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公開日 2022/11/16 17:00
<Inter BEE>オーディオテクニカ、携行可能サイズなイマーシブマイク/ベルーナドーム導入のボーズ製アレイスピーカーシステム展示
ルームチューニングアイテムの出展も
音と映像と通信機器の総合展示会「Inter BEE 2022」が、本日11月16日(水)から18日(金)にかけて幕張メッセにて開催されている。昨年同様リアルとオンライン(12/23まで)の2会場での実施となる。本稿ではプロオーディオ機器を中心とした展示を行なうHall4より、オーディオテクニカ、ボーズ、ヒビノグループの内容を紹介する。
■オーディオテクニカ
オーディオテクニカブースでは、SI向けのワイヤレスシステムや、ブロードキャスティング用途の機材を多数展示していた。2023年発売予定の製品として、一人でも携行可能なサイズのイマーシブオーディオマイクロフォン「BP3600」を出展。8基のマイクユニットを15cm間隔で配置することで、映画撮影、コンサート、スポーツイベントなどの3Dオーディオ収録に理想的なチャンネルセパレーションを実現したという。
マイクカプセルのサイズは直径12mm。特性は単一指向特性よりも指向性の狭い、ハイパーカーディオイド方式を採用する。5.1.4chのスピーカーレイアウトを想定し、現場にいるかのような臨場感のある音を手軽に収音できるとアピールする。ブースにはオプションアイテムのウィンドジャマーを装備された物も展示されていた。
収録機材のジャンルでは、プロ仕様のダイナミックハンドヘルドマイク「ATS99」も展示。こちらは11月25日の発売となる。様々なボーカリストの声や意見をもとに設計を行ったとしており、量感ある中低域サウンドと低域から高域までを聴かせるレスポンス幅を実現したとのことだ。
指向特性はハイパーカーディオイド、マイク本体は軽量ボディと堅牢性を両立したアルミ削り出し。内部にショックマウント構造を備えることで、手持ち使用時のハンドリングノイズを低減するなど、ライブシーンでの使用感も配慮したとする。
ほか、会場ブース内にはハドルルームを設置。1.9GHz帯ワイヤレスシステム「Engineered Sound Wireless Systems」を利用し、会場内から東京・御茶ノ水のテクニカハウスへZOOMで接続。ワイヤレス通信に1.9GHz帯を使用することで機器のバッティングを避けつつ、多数のワイヤレスマイクを同時使用したウェブカンファレンスのデモンストレーションが実施されていた。
■ボーズ
ボーズブースでは競技場やスタジアム、エンターテインメント施設向けのモジュール型スピーカー「ArenaMatch」シリーズが展示された。主な導入先となるスタジアムといった規模の大きい野外施設は音の指向性制御が難しいとされているが、本シリーズでは出音の放射角度(水平・垂直)を着脱可能なウェーブガイドでコントロール可能となっているという。
シリーズを複数運用したアレイスピーカーを組むことで客席を狙ったサウンド再生が実現でき、「垂直方向のコントロールは他社もやっているが、水平方向のコントロールは弊社製品独自の強み」だとブーススタッフはアピールしていた。
日本での導入例として西武ライオンズ本拠地「ベルーナドーム」(改修当時の名称はメットライフドーム)にシステムを納入。ベルーナドームには250基(ポイントソーススピーカー「ArenaMatch Utility」シリーズ含む)以上の数の同社スピーカーが設置されているとのことだ。
その他のプロダクトとしてUSB会議デバイスVIDEOBARシリーズより、11月に発売されたばかりの小型モデル「Bose Videobar VB-S」のデモンストレーションがブース内にて実施されていた。
中規模会議室向けモデル「Bose Videobar VB1」のリリースから始まった本シリーズであるが、VB1は発売当時から大手企業から中小企業に至るまで多く採用されているほか、オンラインとオフラインによるハイブリッド授業を行なう教育機関からの引き合いが強いとのことだ。
■ヒビノグループ
ヒビノブースでは、同社取り扱いのJBL PROFESSIONALより、2Wayタイプのフラグシップラインアレイスピーカー「VTX-46」や、パワード・ラインアレイスピーカー「SRX900」シリーズを展開。イベントホールで行われる「INTER BEE EXPERIENCE X-Speaker」ではスピーカー体験デモンストレーションを2回のスケジュール(11/17 13:50〜/11/18 16:30〜)にて実施する。
