAVプリのみの更新となり、対となるマルチチャンネル・パワーアンプは引き続きMX-A5000がラインナップされた。
CX-A5100では、ドルビーアトモスとDTS:Xに対応。これらオブジェクト音声と同社の音場創成技術「シネマDSP」を掛け合わせることにも対応した。本機はその優れた音質が評論家やユーザーに高く評価され、ロングセラーとなった。
そして今回、3年ぶりにAVプリアンプが刷新されCX-A5200が登場。さらにはマルチチャンネルパワーアンプも5年ぶりに刷新、MX-A5200として登場した。
■ヤマハのセパレートアンプが目指すもの
今回のセパレートAVアンプでは、CX-A5000/MX-A5000からの開発コンセプトである「深化・新化・進化」の思想を継承。音楽/映像再現の本質を追求する「深化」、革新的技術に挑戦する「新化」、そして他社製品を寄せ付けない「進化」の3点を追求したという。プレス向け内覧会では、ヤマハミュージックジャパンの小林博文氏が本機の詳細について解説してくれた。
具体的なサウンドコンセプトについても、第一世代から貫いてきた「臨場感」の追求を継承。「躍動感=ダイナミズム」「余韻=レゾナンス」「没頭=イマーシブ」の3点にフォーカスして、さらなる臨場感の向上を狙った。
また、小林氏は上で挙げた「没頭(イマーシブ)」について言及。アトモス登場以降、イマーシブという言葉がオーディオ用語のようになっているが、ヤマハはそれ以前からイマーシブ(没入感)を掲げ、一貫してこれを追求してきたと強調した。
■「ES9026PRO」を全チャンネルに採用
今回のCX-A5200では「単体AVアンプで用いたような “大技” ではなく、むしろ細かな部品の対策や音質チューニングによって、フラグシップらしい風格、情報量を出せるようにした」と小林氏は説明する。
DACチップについては、ESS Technology製「ES9026PRO」を新たに採用。8ch仕様であるES9026PROを2基搭載し、11.2chのD/A変換をカバーする。従来機 CX-A5100では「ES9016S」を用いていた。
ES9026PROは2017年発売の一体型AVアンプ「RX-A3070」で初採用、2018年発売の最新モデル「RX-A3080」にも搭載した。RX-A3080は最大11.2chプロセッシング対応だが、ES9026PROは1基のみ搭載で、グランドレベル7.1chのD/Aを担当していた(トップレベル用にはESS「ES9007S」を1基搭載)。
これに対してCX-A5200は、フラグシップらしくES9026PROを2基搭載し、11.2chの全てのD/AをこのDACで担っている。
このES9028PROの採用により、従来のCX-A5100と比較してノイズレベル(THD+N:全高調波歪+ノイズ)を8dB改善することを実現した(CX-A5100:98dB、CX-A5200:106dB)。
この点について小林氏は「THD+Nは音を扱うチップの基準値として非常に重要。RX-A3070でES9026PROを初めて採用したときに“静寂感が増した”と感じていたが、実際に計測してみると、偽りなくノイズが少なく、本当に静かであるということがわかった」と述べていた。また、ES9026PROはES9016Sの後継チップであるため、載せ替えもスムーズに行えたという。
■電源部および筐体の強化
電源部についても大幅に強化。メイントランスを従来の50VAから100VAへ2倍に大容量化した。さらに振動源にもなるトランスは、非磁性体である真鍮による3mm厚の板の上に固定。振動の影響を抑えている。
筐体の剛性も大幅に強化した。最大の改善は本体底面のボトムカバーで、CX-A5100では厚さ0.8mmだったところ、CX-A5200では2倍の1.6mm厚とした。これによりボトムカバーの重さは約1.0kg増えたとのこと。小林氏は「足周りは音に効く。今回の対策により、輪郭がさらにぴたりと合って、低域の力感も向上した」と紹介していた。
シャーシについては、引き続きH型クロスフレームおよびダブルボトム構造を採用。「理想の機械的強度を発揮させ、制振性・高剛性を高めた」という。そのほかにも、設置安定性を高めつつ、筐体の共振を効果的に分散させる「5番目の足」、アルミ製サイドパネルなど、ヤマハがAVアンプやオーディオ製品で培ってきた筐体設計技術を随所に盛り込んでいる。
