• ブランド
    特設サイト
公開日 2020/10/29 12:00

Anker、フルHD/HDRプロジェクター「Nebula Solar」など発表。「Cosmos Max」一般販売もスタート

ラインナップ拡充予定
編集部:平山洸太
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
アンカー・ジャパンは、同社プロジェクターブランド「Nebula」において、ラインナップの強化を発表。ホームプロジェクター「Vega Portable」「Solar」を2021年初旬、上位モデル「Cosmos Max」「Cosmos」を11月20日に発売する。

「Solar」

「Vega Portable」

Vega PortableとSolarは、フルHDとHDR10に対応するAndroid TV 9.0対応のスマートプロジェクター。Vega Portableが79,800円(税込)、Solarが69,800円(税込)での販売を予定する。

2機種の基本的な仕様は同様だが、バッテリー搭載の有無、輝度、スピーカーの出力の3つが大きく異なる。バッテリーはVega Portableのみが搭載し、約3時間の再生が可能。画面輝度はVega Portableが500ANSIルーメン、Solarが400ANSIルーメンとなる。

付属リモコン

スピーカーにはScan-Speak製のユニットを2基搭載し、総合出力はVega Portableが8W、Solarが6W。どちらもDolby Digital Plusを搭載する。

コントラスト比は1000:1で、スローレシオは1.2。3.18mの距離で最大120インチの投影が行える。オートフォーカスを備え、垂直方向の自動台形補正に対応する。水平方向の台形補正は手動となる。

背面端子部

外形寸法はどちらも約192×192×59mmで、質量はVega Portableが約1.4kg、Solarが約1.0kg。本体の裏側にはフラップを搭載し、投影角度の調節にも対応する。

本体の裏側にはフラップを搭載

また、昨年クラウドファンディングが行われた同社上位モデル「Cosmos Max」「Cosmos」の一般販売が11月20日からスタート。価格はCosmos Maxが179,980円(税込)、Cosmosが79,980円(税込)となる。

「Cosmos Max」

「Cosmos」

Cosmos Maxは4K/HDR10に対応するハイエンドモデルで、CosmosはフルHD/HDR10に対応するモデル。両機種ともOSにはAndroid TV 9.0を搭載し、YouTubeやAmazon Prime Video、Netflixなどのアプリを楽しめる。

「Cosmos Max」の投影イメージ

Cosmos Maxの輝度は1500ANSIルーメンで最大150インチ(@3.98m)の投影に対応。Cosmosは900ANSIルーメンとなり、最大120インチ(@3.18m)の投影が行える。コントラスト比はどちらも1000:1で、オートフォーカスと垂直方向の自動台形補正、水平方向の手動台形補正に対応する。

付属リモコン

サウンド面ではScan-Speak製の10Wユニットを採用し、Cosmos Maxには4基、Cosmosには2基内蔵している。どちらもDolby Digital Plusをサポートするほか、Cosmos MaxではSound Dimensionによる3Dオーディオにも対応する。

背面端子部(Cosmos Max)

ほかインターフェースはHDMI×2、USB-A×2、Bluetooth、Chromecast、AirPlay。外形寸法はCosmos Maxが約350×248×99mmで、Cosmosが約289×198×88mm。質量はCosmos Maxが約3.6kg、Cosmosが約2.0kgとなる。

今後はラインナップを拡充。モバイルだけでなくホームプロジェクターも展開

アンカー・ジャパンはメディア向けに発表イベント「Nebula Touch & Try Event」を少人数制で実施。新製品を紹介したほか、今後の戦略についても説明が行われた。

プレゼンには同社取締役 COOの猿渡 歩氏が登壇し、Nebulaブランドは「豊かなエンターテインメントの提供」「家族や友人とシェアする時間の大切さ」を念頭に開発してきたと説明。スマートフォンで動画を見るだけでなく、Nebulaの大画面を使って家族でコンテンツを楽んでほしいという。

取締役 COO 猿渡 歩氏

これを実現するために、映像/サウンドのクオリティやコンテンツの多彩さといった「良質なエンターテインメント」、そしてモビリティ/ユーザービリティ/デザインといった「どこでも使用可能なスマートデザイン」を、コアバリューとして定めているとのこと。

Nebulaが提供する新しい暮らし

つまり映像だけではなく、「音質やコンテンツをしっかり楽しめる」「プロジェクターらしくないデザイン」といった要素も重視することで、「リビングやベッドサイド、アウトドアなど、様々な時間におけるエンターテインメントのシェアが実現できる」という。

また、コロナ禍によって自宅で過ごす時間が増えたことで、Nebulaシリーズの売上も伸長。「2018年にローンチしてから右肩上がり。映画館に行けない代わりに家でみたいという需要があり、売上が伸びている。現在ではスマートプロジェクター市場で7割のシェアを持っている」と猿渡氏は述べた。

Nebulaブランドにおける成長

ラインナップについては、これまではモバイル向けに提供してきたが、「一方でホームプロジェクターとしてより明るいもの、よりスペックが高いものも今後はローンチする」という。加えて「Astro」のような低価格モデルも拡充することで、より多彩なニーズに対応する構えだ。

りんごサイズとアピールする「Astro」

そのほか、アイ・オー・データ機器との協業も発表。アイ・オー・データ機器の「録画テレビチューナー」と組み合わせることで、Nebulaのプロジェクターでテレビ視聴が可能になるという。この機能により、「(Nebulaのプロジェクターが)テレビを代替するようなデバイスになるのでは」と猿渡氏は自信を見せた。

「録画テレビチューナー」と連携

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム〜The 6 STORIES〜」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX