• ブランド
    特設サイト
公開日 2022/09/02 19:05

【IFA】ゼンハイザー、世界初の7.1.4ch一体型サウンドバー「AMBEO Soundbar Plus」

ワイヤレスサブウーファー「AMBEO Sub」も発表
編集部:松永達矢
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ゼンハイザーは、世界初の7.1.4ch構成を実現する一体型サウンドバー「AMBEO Soundbar Plus」と、ワイヤレスサブウーファー「AMBEO Sub」を発表した。本国では9月22日に発売予定とし、価格はAMBEO Soundbar Plus が1,499ユーロ(現時点で約201,000円)、AMBEO Subが699ユーロ(現時点で約98,000円)。なお、日本での展開は未定。

「AMBEO Soundbar Plus」

独ベルリンで9月2日 - 6日に開催されている家電見本市「IFA 2022」に合わせて発表されたもの。AMBEO Soundbar Plusは、5.1.4ch対応モデル「AMBEO Soundbar」(現在は「AMBEO Soundbar MAX」に名称変更)よりもコンパクトなサイズでありながら、サウンドバー本体のみで7.1.4chを実現したというモデル。

欧州最大の研究機関・フラウンホーファーとの共同開発による独自の立体音響技術「AMBEO」を搭載。設置された部屋の音響特性を読み取り、リスナーの周りに7つ、頭上に4つの仮想スピーカーを配置して音響調整を行う「セルフキャリブレーション機能」により、立体音響のパフォーマンスを最大限発揮させ、自宅でも映画館のような奥行きやインパクト、広々としたサラウンドを体験できるとしている。

スピーカーユニットは合計9基搭載し、フルレンジに2インチのAluminum Cone Fullrange Driverを7基、ウーファーに4インチのCellulose Cone Driverを2基使用する。またD級アンプを9基内蔵し、最大出力は400W。サラウンドフォーマットは、ドルビーアトモス、DTS:X、360 Reality Audio、MPEG-Hに対応。ステレオや5.1chのコンテンツをアップミックスし、3Dサラウンド化する機能も搭載する。

今回発表の「AMBEO Soundbar Plus」(写真上)と、従来機「AMBEO Soundbar 」

その音質は「オーディオマニアグレードの曲を聴くにも最適」だとアピール。さらに、再生中のコンテンツに適したサウンドに自動的に調整する機能や、カスタマイズ可能なプリセットや、専用アプリ「Smart Control」を介してイコライザー機能も利用できるとのこと。

AMBEO|OSプラットフォームを採用し、AirPlay 2、Spotify Connect、TIDAL Connectなど複数の音楽ストリーミングサービスの利用が可能となる。また、Chromecast built-inのGoogleアシスタント対応デバイスや、Amazon Alexa、Siriとのシームレスな連携を実現したという。

再生周波数帯域は38Hz - 20kHz。HDMI出力にeARC対応のHDMI2.1を1系統、入力にはHDMI 2.0aを2系統備える。ほか、最大192kHzまで対応のS/PDIF入力、AUX入力、USB type A端子を1系統ずつ装備する。ワイヤレス機能としてBluetooth 5.0 Classic、Wi-Fiに対応し、対応するBluetoothコーデックはSBC/AACとなる。外形寸法(足付き)は105.1×7.7×12.1cm、質量は約6.3kg。

AMBEO Subは、8インチのハイエンドウーファーと350W出力のD級アンプを搭載するワイヤレスサブウーファー。筐体設計は密閉型エンクロージャーを採用し、27Hzまでの再生が可能だとしている。

「AMBEO Sub」

マルチサブアレイテクノロジーにより、1つのホームシアターシステム内で最大4基までのAMBEO Subの接続が可能で、ケーブルレスに低音性能のスケールアップを図れるとアピール。また、内蔵の遠距離マイクを用いた高度なセルフキャリブレーション機能を装備しており、部屋の音響特性を正確に学習し、設置された部屋に適したパフォーマンスを発揮。複数台接続の場合にも、個別にキャリブレーションして最適なサウンドに調整できるとする。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム〜The 6 STORIES〜」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX