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公開日 2023/06/23 15:00
ソニー、「Crystal LED」新シリーズをお披露目。法人向けブラビアなど新製品群を紹介
「ビジネスソリューション内見会2023」レポート
ソニーは、ビジネス向けの映像・音響ソリューションを紹介する「ビジネスソリューション内見会2023」をメディア向けに開催した。本稿では主に法人向けにリリースされる新製品群の展示内容についてレポートしたい。
内見会冒頭にはソニーマーケティング(株)より、現在のB2Bビジネスへの取り組みやソリューション事業についてプレゼンテーションが行われた。
B2Bビジネスでは、顧客を起点にコア技術を活かした製品の提供を行い、顧客のニーズに対して自社で賄えない範囲はパートナー企業の協力を得て、「製品+SI+サービス」という付加価値を提供することがB2Bビジネスの基本であると強調した。
具体的なコア技術として映像伝送技術、音響技術、空間再現ディスプレイなどを挙げ、顧客の課題解決を実現するソリューションを提供している。
B2Bソリューション事業としては、主にメディア制作市場でのコンテンツ価値や生産性の向上を促すメディアソリューション事業と、最新の映像技術で企業や教育現場における課題解決に貢献するビジネスソリューション事業の2つを掲げる。
ビジネスソリューション事業の事例として、企業価値の工場とDX化に貢献する映像システム・配信ソリューションの提案、温泉ホテルにおいて立体音響とプロジェクションマッピングを活用したショー演出などでイマーシブ体験を加速する空間提案の演出について紹介した。
また、B2Bディスプレイ市場では、会議用途の導入加速、大型化・多機能化ニーズの拡大、デジタルサイネージの普及などで、32インチ以上の業務用ディスプレイの市場規模がさらに拡大傾向にあると指摘した。
そのなかで、同社が展開する法人向けブラビアは、民生用ブラビアの高画質技術を活用したソリューションやCrystal LEDによる圧倒的な臨場感と没入感で、新しい体験価値を創出しているとアピールする。
内覧会の2F会場では、「ブラビア/ブラビアデジタルサイネージ」「Crystal LED」「空間再現ディスプレイ」「映像制作ソリューション」の4つのコーナーをメインに展開した。
「ブラビア/ブラビアデジタルサイネージ」では、法人向けブラビアから今年6月に発表されたフラグシップ機「BZ50L」をはじめとする、テレビチューナー非搭載“4K業務用ディスプレイ ブラビア”4シリーズが一堂に展示された。
いずれのシリーズも高画質を担保しながら、ビジネスシーンで求められる設置性や利便性、サポート面もしっかりとフォローしているとアピールする。
フラグシップとなる「BZ50L」は、民生機のブラビアでも上位機に搭載される認知特性プロセッサー「XR」を備えた98インチのモデルで、色や精細感、コントラストなどの各要素を、同プロセッサーが人の脳が行うように横断的に分析する。
ピーク輝度が1,500カンデラ、通常輝度も780カンデラの高輝度パネルを搭載。前モデルと比較して約20kgの軽量化、背面ハンドル位置も持ちやすくして、取り回しの良さも改善する。大会議室や企業受付のエントランスへの設置を想定している。
「BZ40L」は、「ディープブラック・ノングレアコーティング」を新たに採用したB2B向けのプレミアムモデル。アンチグレア処理に加えて低反射の加工を施すことで映り込みを大幅に低減。アンチグレアだけでは両立が難しかったコントラスト低下の抑制も同時に実現している。
高コントラストの美しい映像を可能にしながら、47%の優れたヘイズ値を実現して見やすさを向上。すぐ横のブースには、他メーカーの高ヘイズ製品を並べて画質比較できるコーナーも設けてアピール。実際の映り込みや色の再現度、視野角の違いを比較できる。
BZ40Lと同じ「HDR X1」と「トリルミナス プロ」を搭載したスタンダードモデルとなる「BZ35L」「BZ30L」を並べて展開。全シリーズとも、従来前面に配置していたSONYロゴを側面に変更し、ロゴがあることによる情報のノイズを抑える配慮がされている。
そのほかにも、専用ソフトウェア内のビジネス向けに強化されたプロモード、IPコントロールを活用した会議室用途向けの拡張機能、マルチディスプレイ用の専用アプリといったデジタルサイネージ向けのソリューションの展示が行われた。
「Crystal LED」コーナーでは、今年発売されたLEDディスプレイキャビネット「Crystal LED」の新シリーズである「CHシリーズ」が、展示会としては国内初お披露目された。本展示ではピッチ1.5mmで137インチのFHD解像度に組み上げられたモデルが展示された。
CHシリーズは高いコントラスト比と独自の「ディープブラックコーティング技術」による深い黒と豊かな階調表現が特長。現行モデルの「Cシリーズ」と画質は同様ながら、輝度が750カンデラから1,300カンデラに向上。加えて、消費電力は20%ダウン、軽量化も実現している。
sRGB比で146%以上の広色域を実現。これまでCrystal LEDで培った独自のLED制御技術と「ブラビア」で培った信号処理技術を融合させた高画質プロセッサー「X1 for Crystal LED」を搭載する。
美術館や博物館など印象的な映像表現が求められる場所に適しているほか、「ショールームや企業のエントランスなどに設置いただき、商品の良さを訴求する活用方法も想定してもらいたい」とのこと。
CHシリーズのすぐ隣にはCシリーズも設置され、輝度の違いなどを比較できるほか、映像の基準値が確認できるマスターモニターも設置された。
「空間再現ディスプレイ」コーナーでは、先日発表された裸眼3D“空間表示ディスプレイ”の第2世代モデル「ELF-SR2」の実機を展示。第1世代モデル「ELF-SR1」も展示され、比較しながら性能差が体感できる。
ELF-SR2は、15.6型だったSR1から画面サイズが27型に拡大。立体映像処理や画質の性能も高められ、より没入感のある立体表示が可能になったという。
ブラビアのノウハウを活かした「超解像エンジン」を搭載し、エッジや高帯域信号を検出して最適な補正をかけることで、27型に拡大した画面でも解像感の高い立体映像を実現する。色深度は10bit、色域はAdobeRGB 約100%をカバー。基本的な映像表示性能も向上している。
「映像制作ソリューション」コーナーでは、カメラ製品を活用した広報・配信向けのソリューションやαリモート制御ソリューション、クラウド制作サービスなどを紹介する。
広報・配信向けのカメラソリューションでは、FX3と呼ばれるレンズ交換可能な大判イメージセンサーを搭載するカメラの撮影比較映像が確認できる。ラージセンサーカメラによる背景をぼかした演出は、話し手をより引き立たせた印象的な映像を配信可能とする。
レンズ交換式のフルサイズセンサーを搭載したCinemaLineカメラ「FR7」およびリモートコントローラー「RM-IP500」により、タブレットを活用したリモート操作に対応するシステムも紹介。
1つのリモコンで複数台のカメラを操作したり、タブレットを活用してプリセットを呼び出したりできる。動きのある映像配信を少人数のオペレーションでまわせるのがリモートカメラの特徴とアピールした。
VLOGCAM「ZV-E1」では、オートフレーミング機能を活用した撮影方法を紹介。認識した被写体を追尾し、AIベースの被写体認識技術を使用して自動クロップ(画面の切り出し)し、カメラが自動的に構図を変更する。三脚上で固定されている場合にも、まるでカメラマンが撮影しているかのようなカメラワークを実現する。
VLOGCAM「ZV-E10L」を活用した、PCとUSB接続したカメラ映像と音声のライブ配信、WEB会議サービスに利用できる「USBストリーミング機能」の紹介ブースも用意された。
そのほか、αリモート制御ソリューションとして、ソニー製カメラでリモート操作や制御を実現する無償開発キット「Camera Remote SDK」、伝送・ライフ・簡単編集・共有を月額サービスで活用できるクラウド映像制作サービスを紹介。
業務向けモニターのブースでは、今年11月に発売予定の最上位31型4K/HDRマスターモニター「BVM-HX3110」、今秋に発売予定の広色域液晶モニターを備えた18型マルチフォーマット液晶モニター「LMD-A180」の実機を展示。現行モデル「PVM-X1800」と共に、高輝度・広色域パネルによる正確な映像信号の再現が確認できる。
3F会場は「エンタープライズソリューション」コーナーとして、ビジネスプロジェクター/ラインアレイスピーカーによる展示や次世代プレゼンルーム/教室ソリューションのデモンストレーションが行われた。
パワードラインアレイスピーカー「SLS-1A」を活用した会議・教室デモンストレーションでは、狙った方向に明瞭で均一な音を届けるラインアレイ方式を再現。音の方向は会議室や教室のサイズ感、また立ち見の方がいるかなどに合わせて調整も行える。
スクリーンや講師のいる前方向から自然な音が均一に聞こえることで、参加者はどの場所に座っていても講師の声が違和感なく、かつ聞き取りやすいことが確認できた。
隣の部屋では、今年6月に発売されたAIアルゴリズムを活用した「PTZオートフレーミング機能」を搭載する業務用4Kリモートカメラ「SRG-A40」のデモンストレーションを実施。
リモートカメラ向けに新開発した「PTZオートフレーミング機能」により、狙った被写体をPan(水平方向)/Tilt(垂直方向)/Zoom(拡大縮小)の3軸で自動追尾が可能。加えて、被写体の動きに合わせてリアルタイムに最適な構図に調整するフレーミングができ、軽いお辞儀など被写体が誰かと交差した際にも、自然なカメラワークを実現する。
天井設置型のビームフォーミングマイクロホン「MAS-A100」のデモでは、天井に2台設置されたMAS-A100から収音することで、話し手の完全ハンズフリーを実現しながら明瞭な声を部屋の中に届ける様が確認できた。
■ビジネス向けソリューション事業ではディスプレイ市場の成長が加速
内見会冒頭にはソニーマーケティング(株)より、現在のB2Bビジネスへの取り組みやソリューション事業についてプレゼンテーションが行われた。
B2Bビジネスでは、顧客を起点にコア技術を活かした製品の提供を行い、顧客のニーズに対して自社で賄えない範囲はパートナー企業の協力を得て、「製品+SI+サービス」という付加価値を提供することがB2Bビジネスの基本であると強調した。
具体的なコア技術として映像伝送技術、音響技術、空間再現ディスプレイなどを挙げ、顧客の課題解決を実現するソリューションを提供している。
B2Bソリューション事業としては、主にメディア制作市場でのコンテンツ価値や生産性の向上を促すメディアソリューション事業と、最新の映像技術で企業や教育現場における課題解決に貢献するビジネスソリューション事業の2つを掲げる。
ビジネスソリューション事業の事例として、企業価値の工場とDX化に貢献する映像システム・配信ソリューションの提案、温泉ホテルにおいて立体音響とプロジェクションマッピングを活用したショー演出などでイマーシブ体験を加速する空間提案の演出について紹介した。
また、B2Bディスプレイ市場では、会議用途の導入加速、大型化・多機能化ニーズの拡大、デジタルサイネージの普及などで、32インチ以上の業務用ディスプレイの市場規模がさらに拡大傾向にあると指摘した。
そのなかで、同社が展開する法人向けブラビアは、民生用ブラビアの高画質技術を活用したソリューションやCrystal LEDによる圧倒的な臨場感と没入感で、新しい体験価値を創出しているとアピールする。
■“4K業務用ディスプレイ ブラビア”新4シリーズを一挙展開
内覧会の2F会場では、「ブラビア/ブラビアデジタルサイネージ」「Crystal LED」「空間再現ディスプレイ」「映像制作ソリューション」の4つのコーナーをメインに展開した。
