• ブランド
    特設サイト
公開日 2021/10/28 16:51

オーディオテクニカ、SOLID BASS完全ワイヤレス「ATH-CKS50TW」。重低音&装着感を高めたシリーズの“集大成”

ソニーの360 Reality Audio認定モデル
編集部:伴 修二郎
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
オーディオテクニカは、「SOLID BASS」シリーズより、完全ワイヤレスイヤホン「ATH-CKS50TW」を11月5日より発売する。価格はオープンだが、税込18,500円前後での実売が予想される。

「ATH-CKS50TW」

ATH-CKS50TWは、2009年に初代モデルが登場して以降、10年以上にわたって “圧倒的な低域表現” と装着感を追求してきた「SOLID BASS」シリーズの新モデル。

「シリーズの集大成」というATH-CKS50TWでは、新規開発した大口径ダイナミックドライバー「φ9mm SOLID BASS HD TWSドライバー」を搭載。圧巻の重低音を再生するとアピールする。

新開発のφ9mmの大口径ダイナミックドライバー搭載

豊かな低域表現を実現するため、ドライバー背面には空気の流れをコントロールする音響スペースと、アコースティックダクトを配置。これにより理想的なドライバーの動きを促し、低域の量感を楽しめるという。

また本機は「360 Reality Audio」に対応。360 Reality Audioは、ソニーが独自立体音響技術を活かした新たな音楽体験として提供するもので、「オーディオテクニカが長年培ってきた音響技術の組み合わせにより、制作者が思い描く音の世界を存分に体験できる」としている。なお、360 Reality Audioの利用には、Amazon Music Unlimitedなど対応音楽サービスへの加入が必須となる。

装着面では、耳から外れにくい新構造を採用。小型化を追求した筐体設計と合わせて、イヤホンと耳の接触面を増やすことで耳への負担を抑え、軽く自然で安定した装着感を実現。長時間でも疲れにくいとしている。

自然な装着感で思いのまま重低音を楽しめる

イヤーピースには、硬度の異なる2つのシリコン材を配した新開発のハイブリッド構造を採用。耳に触れる傘の部分を柔らかな触感とすることで耳穴によりフィットし、軸部分は硬度を確保して、音質やノイズキャンセリング効果などへの影響を抑制。これにより密閉度を高めつつ、エネルギーロスを抑えた音の伝達を可能にするという。

新開発のハイブリッド構造イヤーピース

フィードフォワード式のアクティブノイズキャンセリング機能を搭載。周囲の音声を取り込みながら音楽を楽しめるヒアスルー機能や、再生中の音量を下げ、人の声の帯域にフォーカスして外音を取り込むクイックヒアスルー機能も搭載する。

連続再生時間は、大容量バッテリーの採用により、前モデルから約5時間伸長した最大約20時間を実現。ノイズキャンセリングオン時でも最大15時間再生が行える。付属の充電ケースと併用すれば最大約50時間の使用も可能だ。加えて、約10分の充電で約90分の連続再生が可能な急速充電にも対応する。

Bluetoothは5.2に準拠。コーデックはSBC/AAC/aptXに加え、aptX Adaptive Audioにも対応。対応周囲の電波環境やデータ転送状況に応じて、ビットレートをリアルタイムで変化させることで、常に安定した接続を保つと共に、映像に対する音の遅延も抑えるとしている。

また、独自のアンテナチューニングを施すことで安定した接続性を確保。左右独立転送に対応するQualcomm TrueWireless Mirroringを採用しており、音途切れや遅延を低減できるとしている。さらに、ゲームや動画試聴時により音と映像のずれを抑えられる低遅延モードも搭載する。

専用アプリ「Connect」に対応し、上述した低遅延モードのON/OFFやイコライザー調整などが行える。音量調整レベルはデフォルトで16段階の設定となっており、さらに32段階/64段階と細かく調整することも可能。ほか、コーデックの切り替えや、操作パターンを変えられるキーアサイン変更、紛失時にイヤホンを探す機能なども備える。

左右本体に搭載したボタンで各種操作が可能。通話用マイクには、マイク性能を向上させて自分の声を明瞭にする「Qualcomm cVc Generation 8.0」を採用し、通話品質を強化。さらに通話時に自分の声もイヤホンから聞くことができるサイドトーン機能も搭載する。

2台同時接続できるマルチポイントや、Androidデバイスとの接続時に便利なFast Pairにも対応。片側イヤホンのみ使用も可能だ。電源は充電ケースから取り出す/しまうだけで自動でON/OFFが可能。充電ケースにはLEDインジケーターを装備し、点灯/点滅で充電状況やケースの電池残量が確認できる。

イヤホン本体はIPX4相当の防水規格も備える。カラーバリエーションは、BG(ベージュ)/BK(ブラック)/BL(ブルー)の3色を用意する。

カラーバリエーションは3色展開

再生周波数帯域は、5Hz - 20kHz、インピーダンスは20Ω。質量は本体が約8g、充電ケースは約60g。付属品として、30cm充電用USBケーブル(USB Type-A/USB Type-C)とイヤーピース4サイズ(XS/S/M/L)を同梱する。

付属品イメージ

合わせて、国内外から注目を集めるダンサー “yurinasia” さんを起用しての、コンセプトムービーを本日10月28日より同時公開した。本機と過ごす1日がイメージできる内容となっている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 マランツ、未踏の領域へ。「次元が異なる」弩級フラグシップコンビ「MODEL 10」「SACD 10」レビュー!
2 JBL、楽天ブラックフライデーで人気完全ワイヤレスやサウンドバーが最大36%オフ。11/21 17時より
3 DAZN、登録なしで一部コンテンツを無料視聴できる新機能。11月導入予定
4 松村北斗と上白石萌音のW主演!PMSとパニック障害を抱える男女のかけがえのない物語
5 Sonos、ブランド初のプロ向けスピーカー「Era 100 Pro」発表。PoE採用で自由かつ簡単な設置を実現
6 妥協なきデノン “もうひとつの旗艦AVアンプ”。「AVC-A10H」がデノンサラウンドアンプのあらたな一章を告げる
7 iBasso Audio、初エントリーライン「iBasso Jr.」からポータブルDAC/アンプとイヤホンを発売
8 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
9 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
10 ビクター、実売5000円以下の完全ワイヤレス「HA-A6T」。耳にフィットしやすいラウンド型ボディ
11/18 10:32 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX