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公開日 2023/07/03 19:54
どこでも大画面でゲームプレイ、メガネ型ディスプレイ「VITURE one」を体験
Makuakeにて支援金額1億円を突破
昨今市場を賑わせている「XRグラス」あるいは“メガネ型ディスプレイ”。オーディオビジュアルの体験を一新させるプロダクトとして、現在進化の著しいジャンルである。その中でも注目のひとつ、VITURE社「VITURE one」の体験イベントが開催された。
VITURE oneは、メガネのように掛けることで120インチ相当の大画面が目の前に現れるスマートグラス。レンズには有機ELを採用、スピーカーはハーマン社とのコラボによるもので、メガネのツルの部分左右に配置されている。(骨伝導ではなく耳のそばで音がなるもの)。
体験会に登壇したCEOのディヴィッド・チャン氏によると、このVITURE oneは主に「ゲーミング」を目的として開発されたものという。実際に、本機の特徴となるのがゲーム機と組み合わせるためのアダプター類の充実だ。メガネ単体発売のほかに、Nintendo Switchなどと組み合わせられる「モバイルドック」、PlayStation 5などのリモートプレイが行える「ネックバンド」とセットのプランが用意されている。
もう1つ、本機は視度調整機能を備えているのもポイントで、0.00Dから-5.00Dの範囲から調整が可能。こうしたデバイスでは、メガネをかけている場合には “二重掛け” しないといけない問題がついてまわるが、VITURE oneは単体で掛けても軽度の近視ならピントのあった映像が得られるとアピールしている。
体験会では、SwitchやPS5との組み合わせを体験した。Switchとの接続方法としては、「モバイルドック」とVITURE one、Switchの本体をそれぞれケーブルで接続するだけというシンプルなもの。Switchとの接続はUSB Type-Cで行えるので、別途HDMIケーブルを持ち歩く必要がない。接続するとすぐにSwitchの画面が目の前に登場する。
VITURE oneを使ってプレイしたマリオカートは、文字通り自分がレーサーの一人になったような臨場感があり、音のリアリティも含めて“全身で楽しむゲーム体験”と言えるものであった。
そもそもマリオカートはゲーム音痴でもそれなりに楽しめるゲームであるが、下手くそあるあるとして、コーナーを曲がる際にコントローラーを持ったまま傾いてしまう問題がある。だがメガネ型ディスプレイだと、自分が傾くと同じように画面が傾いてついてくる。その効果か、よりリアルに「自分がコースを走っている」かのように思えて、コースの曲がりに沿って「体を傾ける=コントローラーを操作する」ことで、まぁまぁぶつからずにカートをコントロールできた。このようにゲームが苦手な筆者も、夢中になってプレイを楽しめた。
Switchと接続できるヘッドマウントディスプレイが限られているなかで、特別な設定なく大画面でSwitchが遊べるのはVITURE oneの大きなメリットと言えるだろう。
このモバイルドックはHDMI入力端子を備えているので、PS5などを接続することもできる。またネックバンドはAndroidベースの独自OSを搭載しており、上述の通りリモートプレイでPS5を遊べるようになっている。
映像の臨場感に加えて音の臨場感も素晴らしいので、ディヴィッド・チャン氏にそのポイントについて伺ったところ、「reverse sound system」という技術が投入されており、耳の中に指向性の高い音を送り出すことができるのだという。音漏れが気になる場合は、Bluetoothイヤホンと組み合わせることもできるということで、ますますゲーム内世界にのめり込んでしまいそうだ。
VITURE oneは、makuakeで現在クラウドファンディングを行っている。すでに支援者は2200人を超え、1億円を超えるの応援が集まっている。新しいゲーム体験に触れたい方はぜひチェックしてほしい。
VITURE oneは、メガネのように掛けることで120インチ相当の大画面が目の前に現れるスマートグラス。レンズには有機ELを採用、スピーカーはハーマン社とのコラボによるもので、メガネのツルの部分左右に配置されている。(骨伝導ではなく耳のそばで音がなるもの)。
体験会に登壇したCEOのディヴィッド・チャン氏によると、このVITURE oneは主に「ゲーミング」を目的として開発されたものという。実際に、本機の特徴となるのがゲーム機と組み合わせるためのアダプター類の充実だ。メガネ単体発売のほかに、Nintendo Switchなどと組み合わせられる「モバイルドック」、PlayStation 5などのリモートプレイが行える「ネックバンド」とセットのプランが用意されている。
もう1つ、本機は視度調整機能を備えているのもポイントで、0.00Dから-5.00Dの範囲から調整が可能。こうしたデバイスでは、メガネをかけている場合には “二重掛け” しないといけない問題がついてまわるが、VITURE oneは単体で掛けても軽度の近視ならピントのあった映像が得られるとアピールしている。
体験会では、SwitchやPS5との組み合わせを体験した。Switchとの接続方法としては、「モバイルドック」とVITURE one、Switchの本体をそれぞれケーブルで接続するだけというシンプルなもの。Switchとの接続はUSB Type-Cで行えるので、別途HDMIケーブルを持ち歩く必要がない。接続するとすぐにSwitchの画面が目の前に登場する。
VITURE oneを使ってプレイしたマリオカートは、文字通り自分がレーサーの一人になったような臨場感があり、音のリアリティも含めて“全身で楽しむゲーム体験”と言えるものであった。
そもそもマリオカートはゲーム音痴でもそれなりに楽しめるゲームであるが、下手くそあるあるとして、コーナーを曲がる際にコントローラーを持ったまま傾いてしまう問題がある。だがメガネ型ディスプレイだと、自分が傾くと同じように画面が傾いてついてくる。その効果か、よりリアルに「自分がコースを走っている」かのように思えて、コースの曲がりに沿って「体を傾ける=コントローラーを操作する」ことで、まぁまぁぶつからずにカートをコントロールできた。このようにゲームが苦手な筆者も、夢中になってプレイを楽しめた。
Switchと接続できるヘッドマウントディスプレイが限られているなかで、特別な設定なく大画面でSwitchが遊べるのはVITURE oneの大きなメリットと言えるだろう。
このモバイルドックはHDMI入力端子を備えているので、PS5などを接続することもできる。またネックバンドはAndroidベースの独自OSを搭載しており、上述の通りリモートプレイでPS5を遊べるようになっている。
映像の臨場感に加えて音の臨場感も素晴らしいので、ディヴィッド・チャン氏にそのポイントについて伺ったところ、「reverse sound system」という技術が投入されており、耳の中に指向性の高い音を送り出すことができるのだという。音漏れが気になる場合は、Bluetoothイヤホンと組み合わせることもできるということで、ますますゲーム内世界にのめり込んでしまいそうだ。
VITURE oneは、makuakeで現在クラウドファンディングを行っている。すでに支援者は2200人を超え、1億円を超えるの応援が集まっている。新しいゲーム体験に触れたい方はぜひチェックしてほしい。