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公開日 2021/06/29 11:44
シャープ、「mini LED次世代ディスプレイ」開発。大画面テレビのさらなる高画質化へ
輝度やコントラストが“飛躍的に向上”
シャープは、バックライトに小型のLEDを採用し、高密度に敷き詰めて制御することで、液晶ディスプレイの輝度やコントラストなどの表示性能を“飛躍的に向上”させたとする「mini LED 次世代ディスプレイ」を開発したことを発表した。これによって「大画面テレビのさらなる高画質化を実現する」としている。
今回、65型の試作機を開発。 4K液晶テレビ“AQUOS”2020年モデル「4T-C65CH1」比で約1/10サイズの小型LEDを8,000個以上バックライトに配置し、1,000以上のエリアに細かく分割して駆動しているという。
こうして細かなエリア駆動によって、描写する映像に応じて各エリアのLEDの点灯・非点灯をきめ細かく制御し、電力を効率的に活用。2,000nit(cd/m2)以上の高いピーク輝度と、100万:1以上の高コントラスト比を実現したという。また、量子ドット技術によりバックライト光の波長変換を行うことで、従来機比約1.2倍の広色域表現も可能にした。
シャープでは「本技術の早期実用化を目指し、テレビのさらなる高画質化に取り組んでまいります」としている。
今回、65型の試作機を開発。 4K液晶テレビ“AQUOS”2020年モデル「4T-C65CH1」比で約1/10サイズの小型LEDを8,000個以上バックライトに配置し、1,000以上のエリアに細かく分割して駆動しているという。
こうして細かなエリア駆動によって、描写する映像に応じて各エリアのLEDの点灯・非点灯をきめ細かく制御し、電力を効率的に活用。2,000nit(cd/m2)以上の高いピーク輝度と、100万:1以上の高コントラスト比を実現したという。また、量子ドット技術によりバックライト光の波長変換を行うことで、従来機比約1.2倍の広色域表現も可能にした。
シャープでは「本技術の早期実用化を目指し、テレビのさらなる高画質化に取り組んでまいります」としている。