「ブラビア/ブラビアデジタルサイネージ」では、法人向けブラビアから今年6月に発表されたフラグシップ機「BZ50L」をはじめとする、テレビチューナー非搭載“4K業務用ディスプレイ ブラビア”4シリーズが一堂に展示された。
いずれのシリーズも高画質を担保しながら、ビジネスシーンで求められる設置性や利便性、サポート面もしっかりとフォローしているとアピールする。
フラグシップとなる「BZ50L」は、民生機のブラビアでも上位機に搭載される認知特性プロセッサー「XR」を備えた98インチのモデルで、色や精細感、コントラストなどの各要素を、同プロセッサーが人の脳が行うように横断的に分析する。
ピーク輝度が1,500カンデラ、通常輝度も780カンデラの高輝度パネルを搭載。前モデルと比較して約20kgの軽量化、背面ハンドル位置も持ちやすくして、取り回しの良さも改善する。大会議室や企業受付のエントランスへの設置を想定している。
「BZ40L」は、「ディープブラック・ノングレアコーティング」を新たに採用したB2B向けのプレミアムモデル。アンチグレア処理に加えて低反射の加工を施すことで映り込みを大幅に低減。アンチグレアだけでは両立が難しかったコントラスト低下の抑制も同時に実現している。
高コントラストの美しい映像を可能にしながら、47%の優れたヘイズ値を実現して見やすさを向上。すぐ横のブースには、他メーカーの高ヘイズ製品を並べて画質比較できるコーナーも設けてアピール。実際の映り込みや色の再現度、視野角の違いを比較できる。
BZ40Lと同じ「HDR X1」と「トリルミナス プロ」を搭載したスタンダードモデルとなる「BZ35L」「BZ30L」を並べて展開。全シリーズとも、従来前面に配置していたSONYロゴを側面に変更し、ロゴがあることによる情報のノイズを抑える配慮がされている。
そのほかにも、専用ソフトウェア内のビジネス向けに強化されたプロモード、IPコントロールを活用した会議室用途向けの拡張機能、マルチディスプレイ用の専用アプリといったデジタルサイネージ向けのソリューションの展示が行われた。
■「Crystal LED」の新シリーズをお披露目
「Crystal LED」コーナーでは、今年発売されたLEDディスプレイキャビネット「Crystal LED」の新シリーズである「CHシリーズ」が、展示会としては国内初お披露目された。本展示ではピッチ1.5mmで137インチのFHD解像度に組み上げられたモデルが展示された。
CHシリーズは高いコントラスト比と独自の「ディープブラックコーティング技術」による深い黒と豊かな階調表現が特長。現行モデルの「Cシリーズ」と画質は同様ながら、輝度が750カンデラから1,300カンデラに向上。加えて、消費電力は20%ダウン、軽量化も実現している。
sRGB比で146%以上の広色域を実現。これまでCrystal LEDで培った独自のLED制御技術と「ブラビア」で培った信号処理技術を融合させた高画質プロセッサー「X1 for Crystal LED」を搭載する。
美術館や博物館など印象的な映像表現が求められる場所に適しているほか、「ショールームや企業のエントランスなどに設置いただき、商品の良さを訴求する活用方法も想定してもらいたい」とのこと。
CHシリーズのすぐ隣にはCシリーズも設置され、輝度の違いなどを比較できるほか、映像の基準値が確認できるマスターモニターも設置された。
「空間再現ディスプレイ」コーナーでは、先日発表された裸眼3D“空間表示ディスプレイ”の第2世代モデル「ELF-SR2」の実機を展示。第1世代モデル「ELF-SR1」も展示され、比較しながら性能差が体感できる。
ELF-SR2は、15.6型だったSR1から画面サイズが27型に拡大。立体映像処理や画質の性能も高められ、より没入感のある立体表示が可能になったという。
