• ブランド
    特設サイト
公開日 2022/09/30 14:25

GRADO、金属/ココボロ材ハイブリッドハウジングのヘッドホン「GS3000x」。ドライバー径は“歴代最大”

マホガニー/イペ材ハウジングの「GS1000x」も
編集部:杉山康介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ナイコムは、同社が取り扱うGRADOのオープン型ヘッドホン“Statementシリーズ”の新モデル「GS3000x」「GS1000x」を10月7日より発売する。両製品ともに4ピンXLRバランス端子モデルも用意しており、各モデルの価格は以下の通り(価格は全て税込)。

・GS3000x:¥306,900
・GS3000x Balanced:¥333,300
・GS1000x:¥184,030
・GS1000x Balanced:¥210,100

GS3000xはココボロ材とメタルチャンバーを組み合わせたハウジング、そして「これまでで最もパワフルなドライバー」により、ブランド60年の歴史の中で最高の音質を実現したというモデル。そのサウンドについては「音楽の内側へ旅をすることができ、楽器と楽器の間の空間感まで聴くことができる」と紹介している。

GS3000x

ドライバーには、歴代最大サイズを誇るという新開発の52mm径 Xドライバーを搭載。より強力な磁気回路、有効質量を減らしたボイスコイル、再構成されたダイアフラムといった各部品を52mmドライバー用に再設計することで、効率の向上と歪みの減少を実現したという。

ハウジングには、GRADOにとって最適な音質特性と質量を備えるというココボロ材を採用。その内部にメタルチャンバーを配置することで質量を増やし、大型ドライバーの剛性をコントロールしている。また、ドライバーにはココボロ材の粘り強さ、メタルの精密さを表現するための特別チューニングを施したとのこと。

ケーブルやヘッドバンドも従来モデルから一新。ケーブルは耐久性を高めた外装と、純度を高めたスーパーアニールカッパー12芯ケーブルを採用。ヘッドバンドはブラックレザーにホワイトステッチのアクセントを施している。

周波数特性は4Hz - 51kHzで、インピーダンスは38Ω、感度は99.8dB。左右音圧差は0.05dB以下。ケーブルを含む質量は約520gとなっている。

GS1000xはマホガニー/イペ材のハイブリッドハウジングと、50mm径 Xドライバーを採用するモデル。同ブランドでは多くの木材を研究してきたが、中でもマホガニー材には、他のどの木材よりも長く向き合い、何世代にもわたって技術を磨き上げてきたという。

GS1000x

従来の“GS1000シリーズ”でもマホガニーを採用してきたが、本製品では耐久性に優れるという南米産イペ材を組み合わせた。マホガニーは温かみのある音色、イペは木目を通したあらゆる音を受け止める頑丈なベースとして機能し、サウンドをより一層引き立てるとしている。

また、フルボディのヘッドホンとしては初めて、大型の50mm径 Xドライバーを採用。マホガニーの温かみを表現するためにデザインされた磁気回路、ボイスコイル、振動板を50mmドライバー用に再設計することで、効率の向上と歪みの減少を実現したという。

GS3000xと同様、外装の耐久性や純度を高めたスーパーアニールカッパー12芯ケーブルと、ブラックレザーにホワイトステッチを施したヘッドバンドを採用。周波数特性は8Hz - 35kHzで、インピーダンスは38Ω、感度は99.8dB。左右音圧差は0.05dB以下。ケーブルを含む質量は約380gとなっている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 ソニー、第2世代フラグシップ・ミラーレス一眼「α1 II」。画質、操作性を着実に強化
2 オーディオファイル待望の物量投入型プリメインアンプ!デノン「PMA-3000NE」をクオリティチェック
3 目黒蓮を“もっとそばに”感じられる特別イベント。「レグザミュージアム〜The 6 STORIES〜」11/21から原宿で開催
4 ボーズ、McIntosh Groupを買収。マッキントッシュ、ソナス・ファベールが傘下に
5 ビックカメラ.com、「2025年新春福箱」の抽選申し込み開始。全66種類、iPadやPS5も登場
6 覚えておくと絶対便利!iPhoneの「計測」アプリでできる、あんなことこんなこと
7 ビクター「HA-A6T」レビュー!5000円切り完全ワイヤレスイヤホンは「価格を上回るクオリティ」
8 高音質と機能性を両立する新たなスタンダード機!AVIOTのANC完全ワイヤレス「TE-V1R」レビュー
9 Meze Audioが打ち出す待望の入門モデル。開放型ヘッドホン「105 AER」&イヤホン「ALBA」の音質に迫る
10 新開発ユニットを巧みに操る懐深いサウンド。ELAC「Debut 3.0」フロア型/ブックシェルフ型を聴く
11/21 10:37 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX