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公開日 2019/07/14 10:12
<ポタフェス>Unique Melodyの最新作「MAVERICK III」披露/ゼンハイザー「IE 400 PRO/500 PRO」が人気
iC-CONNECTなど多彩なブランドを一斉展示
7月13日(土)14日(日)の二日間にわたって開催されている“ポタフェス2019夏”「ポータブルオーディオフェスティバル 2019夏 東京・秋葉原」。本記事ではゼンハイザー、ミックスウェーブ、iC-CONNECT、七福神商事、リアルアシストのブースをレポートする。
■ゼンハイザー
ゼンハイザーのブースでは、7月11日に発売開始となったばかりの新ユニバーサルIEM「IE 400 PRO」「IE 500 PRO」(関連ニュース)をメインに、完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless」や、人気の耳掛け型イヤホン「IE 40 PRO」、ヘッドホン「HD 800 S」などを出展している。
いずれのモデルも試聴に訪れるユーザが絶えなかったが、特に人気を集めていたのは新モデルの「IE 400 PRO」「IE 500 PRO」。動作原理から再設計したという7mmダイナミックドライバーを搭載し、「TrueResponse」テクノロジーにより、高い音圧レベルや騒がしい環境下でも、確かな音像を自然なままで聞き分けられるとしている。
■ミックスウェーブ
同社取り扱いブランド「Unique Melody」「qdc」「FAudio」「64 AUDIO」「Beat Audio」から、それぞれ事前発表のとおり新製品が登場した(関連ニュース)。
Unique Melodyは「MAVERICK」シリーズの最新モデルとして「MAVERICK III Custom」を出展。6ドライバー(低域1基、中低域1基、中域1基、高域2基+BA1基)を搭載したハイブリッド構成で、価格は19万円前後(なお、従来モデルを所有するユーザーには優待価格も予定している)。
従来モデル「MAVERICK II Custom」をベースに、ダイナミックドライバーを変更。以前は中低域をカバーしていたが、本機では低域のみを担当し、ドライバーチューニングも低域にフォーカスしているという。それに伴い、以前はミッド帯域を担当していたBAドライバーで中低域をカバーするとのこと。
またMAVENで採用された、BAドライバーのピークノイズに特定の逆位相信号を発生させて改善する新技術「Targeting Frequency Adjustment Technology(T.F.A.T)」をMAVERICK IIIでも搭載。シリーズの特長である硬質なサウンド感を保たせつつ、高域再生に特に効果的に働いているとのこと。MAVERICK IIIのユニバーサルモデルは検討中。なお筐体にチタンを採用したバージョンも考えられており、年内発表を目標に開発を進めているとのことだ。
qdcでは発表されたばかりの日本向け限定イヤホン「10SE」「6SE」「8SE」(関連ニュース)と、同社初のハイブリッドモデル「Fusion」を出展。先週開催のポタ研にて初披露されたモデルで、ダイナミックドライバーを低域用に1基、中高域にBAドライバーを4基搭載した5ドライバー構成。価格は106,000円前後、発売時期は10月頃に変更となった。
FAudioからは以前にもイベントにて参考出展していた「PROJECT Y」をポタフェスでも出展。静電型ドライバー、ダイナミックドライバー、BAドライバーの3タイプを搭載するハイブリッドイヤホンで、「9割方は完成形に近づいている」とのこと。年内の発売を目指しているとのこと。またユニバーサルイヤホン「Minor」も完成形に近い状態で出展、こちらも年内発売予定で価格は7万〜8万を予定する。
他にもBeat Audioの新ケーブル「Signal MKII」、64 AUDIOから名称未定の新モデルのプロトタイプも参考出展している。Campfire Audioの新イヤホン「IO」「POLARIS II」「ANDROMEDA」など、人気製品が多数並び、本日もブースは盛況だった。
■iC-CONNECT
iC-CONNECTでは、取り扱いの各ブランドから新製品は日本向けにチューニングしたJP Editionが多数出展されている。COLORFLYからは7月20日発売予定のポータブルオーディオプレーヤー「U6」が披露された(関連ニュース)。
U6は、昨年11月に発売されたハイエンドDAP「U8」の弟機にあたり、U8のユーザーからのフィードバックを受けて、操作性の改善などを図っているとのこと。バランス端子に「3.5mm PRO」を搭載した点を特長としており、ポータブルDAPでは初搭載とアピールしていた。
Astrotecでは完全ワイヤレスイヤホンの第二弾「S80」を出展。価格は8,000円前後、7月下旬から8月初旬の発売を予定している。ダイナミックドライバーを1基搭載、ベリリウム振動板を採用した点が特長とのことで、高音質を実現するとしている。またMMCX端子採用でリケーブル可能なハイレゾ対応イヤホン「Lyra Nature」、BAドライバー5基搭載の「Delphinus5」なども展示。いずれも日本向けにチューニングしたモデルとのこと。
中国ikkoAudioからはダイナミック型/BA型を各1基ずつ搭載するハイブリッドイヤホン「OH10」を出展。大学の研究室と共同で開発しているとのことで、真鍮ハウジングは質量がありつつも、耳への収まりを考慮した設計により、バランスよく装着できるとのこと。従来モデル「OH1」と比較して、中低域に厚みを持たせつつ、解像度の高いサウンドを実現するとのこと。
同社からはイヤーチップ「i-planet」やポータブルDACも展開。イヤーチップは低反タイプで、表面にコーティングを施し、素材には抗菌効果を持たせることで、消耗品ながら長く清潔に使えるとのこと。S/M/Lサイズ展開で、2ペア1,000円で発売予定。その他、OSTRYのハイブリッドイヤホン「KC07」のJPエディションモデルやSOUNDAWAREのポータブルプレーヤー「M2PRO」なども出展する。
■七福神商事
七福神商事も同社が扱う多数のブランドから、新製品を一斉に出展。また日本未上陸、今後展開予定としている新ブランドもいくつか紹介している。Aune Audioからはポータブルヘッドホンアンプの最新モデルとして、DAC機能を内蔵した「BU1」を出展。試聴に多くのユーザーが訪れていた。
BU1はフルディスクリート構成のポータブルヘッドホンアンプ。プレーヤーとはUSB接続でデジタル変換、内蔵DACを通してアンプ出力する。ラインアウトとヘッドホン端子を搭載する。音質はノイズを低減し非常にクリアで、厚みのあるサウンドを楽しめるとしている。DSD 512、PCM 768kHz/32bitまで対応するとのこと。8月中の発売予定で、価格は3万円台後半〜4万円台前半の見込み。
Fidueブランドからは新たなフラグシップイヤホン「Artemis」を出展。BA型を4基、ダイナミック型を1基、セラミックトゥイーターを1基と合計6ドライバー構成で、周波数帯域は5Hz〜40kHzをカバー。イヤーチップにはfinalのType-Eシリーズを付属する。価格は20万前後、8月中に発売予定とのこと。
他にもNAGA Audioの静電ドライバー4基+BAドライバー8基搭載の「Eurus」(8月中発売/30万円前後)や、Fearless AudioのBA12基搭載のセミカスタムIEM「HyperS」(8月中発売/12万円前後※耳型を送付し+7,000円追加で完全カスタムも可能)なども初出展。
TANCHJIMからはステンレス筐体イヤホン「Oxygen」のカスタム試作機や新エントリーイヤホン、SENDY AUDIOからは平面駆動ヘッドホン「AIVA」、平面駆動イヤホン「AIYA」など、多彩な製品を一斉に出展している。
また、日本未上陸の中国ケーブルブランドとして「HAKUGEI」「FAN Acoustics」の2ブランドから、本国にてラインナップしている製品を大量に展示。パラジウム・プラチナ合金を用いた超ハイエンドリケーブルなども出展されている。同社はイベントで試聴いただくユーザーの声を参考に、日本向けの製品を開発した上で展開をしていきたいとした。
■リアルアシスト
KineraやTipsyなどを取り扱うリアルアシストでは、日本のユーザーの声を聞くべく参考出展モデルが多数並んでいる。Tiivoxの「relei」(7月発売/3,890円予定)ではダイナミックドライバーを2基、垂直配置して搭載。これによりまとまりあるサウンドを実現するとのこと。2pin端子を採用しておりリケーブルも可能だ。
Kineraからはダイナミックドライバー1基搭載のイヤホン「Sif」(7月中発売/価格未定)や、日本向けに改良を施したという2BA+1ダイナミックのハイブリッドイヤホン「IDUN」(7月中発売/17,590円前後)などが登場した。またダイナミック1基搭載のエントリーイヤホン「#15(名称未定/発売時期未定/1,900円前後)」も展示する。またBluetooth 5.0対応も完全ワイヤレスイヤホンも並ぶ。こちらは発売時期未定、価格は8,900前後の予定とのこと。
他にも、tipsyの2BA+1ダイナミック構成のハイブリッドイヤホン「dunmer pro」(40,000円前後)や、UiiSiiのフラグシップにあたる2BA+1ダイナミック(φ10mm)構成のハイブリッドイヤホン「BA-T9」(22,000前後)なども試聴可能。同社も七福神商事同様に、試聴いただいたユーザーの反応を見ながら、製品改良や取り扱い如何を検討していくとした。
■ゼンハイザー
ゼンハイザーのブースでは、7月11日に発売開始となったばかりの新ユニバーサルIEM「IE 400 PRO」「IE 500 PRO」(関連ニュース)をメインに、完全ワイヤレスイヤホン「MOMENTUM True Wireless」や、人気の耳掛け型イヤホン「IE 40 PRO」、ヘッドホン「HD 800 S」などを出展している。
いずれのモデルも試聴に訪れるユーザが絶えなかったが、特に人気を集めていたのは新モデルの「IE 400 PRO」「IE 500 PRO」。動作原理から再設計したという7mmダイナミックドライバーを搭載し、「TrueResponse」テクノロジーにより、高い音圧レベルや騒がしい環境下でも、確かな音像を自然なままで聞き分けられるとしている。
■ミックスウェーブ
同社取り扱いブランド「Unique Melody」「qdc」「FAudio」「64 AUDIO」「Beat Audio」から、それぞれ事前発表のとおり新製品が登場した(関連ニュース)。
Unique Melodyは「MAVERICK」シリーズの最新モデルとして「MAVERICK III Custom」を出展。6ドライバー(低域1基、中低域1基、中域1基、高域2基+BA1基)を搭載したハイブリッド構成で、価格は19万円前後(なお、従来モデルを所有するユーザーには優待価格も予定している)。
従来モデル「MAVERICK II Custom」をベースに、ダイナミックドライバーを変更。以前は中低域をカバーしていたが、本機では低域のみを担当し、ドライバーチューニングも低域にフォーカスしているという。それに伴い、以前はミッド帯域を担当していたBAドライバーで中低域をカバーするとのこと。
またMAVENで採用された、BAドライバーのピークノイズに特定の逆位相信号を発生させて改善する新技術「Targeting Frequency Adjustment Technology(T.F.A.T)」をMAVERICK IIIでも搭載。シリーズの特長である硬質なサウンド感を保たせつつ、高域再生に特に効果的に働いているとのこと。MAVERICK IIIのユニバーサルモデルは検討中。なお筐体にチタンを採用したバージョンも考えられており、年内発表を目標に開発を進めているとのことだ。
qdcでは発表されたばかりの日本向け限定イヤホン「10SE」「6SE」「8SE」(関連ニュース)と、同社初のハイブリッドモデル「Fusion」を出展。先週開催のポタ研にて初披露されたモデルで、ダイナミックドライバーを低域用に1基、中高域にBAドライバーを4基搭載した5ドライバー構成。価格は106,000円前後、発売時期は10月頃に変更となった。
FAudioからは以前にもイベントにて参考出展していた「PROJECT Y」をポタフェスでも出展。静電型ドライバー、ダイナミックドライバー、BAドライバーの3タイプを搭載するハイブリッドイヤホンで、「9割方は完成形に近づいている」とのこと。年内の発売を目指しているとのこと。またユニバーサルイヤホン「Minor」も完成形に近い状態で出展、こちらも年内発売予定で価格は7万〜8万を予定する。
他にもBeat Audioの新ケーブル「Signal MKII」、64 AUDIOから名称未定の新モデルのプロトタイプも参考出展している。Campfire Audioの新イヤホン「IO」「POLARIS II」「ANDROMEDA」など、人気製品が多数並び、本日もブースは盛況だった。
■iC-CONNECT
iC-CONNECTでは、取り扱いの各ブランドから新製品は日本向けにチューニングしたJP Editionが多数出展されている。COLORFLYからは7月20日発売予定のポータブルオーディオプレーヤー「U6」が披露された(関連ニュース)。
U6は、昨年11月に発売されたハイエンドDAP「U8」の弟機にあたり、U8のユーザーからのフィードバックを受けて、操作性の改善などを図っているとのこと。バランス端子に「3.5mm PRO」を搭載した点を特長としており、ポータブルDAPでは初搭載とアピールしていた。
Astrotecでは完全ワイヤレスイヤホンの第二弾「S80」を出展。価格は8,000円前後、7月下旬から8月初旬の発売を予定している。ダイナミックドライバーを1基搭載、ベリリウム振動板を採用した点が特長とのことで、高音質を実現するとしている。またMMCX端子採用でリケーブル可能なハイレゾ対応イヤホン「Lyra Nature」、BAドライバー5基搭載の「Delphinus5」なども展示。いずれも日本向けにチューニングしたモデルとのこと。
中国ikkoAudioからはダイナミック型/BA型を各1基ずつ搭載するハイブリッドイヤホン「OH10」を出展。大学の研究室と共同で開発しているとのことで、真鍮ハウジングは質量がありつつも、耳への収まりを考慮した設計により、バランスよく装着できるとのこと。従来モデル「OH1」と比較して、中低域に厚みを持たせつつ、解像度の高いサウンドを実現するとのこと。
同社からはイヤーチップ「i-planet」やポータブルDACも展開。イヤーチップは低反タイプで、表面にコーティングを施し、素材には抗菌効果を持たせることで、消耗品ながら長く清潔に使えるとのこと。S/M/Lサイズ展開で、2ペア1,000円で発売予定。その他、OSTRYのハイブリッドイヤホン「KC07」のJPエディションモデルやSOUNDAWAREのポータブルプレーヤー「M2PRO」なども出展する。
■七福神商事
七福神商事も同社が扱う多数のブランドから、新製品を一斉に出展。また日本未上陸、今後展開予定としている新ブランドもいくつか紹介している。Aune Audioからはポータブルヘッドホンアンプの最新モデルとして、DAC機能を内蔵した「BU1」を出展。試聴に多くのユーザーが訪れていた。
BU1はフルディスクリート構成のポータブルヘッドホンアンプ。プレーヤーとはUSB接続でデジタル変換、内蔵DACを通してアンプ出力する。ラインアウトとヘッドホン端子を搭載する。音質はノイズを低減し非常にクリアで、厚みのあるサウンドを楽しめるとしている。DSD 512、PCM 768kHz/32bitまで対応するとのこと。8月中の発売予定で、価格は3万円台後半〜4万円台前半の見込み。
Fidueブランドからは新たなフラグシップイヤホン「Artemis」を出展。BA型を4基、ダイナミック型を1基、セラミックトゥイーターを1基と合計6ドライバー構成で、周波数帯域は5Hz〜40kHzをカバー。イヤーチップにはfinalのType-Eシリーズを付属する。価格は20万前後、8月中に発売予定とのこと。
他にもNAGA Audioの静電ドライバー4基+BAドライバー8基搭載の「Eurus」(8月中発売/30万円前後)や、Fearless AudioのBA12基搭載のセミカスタムIEM「HyperS」(8月中発売/12万円前後※耳型を送付し+7,000円追加で完全カスタムも可能)なども初出展。
TANCHJIMからはステンレス筐体イヤホン「Oxygen」のカスタム試作機や新エントリーイヤホン、SENDY AUDIOからは平面駆動ヘッドホン「AIVA」、平面駆動イヤホン「AIYA」など、多彩な製品を一斉に出展している。
また、日本未上陸の中国ケーブルブランドとして「HAKUGEI」「FAN Acoustics」の2ブランドから、本国にてラインナップしている製品を大量に展示。パラジウム・プラチナ合金を用いた超ハイエンドリケーブルなども出展されている。同社はイベントで試聴いただくユーザーの声を参考に、日本向けの製品を開発した上で展開をしていきたいとした。
■リアルアシスト
KineraやTipsyなどを取り扱うリアルアシストでは、日本のユーザーの声を聞くべく参考出展モデルが多数並んでいる。Tiivoxの「relei」(7月発売/3,890円予定)ではダイナミックドライバーを2基、垂直配置して搭載。これによりまとまりあるサウンドを実現するとのこと。2pin端子を採用しておりリケーブルも可能だ。
Kineraからはダイナミックドライバー1基搭載のイヤホン「Sif」(7月中発売/価格未定)や、日本向けに改良を施したという2BA+1ダイナミックのハイブリッドイヤホン「IDUN」(7月中発売/17,590円前後)などが登場した。またダイナミック1基搭載のエントリーイヤホン「#15(名称未定/発売時期未定/1,900円前後)」も展示する。またBluetooth 5.0対応も完全ワイヤレスイヤホンも並ぶ。こちらは発売時期未定、価格は8,900前後の予定とのこと。
他にも、tipsyの2BA+1ダイナミック構成のハイブリッドイヤホン「dunmer pro」(40,000円前後)や、UiiSiiのフラグシップにあたる2BA+1ダイナミック(φ10mm)構成のハイブリッドイヤホン「BA-T9」(22,000前後)なども試聴可能。同社も七福神商事同様に、試聴いただいたユーザーの反応を見ながら、製品改良や取り扱い如何を検討していくとした。