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公開日 2019/05/20 14:53
シャープ、新スマートホームサービス「COCORO HOME」。他社製品/サービスとの連携も
AIoT家電/サービス情報をまとめて管理
シャープは、同社のIoTサービス「COCORO+」および他社サービスを連携した新スマートホームサービス「COCORO HOME」を発表。5月24日からAndroid向け、今夏からiOS向けの無料アプリを提供開始する。
「COCORO HOME」では、同社がこれまで展開してきた、クラウドと接続したAIoT家電がユーザーの好みや習慣を学習して最適化する生活サービス「COCORO+」各種の連携に加えて、セコムやKDDI、関西電力とパートナーシップを組むことで他社サービスとも連携。家の中にあるAIoT家電を登録することで、家電の利用状況や簡易操作、各COCORO+サービスの情報の確認などが行える。
スマートフォン用アプリ「COCORO HOME」では、家電の利用状況のお知らせなどを表示する「タイムライン」、登録機器の管理や運転状況の確認が可能な「機器リスト」、機器の使い方やメンテナンスといったサポート情報を表示する「サービスリスト」の3つの機能を提供。順次アップデートを図り、機能を拡充していくとのこと。
タイムライン上には、家電や住設機器など登録した機器の利用データや、各COCORO+サービスの情報を表示、外出先からも確認できる。また、ユーザーの好みや習慣を学習して状況に最適なサービスをお知らせする。たとえば同社の調理家電「ヘルシオ」との連携では、普段の調理履歴から好みの食材を使ったメニューの提案を行うといったことが想定される。
ユーザーの使い方を学習していくことで、便利な家電の使用方法の提案なども行う。例えば洗濯機の使用状況で、汚れの多い洗濯が続いた際には適したコースを提案してくれる。将来的には地域のスーパーの特売情報といった、他社サービスと連携した暮らしに役立つオススメ情報なども表示。キッチンであれば、家事の最中にもAIoT対応の冷蔵庫から音声で知らせて情報確認ができるといったサービスも予定しているとのこと。
同社は「タイムライン上での情報表示が重要と考えている、暮らしに役立つ様々な情報を出していきたい」とし、同社/他社製品・サービス問わず、同じタイムライン上に一律に情報表示させていくとのこと。
機器リストでは登録した機器の運転状況管理のほか、電源ON/OFFの簡易操作や複数機器の一括操作も行える。一括操作は、各COCORO+サービスやAIoT機器の利用データから、毎朝行う家電操作の行動などユーザーの習慣を学習し、複数機器の一括操作の登録をアプリ側が提案。一度登録すると次回から1クリックで一連操作をまとめて行うことができる。なお、機器の操作に関しては今秋からサービス開始予定とのこと。
さらに同社はCOCORO HOMEのプラットフォームを開放し、他社の住設機器などとの連携も推進。本サービスの発表時点ではセコム(株)/KDDI(株)/関西電力とパートナーシップを組み、例えば留守宅や離れて暮らす家族の見守りなど、各社が提供するサービスと連携して情報を提供新たなスマートホームサービスとして提供を今秋開始する予定。
サービスリストには家電の使い方やメンテナンス情報などを集約、今夏にはチャットボットも提供する予定とのこと。各COCORO+サービスの詳細な操作や情報を得たい場合には、本リストから各アプリへ接続も可能。またユーザーが未加入の他社サービスの情報を表示し、簡単に加入できるようアナウンスも行う。
なお、本アプリは同社のモバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」を通じた音声操作に対応しているが、Google HomeやAmazon Alexaなどからの音声操作は現時点では不可とのこと。
同社は、事業ビジョンの一つとして「“人に寄り添うIoT=AIoT(AI×IoT)”で世界を変える」を掲げ、これまでAIoT対応機器の拡充、COCORO+サービスの充実、プラットフォームの整備を推進し、現在対応製品は10カテゴリー/272機種に拡大している。
長谷川氏は「AIoTプラットフォームを通して、早期のスマートライフの実現を目指している」とし、「スマートライフの実現には、暮らしの中で使われる家電機器のデータから生活を表す情報を取得し、ユーザーニーズに合わせた内容を、タイムリーに提案していくことが必要。COCORO HOMEは、ユーザーと機器・サービスをつなぐインターフェースとして提供する」と語った。
また同社は、スマートライフの実現を加速する一環として、一般社団法人 環境共創イニシアチブが推進する「平成30年度補正予算 生活空間におけるサイバー/フィジカル融合促進事業費補助金」に参画。IoTクラウドサービス/機器の利用ユーザーに対して支払われる補助金制度で、10月1日からスタートする予定。
COCORO HOMEでは上述のとおり、家電の一括操作や他社連携など、補助金制度と同時期にあたる今秋からの提供開始を目指しており、「暮らしを高める新しい暮らしのサービスやシステムを創出し、さらなる生活サービスの提供・拡充を図っていく。これはシャープ一社で行えることではなく、他社との協業も積極的に進めていく」とのこと。
他社が本サービスを利用するにはシャープとのアライアンスが必要とのことだが、COCORO HOME上での情報提供や機器の利用に関しては、シャープ製品・サービスと同様に扱っていくとのこと。「様々な企業とパートナーシップを組み、他社製品やサービスとの連携を高めていけるのが本サービスの大きな特徴。これによりネットワーク家電がより増えていったり、IoT製品の利便性が広まることが、シャープとしてメリットになると考えている。ユーザーと様々な機器・サービスをつなぎ、またより多くのユーザーに使ってもらうことで、スマートライフの実現を推進していきたい」とした。
なおAIoT機器やサービス導入時のユーザーサポートについては、現時点では未定とのこと。ただ「利用者拡大を目指すにあたって、サービス提供はしていくべきと考えている」とし、シャープとして、もしくは他社との協業で行うかなど検討を進めていくと語った。
「COCORO HOME」では、同社がこれまで展開してきた、クラウドと接続したAIoT家電がユーザーの好みや習慣を学習して最適化する生活サービス「COCORO+」各種の連携に加えて、セコムやKDDI、関西電力とパートナーシップを組むことで他社サービスとも連携。家の中にあるAIoT家電を登録することで、家電の利用状況や簡易操作、各COCORO+サービスの情報の確認などが行える。
スマートフォン用アプリ「COCORO HOME」では、家電の利用状況のお知らせなどを表示する「タイムライン」、登録機器の管理や運転状況の確認が可能な「機器リスト」、機器の使い方やメンテナンスといったサポート情報を表示する「サービスリスト」の3つの機能を提供。順次アップデートを図り、機能を拡充していくとのこと。
タイムライン上には、家電や住設機器など登録した機器の利用データや、各COCORO+サービスの情報を表示、外出先からも確認できる。また、ユーザーの好みや習慣を学習して状況に最適なサービスをお知らせする。たとえば同社の調理家電「ヘルシオ」との連携では、普段の調理履歴から好みの食材を使ったメニューの提案を行うといったことが想定される。
ユーザーの使い方を学習していくことで、便利な家電の使用方法の提案なども行う。例えば洗濯機の使用状況で、汚れの多い洗濯が続いた際には適したコースを提案してくれる。将来的には地域のスーパーの特売情報といった、他社サービスと連携した暮らしに役立つオススメ情報なども表示。キッチンであれば、家事の最中にもAIoT対応の冷蔵庫から音声で知らせて情報確認ができるといったサービスも予定しているとのこと。
同社は「タイムライン上での情報表示が重要と考えている、暮らしに役立つ様々な情報を出していきたい」とし、同社/他社製品・サービス問わず、同じタイムライン上に一律に情報表示させていくとのこと。
機器リストでは登録した機器の運転状況管理のほか、電源ON/OFFの簡易操作や複数機器の一括操作も行える。一括操作は、各COCORO+サービスやAIoT機器の利用データから、毎朝行う家電操作の行動などユーザーの習慣を学習し、複数機器の一括操作の登録をアプリ側が提案。一度登録すると次回から1クリックで一連操作をまとめて行うことができる。なお、機器の操作に関しては今秋からサービス開始予定とのこと。
さらに同社はCOCORO HOMEのプラットフォームを開放し、他社の住設機器などとの連携も推進。本サービスの発表時点ではセコム(株)/KDDI(株)/関西電力とパートナーシップを組み、例えば留守宅や離れて暮らす家族の見守りなど、各社が提供するサービスと連携して情報を提供新たなスマートホームサービスとして提供を今秋開始する予定。
サービスリストには家電の使い方やメンテナンス情報などを集約、今夏にはチャットボットも提供する予定とのこと。各COCORO+サービスの詳細な操作や情報を得たい場合には、本リストから各アプリへ接続も可能。またユーザーが未加入の他社サービスの情報を表示し、簡単に加入できるようアナウンスも行う。
なお、本アプリは同社のモバイル型ロボット「RoBoHoN(ロボホン)」を通じた音声操作に対応しているが、Google HomeやAmazon Alexaなどからの音声操作は現時点では不可とのこと。
同社は、事業ビジョンの一つとして「“人に寄り添うIoT=AIoT(AI×IoT)”で世界を変える」を掲げ、これまでAIoT対応機器の拡充、COCORO+サービスの充実、プラットフォームの整備を推進し、現在対応製品は10カテゴリー/272機種に拡大している。
長谷川氏は「AIoTプラットフォームを通して、早期のスマートライフの実現を目指している」とし、「スマートライフの実現には、暮らしの中で使われる家電機器のデータから生活を表す情報を取得し、ユーザーニーズに合わせた内容を、タイムリーに提案していくことが必要。COCORO HOMEは、ユーザーと機器・サービスをつなぐインターフェースとして提供する」と語った。
また同社は、スマートライフの実現を加速する一環として、一般社団法人 環境共創イニシアチブが推進する「平成30年度補正予算 生活空間におけるサイバー/フィジカル融合促進事業費補助金」に参画。IoTクラウドサービス/機器の利用ユーザーに対して支払われる補助金制度で、10月1日からスタートする予定。
COCORO HOMEでは上述のとおり、家電の一括操作や他社連携など、補助金制度と同時期にあたる今秋からの提供開始を目指しており、「暮らしを高める新しい暮らしのサービスやシステムを創出し、さらなる生活サービスの提供・拡充を図っていく。これはシャープ一社で行えることではなく、他社との協業も積極的に進めていく」とのこと。
他社が本サービスを利用するにはシャープとのアライアンスが必要とのことだが、COCORO HOME上での情報提供や機器の利用に関しては、シャープ製品・サービスと同様に扱っていくとのこと。「様々な企業とパートナーシップを組み、他社製品やサービスとの連携を高めていけるのが本サービスの大きな特徴。これによりネットワーク家電がより増えていったり、IoT製品の利便性が広まることが、シャープとしてメリットになると考えている。ユーザーと様々な機器・サービスをつなぎ、またより多くのユーザーに使ってもらうことで、スマートライフの実現を推進していきたい」とした。
なおAIoT機器やサービス導入時のユーザーサポートについては、現時点では未定とのこと。ただ「利用者拡大を目指すにあたって、サービス提供はしていくべきと考えている」とし、シャープとして、もしくは他社との協業で行うかなど検討を進めていくと語った。