ブラビアのノウハウを活かした「超解像エンジン」を搭載し、エッジや高帯域信号を検出して最適な補正をかけることで、27型に拡大した画面でも解像感の高い立体映像を実現する。色深度は10bit、色域はAdobeRGB 約100%をカバー。基本的な映像表示性能も向上している。
■ソニー製カメラを活用した「映像制作ソリューション」
「映像制作ソリューション」コーナーでは、カメラ製品を活用した広報・配信向けのソリューションやαリモート制御ソリューション、クラウド制作サービスなどを紹介する。
広報・配信向けのカメラソリューションでは、FX3と呼ばれるレンズ交換可能な大判イメージセンサーを搭載するカメラの撮影比較映像が確認できる。ラージセンサーカメラによる背景をぼかした演出は、話し手をより引き立たせた印象的な映像を配信可能とする。
レンズ交換式のフルサイズセンサーを搭載したCinemaLineカメラ「FR7」およびリモートコントローラー「RM-IP500」により、タブレットを活用したリモート操作に対応するシステムも紹介。
1つのリモコンで複数台のカメラを操作したり、タブレットを活用してプリセットを呼び出したりできる。動きのある映像配信を少人数のオペレーションでまわせるのがリモートカメラの特徴とアピールした。
VLOGCAM「ZV-E1」では、オートフレーミング機能を活用した撮影方法を紹介。認識した被写体を追尾し、AIベースの被写体認識技術を使用して自動クロップ(画面の切り出し)し、カメラが自動的に構図を変更する。三脚上で固定されている場合にも、まるでカメラマンが撮影しているかのようなカメラワークを実現する。
VLOGCAM「ZV-E10L」を活用した、PCとUSB接続したカメラ映像と音声のライブ配信、WEB会議サービスに利用できる「USBストリーミング機能」の紹介ブースも用意された。
そのほか、αリモート制御ソリューションとして、ソニー製カメラでリモート操作や制御を実現する無償開発キット「Camera Remote SDK」、伝送・ライフ・簡単編集・共有を月額サービスで活用できるクラウド映像制作サービスを紹介。
業務向けモニターのブースでは、今年11月に発売予定の最上位31型4K/HDRマスターモニター「BVM-HX3110」、今秋に発売予定の広色域液晶モニターを備えた18型マルチフォーマット液晶モニター「LMD-A180」の実機を展示。現行モデル「PVM-X1800」と共に、高輝度・広色域パネルによる正確な映像信号の再現が確認できる。
■ラインアレイスピーカーやリモートカメラを活用した会議室・教室ソリューション
3F会場は「エンタープライズソリューション」コーナーとして、ビジネスプロジェクター/ラインアレイスピーカーによる展示や次世代プレゼンルーム/教室ソリューションのデモンストレーションが行われた。
パワードラインアレイスピーカー「SLS-1A」を活用した会議・教室デモンストレーションでは、狙った方向に明瞭で均一な音を届けるラインアレイ方式を再現。音の方向は会議室や教室のサイズ感、また立ち見の方がいるかなどに合わせて調整も行える。
スクリーンや講師のいる前方向から自然な音が均一に聞こえることで、参加者はどの場所に座っていても講師の声が違和感なく、かつ聞き取りやすいことが確認できた。
隣の部屋では、今年6月に発売されたAIアルゴリズムを活用した「PTZオートフレーミング機能」を搭載する業務用4Kリモートカメラ「SRG-A40」のデモンストレーションを実施。
リモートカメラ向けに新開発した「PTZオートフレーミング機能」により、狙った被写体をPan(水平方向)/Tilt(垂直方向)/Zoom(拡大縮小)の3軸で自動追尾が可能。加えて、被写体の動きに合わせてリアルタイムに最適な構図に調整するフレーミングができ、軽いお辞儀など被写体が誰かと交差した際にも、自然なカメラワークを実現する。
天井設置型のビームフォーミングマイクロホン「MAS-A100」のデモでは、天井に2台設置されたMAS-A100から収音することで、話し手の完全ハンズフリーを実現しながら明瞭な声を部屋の中に届ける様が確認できた。