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公開日 2021/03/18 16:12
地域密着のN&Eハウス「市橋電気」、創業70周年で新たな飛躍を目指す
コロナ禍中でも着実に前進
東武東上線・上板橋駅前の活気ある商店の街並みを歩いて5分ほどの場所に位置する市橋電気。N&Eハウスへの昇格を果たしたのが2018年、今年同店は記念すべき70周年を迎えた。本日セレモニーが開催され、店は本日3月18日から22日までの5日間にわたって70周年記念セールを開催する。
創業は1951年、戦後間もない頃に創業者の市橋氏がラジオ制作をきっかけに店を興したという。70年もの長きにわたって地域に愛され、信頼されるお店だ。従業員だった中里芳行氏が1984年に2代目社長に就任し、さらに昨年の3月にやはり従業員だった森田和喜氏が3代目の社長に就任した。
セレモニーでは、パナソニックコンシューマーマーケティング(株)LE首都圏社 中央支社支社長・鷺谷義和氏も登壇、「高度経済成長やオイルショック、バブルとその崩壊、そしてコロナなどいくつもの波を乗り越えて来られた70周年、皆様のご努力の賜物です。地域に愛されさらに飛躍をしていただきたい」と激励の言葉を贈った。
「後継者不足で畳まざるを得ないお店も多い中、こうして受け継がれるのはありがたいことです。長く続けるには、私自身が元気に動けるうちにと考えました。森田社長と2人で力を合わせてやっております」と語る中里氏。現在は代表取締役会長として経営を担う。「私の次の世代に受け継いでもらえるよう、一層頑張って参ります」と意気込むのは代表取締役社長の森田氏だ。
とは言え、森田氏の社長就任と同じ頃からコロナ禍の時期となった。「昨年開催されるはずだった東京オリンピックも目前に控えていましたが、日常があまりにも大きく変わってしまいました」と振り返る。お客様の大半は地域のご高齢者だが、コロナ感染防止のため御用聞きの訪問が難しくなっている。
「足を運んで話をさせていただくことが次の仕事につながる商売ですから、この状況は痛いところ。今回の催事も感染対策も考えチラシの数を抑えています。来店された方へ用意した催事の記念品をお渡しできればいい、ただ感謝をお伝えするだけでという思いでした。けれどもチラシをお客様の玄関先に配布して帰ろうとすると、『来たんなら顔出してよ』と声をかけていただける。本当に嬉しいことです」と中里氏。築いてきたお客様との絆をあらためて実感する70周年となった。
コロナ禍の中でも堅調に推移。2年前に課題としていたリフォームも、声かけで徐々に引き合いが増え手応えを感じ取る。「初めて洗面化粧台の設置を手がけることになって、会長に手伝ってもらって自分たちで対応しました。自分たちでやれることが増えると元気になれます」と森田氏。声かけがありマンションの漏水にも2人で対応したといい、着実に伸びる工事の案件が底上げにつながっている。お客様のお宅に向かう際のマスク着用、持参した消毒用アルコールでの手や道具類の消毒も習慣化され、新たな日常の一コマとなった。
店をささえるもうひとりのメンバー、社長夫人の森田夏代さんも活躍する。一昨年から「手伝って」と請われて入店。前職はOL、家電商売は初めてだったというが、明るくきびきびした働きぶりで中里氏も太鼓判。POPなど見やすい手書きで自ら仕上げてディスプレイに工夫を凝らすなど店内の仕事に止まらず、会長・社長とともに外回りにも同行、重い商品運びや設置も一緒に手がける強い戦力となっている。
地域密着の商売で、「極めて好調、ということはないですが、極めて悪い時もない。こんな状況の中でもおかげさまであまり変わらずにやっていけます」と中里氏。71年目の新たな始まりも着実な歩みを進めている。
創業は1951年、戦後間もない頃に創業者の市橋氏がラジオ制作をきっかけに店を興したという。70年もの長きにわたって地域に愛され、信頼されるお店だ。従業員だった中里芳行氏が1984年に2代目社長に就任し、さらに昨年の3月にやはり従業員だった森田和喜氏が3代目の社長に就任した。
セレモニーでは、パナソニックコンシューマーマーケティング(株)LE首都圏社 中央支社支社長・鷺谷義和氏も登壇、「高度経済成長やオイルショック、バブルとその崩壊、そしてコロナなどいくつもの波を乗り越えて来られた70周年、皆様のご努力の賜物です。地域に愛されさらに飛躍をしていただきたい」と激励の言葉を贈った。
「後継者不足で畳まざるを得ないお店も多い中、こうして受け継がれるのはありがたいことです。長く続けるには、私自身が元気に動けるうちにと考えました。森田社長と2人で力を合わせてやっております」と語る中里氏。現在は代表取締役会長として経営を担う。「私の次の世代に受け継いでもらえるよう、一層頑張って参ります」と意気込むのは代表取締役社長の森田氏だ。
とは言え、森田氏の社長就任と同じ頃からコロナ禍の時期となった。「昨年開催されるはずだった東京オリンピックも目前に控えていましたが、日常があまりにも大きく変わってしまいました」と振り返る。お客様の大半は地域のご高齢者だが、コロナ感染防止のため御用聞きの訪問が難しくなっている。
「足を運んで話をさせていただくことが次の仕事につながる商売ですから、この状況は痛いところ。今回の催事も感染対策も考えチラシの数を抑えています。来店された方へ用意した催事の記念品をお渡しできればいい、ただ感謝をお伝えするだけでという思いでした。けれどもチラシをお客様の玄関先に配布して帰ろうとすると、『来たんなら顔出してよ』と声をかけていただける。本当に嬉しいことです」と中里氏。築いてきたお客様との絆をあらためて実感する70周年となった。
コロナ禍の中でも堅調に推移。2年前に課題としていたリフォームも、声かけで徐々に引き合いが増え手応えを感じ取る。「初めて洗面化粧台の設置を手がけることになって、会長に手伝ってもらって自分たちで対応しました。自分たちでやれることが増えると元気になれます」と森田氏。声かけがありマンションの漏水にも2人で対応したといい、着実に伸びる工事の案件が底上げにつながっている。お客様のお宅に向かう際のマスク着用、持参した消毒用アルコールでの手や道具類の消毒も習慣化され、新たな日常の一コマとなった。
店をささえるもうひとりのメンバー、社長夫人の森田夏代さんも活躍する。一昨年から「手伝って」と請われて入店。前職はOL、家電商売は初めてだったというが、明るくきびきびした働きぶりで中里氏も太鼓判。POPなど見やすい手書きで自ら仕上げてディスプレイに工夫を凝らすなど店内の仕事に止まらず、会長・社長とともに外回りにも同行、重い商品運びや設置も一緒に手がける強い戦力となっている。
地域密着の商売で、「極めて好調、ということはないですが、極めて悪い時もない。こんな状況の中でもおかげさまであまり変わらずにやっていけます」と中里氏。71年目の新たな始まりも着実な歩みを進めている。