なお、電源トランスと筐体の強化により、質量は従来から1.7kg増えた。ボトムカバーの厚さが増したことに伴って、筐体の高さも1.0mm高くなった。
■11.2MHz DSDのネットワーク再生に対応
本機では、ヤマハが新開発したネットワークモジュールを新たに採用。2.4/5GHzのデュアルバンド対応Wi-Fiに対応し、同社のネットワーク再生機能「MusicCast」に対応する機器の同時接続台数も従来の10から20へと増えた。また、Amazon Alexaによる音声操作にもアップデートで対応する。
ネットワークおよびUSBメモリーによるハイレゾ再生は、11.2MHz DSDおよび384kHz/32bit PCMのネイティブ再生に対応した(CX-A5100は5.6MHz DSDおよび192kHz/24bit PCMまでの対応だった)。
音場補正機能は、64bitハイプレシジョンEQを採用した独自「YPAO-R.S.C.」を採用。音楽信号を64bit演算によって演算誤差を最小化した後に、32bitでDACへと伝送する。測定についてはマルチポイント、およびプレゼンススピーカーの高さを自動計測して立体的な補正を行う3D測定に対応している。
■SURROUND:AIに対応
ヤマハの最新世代AVアンプのフラグシップとして、SURROUND:AIにも対応した。SURROUND:AIは、コンテンツ音声の特性をリアルタイムで判断して各シーンに最適な音場空間を提供する機能だ。先行して登場したAVENTAGEの一体型AVアンプ 3機種で初搭載された機能が、本機にも搭載された格好だ。
コンテンツのシーンを分析するAIをDSP内に搭載。「セリフ」「BGM」「環境音」「効果音」などの要素に注目して0.2秒ごとにシーンを分析。サラウンド効果をリアルタイムに最適化する。AI分析および音場最適化の動作状況をアイコン表示して、リアルタイムで確認することもできる。
CX-A5200は音質を突き詰めたフラグシップモデルということで、ストレートデコードによってコンテンツ本来の音を最大限引き出すことを念頭に開発されたモデルともいえる。実際、小林氏もストレートデコードのサウンドに絶対的な自信を見せていたが、視聴コンテンツに応じてSURROUND:AIを活用できることも紹介していた。
■主な仕様
HDMI端子は7入力/3出力(OUT3はZONE専用)を搭載し、いずれもHDCP2.2対応。4K/60p、4:4:4、BT.2020のパススルーに対応。HDRは、HDR10、Dolby Vision、HLGに対応する。そのほか、4Kアップスケーリングにも対応している。
2chアナログ音声入力は、RCAアンバランス×9(PHONO×1、前面×1含む)、XLRバランス×1を搭載。8chマルチチャンネル入力も1系統用意する。光デジタル入力×3、同軸デジタル入力×3も搭載している。
アナログ音声出力は、11.2chプリアウトを、XLRバランスとRCAアンバランスのそれぞれで用意している(XLRバランスは2番HOT)。
ゾーン出力はZONE 2/ZONE 3を用意する。映像入力はコンポジット×4、コンポーネント×2を備える。
消費電力は65W(待機時最小0.1W)。外形寸法は435W×193H×474Dmm(アンテナ折りたたみ時)、質量は15.2kg。
同時に11chパワーアンプ「MX-A5200」(320,000円/税抜)も発表。12月中旬より発売される。本機の詳細はこちらの記事で紹介している。
CX-A5200は、2015年10月に発売されたAVプリアンプ「CX-A5100」の後継モデルで、約3年ぶりの刷新となる。従来モデルをベースに、DACをESS「ES9026PRO」へ変更。さらに電源強化やシャーシ剛性の向上など各種の音質強化策を施し、ブラッシュアップを図った。また、シーンをリアルタイム自動分析して最適な音場空間を創出する「SURROUND:AI」にも対応した。
価格については、従来のCX-A5100が28万円(税抜)だったので、2万円上がったことになる。なお、5年保証も適用される。
イマーシブオーディオは、ドルビーアトモスとDTS:Xに対応。ヤマハ独自の音場生成技術「シネマDSP」は、最高峰となる「シネマDSP HD3」に対応。34プログラムを用意する。従来から引き続き、アトモスおよびDTS:Xとの掛け合わせも可能だ。