同ブース内で展示を行う日本音響エンジニアリングは、同社の柱状拡散型ルームチューニングアイテム「ANKH(アンク)」に吸音機構を付与した「Hybrid ANKH」、同社の展開するモニタースピーカー「NES」シリーズ初のアクティブ型ニアフィールド機「NES mini」を初出展。ANKHシリーズによる空間チューニングを施した環境でスピーカーからの出音をチェックすることができた。
■オーディオテクニカ
オーディオテクニカブースでは、SI向けのワイヤレスシステムや、ブロードキャスティング用途の機材を多数展示していた。2023年発売予定の製品として、一人でも携行可能なサイズのイマーシブオーディオマイクロフォン「BP3600」を出展。8基のマイクユニットを15cm間隔で配置することで、映画撮影、コンサート、スポーツイベントなどの3Dオーディオ収録に理想的なチャンネルセパレーションを実現したという。
マイクカプセルのサイズは直径12mm。特性は単一指向特性よりも指向性の狭い、ハイパーカーディオイド方式を採用する。5.1.4chのスピーカーレイアウトを想定し、現場にいるかのような臨場感のある音を手軽に収音できるとアピールする。ブースにはオプションアイテムのウィンドジャマーを装備された物も展示されていた。
収録機材のジャンルでは、プロ仕様のダイナミックハンドヘルドマイク「ATS99」も展示。こちらは11月25日の発売となる。様々なボーカリストの声や意見をもとに設計を行ったとしており、量感ある中低域サウンドと低域から高域までを聴かせるレスポンス幅を実現したとのことだ。
指向特性はハイパーカーディオイド、マイク本体は軽量ボディと堅牢性を両立したアルミ削り出し。内部にショックマウント構造を備えることで、手持ち使用時のハンドリングノイズを低減するなど、ライブシーンでの使用感も配慮したとする。
ほか、会場ブース内にはハドルルームを設置。1.9GHz帯ワイヤレスシステム「Engineered Sound Wireless Systems」を利用し、会場内から東京・御茶ノ水のテクニカハウスへZOOMで接続。ワイヤレス通信に1.9GHz帯を使用することで機器のバッティングを避けつつ、多数のワイヤレスマイクを同時使用したウェブカンファレンスのデモンストレーションが実施されていた。
■ボーズ
ボーズブースでは競技場やスタジアム、エンターテインメント施設向けのモジュール型スピーカー「ArenaMatch」シリーズが展示された。主な導入先となるスタジアムといった規模の大きい野外施設は音の指向性制御が難しいとされているが、本シリーズでは出音の放射角度(水平・垂直)を着脱可能なウェーブガイドでコントロール可能となっているという。
シリーズを複数運用したアレイスピーカーを組むことで客席を狙ったサウンド再生が実現でき、「垂直方向のコントロールは他社もやっているが、水平方向のコントロールは弊社製品独自の強み」だとブーススタッフはアピールしていた。
日本での導入例として西武ライオンズ本拠地「ベルーナドーム」(改修当時の名称はメットライフドーム)にシステムを納入。ベルーナドームには250基(ポイントソーススピーカー「ArenaMatch Utility」シリーズ含む)以上の数の同社スピーカーが設置されているとのことだ。
その他のプロダクトとしてUSB会議デバイスVIDEOBARシリーズより、11月に発売されたばかりの小型モデル「Bose Videobar VB-S」のデモンストレーションがブース内にて実施されていた。
中規模会議室向けモデル「Bose Videobar VB1」のリリースから始まった本シリーズであるが、VB1は発売当時から大手企業から中小企業に至るまで多く採用されているほか、オンラインとオフラインによるハイブリッド授業を行なう教育機関からの引き合いが強いとのことだ。
■ヒビノグループ
ヒビノブースでは、同社取り扱いのJBL PROFESSIONALより、2Wayタイプのフラグシップラインアレイスピーカー「VTX-46」や、パワード・ラインアレイスピーカー「SRX900」シリーズを展開。イベントホールで行われる「INTER BEE EXPERIENCE X-Speaker」ではスピーカー体験デモンストレーションを2回のスケジュール(11/17 13:50〜/11/18 16:30〜)にて実施する。
同ブース内で展示を行う日本音響エンジニアリングは、同社の柱状拡散型ルームチューニングアイテム「ANKH(アンク)」に吸音機構を付与した「Hybrid ANKH」、同社の展開するモニタースピーカー「NES」シリーズ初のアクティブ型ニアフィールド機「NES mini」を初出展。ANKHシリーズによる空間チューニングを施した環境でスピーカーからの出音をチェックすることができた。