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公開日 2018/10/27 16:57
<ヘッドホン祭>final、新イヤホン「E1000」発表。「E8000」「D6000」の存在も明らかに
D8000の残価設定クレジットやDITA記念モデルの発表も
ヘッドホン関連の各ブランドが集う「秋のヘッドフォン祭2018」が開幕。S'NEXTはブース展示に加えて新製品発表会も開催し、finalブランドの人気イヤホン「Eシリーズ」の新エントリーモデル「E1000」、代理店を務めるDITAブランドの新モデル「PROJECT 71」を発表した。
また、finalブランドでは「D8000」の残価設定クレジットを開始することも発表。加えて「E8000」「D6000」といった新モデルを現在開発中であることも明かした。
■クオリティに妥協しない実売2,480円のエントリーイヤホン「E1000」
「E1000」は、11月30日発売で本日10月27日より予約受付を開始。オープン価格だが2,480円前後での実売が予想される。ブルー、レッド、ブラックの3色をラインナップする。
同製品では展開中の「E2000」とほぼ同じ6.4mmドライバーを搭載しつつ、筐体素材をE2000のアルミから今回はABS樹脂に変えることなどでコストダウン。Eシリーズで最も手頃な価格を実現させた。
「中学生のE2000ユーザーの方から、『友達に勧めたけど“高い”と言われてしまった』との声をもらいハッとした。E2000が今実売4,000円くらいでエントリー機だと我々は考えていたが、自分が中学生だったころを考えればたしかに4,000円は手軽に買える値段ではないと気づいた」(同社 細尾満社長)という。
一方で「クオリティには妥協したくない。Eシリーズとしての考え方はしっかりと踏襲したいと考えた」とコメント。細部こそ異なるがE2000と同じドライバーを搭載したり、音響工学や心理学に基づいた音作りをするなどで音質も追求したことに加え、筐体のデザインや外箱の高級感にまで気を配ったと説明した。
インピーダンスは16Ωで、感度は102dB/mW。「計測の数値上では感度はE2000と同じだが、実際の聴感上ではもう少し大きく音量を感じる」とのことで、「圧縮音源などどんな音源でも楽しく聴けるようにチューニングした。どちらかというとボーカルが前に出る、クリアな音になっている」という。
■38万円超の高級機を月8,000円で購入できる残価設定クレジット
残価設定クレジットは、直販サイト「final DIRECT SHOP」で提供。D8000単品のほか、D8000+OFCシルバーコートケーブル、D8000+ヘッドホンスタンドでも利用できる。
本プランを利用することで、希望小売価格388,000円のD8000を、月々7,980円(初回のみ10,460円/いずれも金額は税込)で購入可能。
月々7,980円の24回払いで製品を購入し、24回支払いが終了した時点で製品を返却するか残額を再ローン/一括で支払うかを選択。製品を返却すれば残額194,000円の支払いは不要となる。なお分割手数料は0%。
■DITAから全世界300台限定の記念イヤホン「PROJECT 71」
DITAの新イヤホン「PROJECT 71」は、同社の親会社であるPackagers社の創設記念モデル。モデル名はPackagers社が1971年創設であるのにちなんでいる。なお今回はまだ参考出品という形。全世界300個の限定生産になるという。
Packagers社は自動包装機の研究開発でアジアを中心に活動しており、そこで培ったものづくりの思想や技術がDITA製品にも受け継がれているとのこと。
アコースティックチャンバーやDDT 3.0(DITA Dynamic Driver Technology)など同社が培ってきた技術を搭載。独自の有限要素法による分析や制御を開発に活かしているほか、日本の職人が手作業でつくりあげたパーツを精密に組み上げるなどしているという。
筐体には真鍮と黒壇(エボニー)を使用。深い響きとソウルフルな音色を持つ真鍮と、素材として非常に硬く力強く滑らかな音質を持つマカッサルエボニーを組み合わせることで、「全体が自然でなめらかなサウンドの中に、楽曲の中の感情を引き出すようなエモーショナルなサウンドを実現した」としている。
ケーブルには、特別なオイル(深海鮫の油)でコーティングされた長結晶無酸素銅「OSLO(Oil-Soaked Long-crystal Oxygen-free)」を使用。線材はPC triple-Cで、シルバーとゴールドのナノ粒子が導電性を高めるという。
なおこのケーブルは「PROJECT 71」に同梱させる以外に単品販売も行う予定だとのことだった。
■さらなる新モデル「E8000」「D6000」の存在も明らかに
そのほか、前述のように発表会では「E8000」「D6000」という新モデルの存在も明らかになった。
「E8000」はベリリウム振動板を採用するイヤホン。一般的なベリリウム蒸着ではなく、ベリリウムの薄膜を用いる点が大きな特徴で「来年…できれば来春に発売できればと思っている。価格は15万円くらいになってしまうかもしれない」とのことだった。
「D6000」は、マグネシウム筐体の平面磁界型イヤホン。「非常に軽くて装着しているのを忘れてしまうほど。オープン型なので音楽再生中に話しかけられても気づくことができる。『究極のながら聴きイヤホン』だ」とアピールした。「次回のヘッドフォン祭の時期には発売できていると思う。価格は10〜12万円ほどになる見込みだ」という。
そのほか、Makuakeでのクラウドファンディングで展開していた「MAKEシリーズ」を11月半ばから一般販売することも発表。なお、「MAKE3」は在庫限りでの販売終了となり、「MAKE1」と「MAKE2」は「在庫が150個くらいで、それが売り切れると次のロットの製造まで数ヶ月かかる見込み」だという。
また、finalブランドでは「D8000」の残価設定クレジットを開始することも発表。加えて「E8000」「D6000」といった新モデルを現在開発中であることも明かした。
■クオリティに妥協しない実売2,480円のエントリーイヤホン「E1000」
「E1000」は、11月30日発売で本日10月27日より予約受付を開始。オープン価格だが2,480円前後での実売が予想される。ブルー、レッド、ブラックの3色をラインナップする。
同製品では展開中の「E2000」とほぼ同じ6.4mmドライバーを搭載しつつ、筐体素材をE2000のアルミから今回はABS樹脂に変えることなどでコストダウン。Eシリーズで最も手頃な価格を実現させた。
「中学生のE2000ユーザーの方から、『友達に勧めたけど“高い”と言われてしまった』との声をもらいハッとした。E2000が今実売4,000円くらいでエントリー機だと我々は考えていたが、自分が中学生だったころを考えればたしかに4,000円は手軽に買える値段ではないと気づいた」(同社 細尾満社長)という。
一方で「クオリティには妥協したくない。Eシリーズとしての考え方はしっかりと踏襲したいと考えた」とコメント。細部こそ異なるがE2000と同じドライバーを搭載したり、音響工学や心理学に基づいた音作りをするなどで音質も追求したことに加え、筐体のデザインや外箱の高級感にまで気を配ったと説明した。
インピーダンスは16Ωで、感度は102dB/mW。「計測の数値上では感度はE2000と同じだが、実際の聴感上ではもう少し大きく音量を感じる」とのことで、「圧縮音源などどんな音源でも楽しく聴けるようにチューニングした。どちらかというとボーカルが前に出る、クリアな音になっている」という。
■38万円超の高級機を月8,000円で購入できる残価設定クレジット
残価設定クレジットは、直販サイト「final DIRECT SHOP」で提供。D8000単品のほか、D8000+OFCシルバーコートケーブル、D8000+ヘッドホンスタンドでも利用できる。
本プランを利用することで、希望小売価格388,000円のD8000を、月々7,980円(初回のみ10,460円/いずれも金額は税込)で購入可能。
月々7,980円の24回払いで製品を購入し、24回支払いが終了した時点で製品を返却するか残額を再ローン/一括で支払うかを選択。製品を返却すれば残額194,000円の支払いは不要となる。なお分割手数料は0%。
■DITAから全世界300台限定の記念イヤホン「PROJECT 71」
DITAの新イヤホン「PROJECT 71」は、同社の親会社であるPackagers社の創設記念モデル。モデル名はPackagers社が1971年創設であるのにちなんでいる。なお今回はまだ参考出品という形。全世界300個の限定生産になるという。
Packagers社は自動包装機の研究開発でアジアを中心に活動しており、そこで培ったものづくりの思想や技術がDITA製品にも受け継がれているとのこと。
アコースティックチャンバーやDDT 3.0(DITA Dynamic Driver Technology)など同社が培ってきた技術を搭載。独自の有限要素法による分析や制御を開発に活かしているほか、日本の職人が手作業でつくりあげたパーツを精密に組み上げるなどしているという。
筐体には真鍮と黒壇(エボニー)を使用。深い響きとソウルフルな音色を持つ真鍮と、素材として非常に硬く力強く滑らかな音質を持つマカッサルエボニーを組み合わせることで、「全体が自然でなめらかなサウンドの中に、楽曲の中の感情を引き出すようなエモーショナルなサウンドを実現した」としている。
ケーブルには、特別なオイル(深海鮫の油)でコーティングされた長結晶無酸素銅「OSLO(Oil-Soaked Long-crystal Oxygen-free)」を使用。線材はPC triple-Cで、シルバーとゴールドのナノ粒子が導電性を高めるという。
なおこのケーブルは「PROJECT 71」に同梱させる以外に単品販売も行う予定だとのことだった。
■さらなる新モデル「E8000」「D6000」の存在も明らかに
そのほか、前述のように発表会では「E8000」「D6000」という新モデルの存在も明らかになった。
「E8000」はベリリウム振動板を採用するイヤホン。一般的なベリリウム蒸着ではなく、ベリリウムの薄膜を用いる点が大きな特徴で「来年…できれば来春に発売できればと思っている。価格は15万円くらいになってしまうかもしれない」とのことだった。
「D6000」は、マグネシウム筐体の平面磁界型イヤホン。「非常に軽くて装着しているのを忘れてしまうほど。オープン型なので音楽再生中に話しかけられても気づくことができる。『究極のながら聴きイヤホン』だ」とアピールした。「次回のヘッドフォン祭の時期には発売できていると思う。価格は10〜12万円ほどになる見込みだ」という。
そのほか、Makuakeでのクラウドファンディングで展開していた「MAKEシリーズ」を11月半ばから一般販売することも発表。なお、「MAKE3」は在庫限りでの販売終了となり、「MAKE1」と「MAKE2」は「在庫が150個くらいで、それが売り切れると次のロットの製造まで数ヶ月かかる見込み」だという。