プリアウトについては、XLRバランスとRCAアンバランスの両方を備え、それぞれ11.2ch出力に対応する。HDMI端子は7出力/3入力に対応。いずれもHDCP2.2に対応している。
2018年の同社製品から採用されているヤマハ独自のネットワークモジュールを搭載。11.2MHz DSDや384kHz/32bit PCMのネイティブ再生にも対応する(32bit floatは非対応)。
■CX-A5200/MX-A5200登場までの流れ
今回登場したCX-A5200は、AVENTAGEシリーズのAVプリアンプとしては3世代目となる。ヤマハは2013年10月に、AVENTAGEシリーズからAVプリアンプ「CX-A5000」とマルチチャンネルパワーアンプ「MX-A5000」を発売(関連ニュース)。これは同社としては1991年登場の「AVC-3000DSP/AVM-3000」以来、22年ぶりのセパレートAVアンプとなった。
その後、2015年10月に、第二世代となるAVプリアンプ「CX-A5100」が発売された(関連ニュース)。なお、このタイミングではAVプリのみの更新となり、対となるマルチチャンネル・パワーアンプは引き続きMX-A5000がラインナップされた。
CX-A5100では、ドルビーアトモスとDTS:Xに対応。これらオブジェクト音声と同社の音場創成技術「シネマDSP」を掛け合わせることにも対応した。本機はその優れた音質が評論家やユーザーに高く評価され、ロングセラーとなった。
そして今回、3年ぶりにAVプリアンプが刷新されCX-A5200が登場。さらにはマルチチャンネルパワーアンプも5年ぶりに刷新、MX-A5200として登場した。
■ヤマハのセパレートアンプが目指すもの
今回のセパレートAVアンプでは、CX-A5000/MX-A5000からの開発コンセプトである「深化・新化・進化」の思想を継承。音楽/映像再現の本質を追求する「深化」、革新的技術に挑戦する「新化」、そして他社製品を寄せ付けない「進化」の3点を追求したという。プレス向け内覧会では、ヤマハミュージックジャパンの小林博文氏が本機の詳細について解説してくれた。
具体的なサウンドコンセプトについても、第一世代から貫いてきた「臨場感」の追求を継承。「躍動感=ダイナミズム」「余韻=レゾナンス」「没頭=イマーシブ」の3点にフォーカスして、さらなる臨場感の向上を狙った。
また、小林氏は上で挙げた「没頭(イマーシブ)」について言及。アトモス登場以降、イマーシブという言葉がオーディオ用語のようになっているが、ヤマハはそれ以前からイマーシブ(没入感)を掲げ、一貫してこれを追求してきたと強調した。
■「ES9026PRO」を全チャンネルに採用
今回のCX-A5200では「単体AVアンプで用いたような “大技” ではなく、むしろ細かな部品の対策や音質チューニングによって、フラグシップらしい風格、情報量を出せるようにした」と小林氏は説明する。
DACチップについては、ESS Technology製「ES9026PRO」を新たに採用。8ch仕様であるES9026PROを2基搭載し、11.2chのD/A変換をカバーする。従来機 CX-A5100では「ES9016S」を用いていた。
ES9026PROは2017年発売の一体型AVアンプ「RX-A3070」で初採用、2018年発売の最新モデル「RX-A3080」にも搭載した。RX-A3080は最大11.2chプロセッシング対応だが、ES9026PROは1基のみ搭載で、グランドレベル7.1chのD/Aを担当していた(トップレベル用にはESS「ES9007S」を1基搭載)。
これに対してCX-A5200は、フラグシップらしくES9026PROを2基搭載し、11.2chの全てのD/AをこのDACで担っている。
このES9028PROの採用により、従来のCX-A5100と比較してノイズレベル(THD+N:全高調波歪+ノイズ)を8dB改善することを実現した(CX-A5100:98dB、CX-A5200:106dB)。
この点について小林氏は「THD+Nは音を扱うチップの基準値として非常に重要。RX-A3070でES9026PROを初めて採用したときに“静寂感が増した”と感じていたが、実際に計測してみると、偽りなくノイズが少なく、本当に静かであるということがわかった」と述べていた。また、ES9026PROはES9016Sの後継チップであるため、載せ替えもスムーズに行えたという。
■電源部および筐体の強化
電源部についても大幅に強化。メイントランスを従来の50VAから100VAへ2倍に大容量化した。さらに振動源にもなるトランスは、非磁性体である真鍮による3mm厚の板の上に固定。振動の影響を抑えている。
筐体の剛性も大幅に強化した。最大の改善は本体底面のボトムカバーで、CX-A5100では厚さ0.8mmだったところ、CX-A5200では2倍の1.6mm厚とした。これによりボトムカバーの重さは約1.0kg増えたとのこと。小林氏は「足周りは音に効く。今回の対策により、輪郭がさらにぴたりと合って、低域の力感も向上した」と紹介していた。
シャーシについては、引き続きH型クロスフレームおよびダブルボトム構造を採用。「理想の機械的強度を発揮させ、制振性・高剛性を高めた」という。そのほかにも、設置安定性を高めつつ、筐体の共振を効果的に分散させる「5番目の足」、アルミ製サイドパネルなど、ヤマハがAVアンプやオーディオ製品で培ってきた筐体設計技術を随所に盛り込んでいる。
なお、電源トランスと筐体の強化により、質量は従来から1.7kg増えた。ボトムカバーの厚さが増したことに伴って、筐体の高さも1.0mm高くなった。
■11.2MHz DSDのネットワーク再生に対応
本機では、ヤマハが新開発したネットワークモジュールを新たに採用。2.4/5GHzのデュアルバンド対応Wi-Fiに対応し、同社のネットワーク再生機能「MusicCast」に対応する機器の同時接続台数も従来の10から20へと増えた。また、Amazon Alexaによる音声操作にもアップデートで対応する。
ネットワークおよびUSBメモリーによるハイレゾ再生は、11.2MHz DSDおよび384kHz/32bit PCMのネイティブ再生に対応した(CX-A5100は5.6MHz DSDおよび192kHz/24bit PCMまでの対応だった)。
音場補正機能は、64bitハイプレシジョンEQを採用した独自「YPAO-R.S.C.」を採用。音楽信号を64bit演算によって演算誤差を最小化した後に、32bitでDACへと伝送する。測定についてはマルチポイント、およびプレゼンススピーカーの高さを自動計測して立体的な補正を行う3D測定に対応している。
■SURROUND:AIに対応
ヤマハの最新世代AVアンプのフラグシップとして、SURROUND:AIにも対応した。SURROUND:AIは、コンテンツ音声の特性をリアルタイムで判断して各シーンに最適な音場空間を提供する機能だ。先行して登場したAVENTAGEの一体型AVアンプ 3機種で初搭載された機能が、本機にも搭載された格好だ。
コンテンツのシーンを分析するAIをDSP内に搭載。「セリフ」「BGM」「環境音」「効果音」などの要素に注目して0.2秒ごとにシーンを分析。サラウンド効果をリアルタイムに最適化する。AI分析および音場最適化の動作状況をアイコン表示して、リアルタイムで確認することもできる。
CX-A5200は音質を突き詰めたフラグシップモデルということで、ストレートデコードによってコンテンツ本来の音を最大限引き出すことを念頭に開発されたモデルともいえる。実際、小林氏もストレートデコードのサウンドに絶対的な自信を見せていたが、視聴コンテンツに応じてSURROUND:AIを活用できることも紹介していた。
■主な仕様
HDMI端子は7入力/3出力(OUT3はZONE専用)を搭載し、いずれもHDCP2.2対応。4K/60p、4:4:4、BT.2020のパススルーに対応。HDRは、HDR10、Dolby Vision、HLGに対応する。そのほか、4Kアップスケーリングにも対応している。
2chアナログ音声入力は、RCAアンバランス×9(PHONO×1、前面×1含む)、XLRバランス×1を搭載。8chマルチチャンネル入力も1系統用意する。光デジタル入力×3、同軸デジタル入力×3も搭載している。
アナログ音声出力は、11.2chプリアウトを、XLRバランスとRCAアンバランスのそれぞれで用意している(XLRバランスは2番HOT)。
ゾーン出力はZONE 2/ZONE 3を用意する。映像入力はコンポジット×4、コンポーネント×2を備える。
消費電力は65W(待機時最小0.1W)。外形寸法は435W×193H×474Dmm(アンテナ折りたたみ時)、質量は15.2kg。