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公開日 2024/02/09 20:27
FitEar、新型BA×静電型トゥイーター搭載のユニバーサルIEM「IMarge Universal」
新デザインのシェル設計で装着感を向上
須山歯研は、FitEarから新型フルレンジバランスド・アーマチュア型ドライバーを搭載したユニバーサルIEM「IMarge Universal」を、3月15日より発売する。価格はオープンだが、税込140,000円前後での実売が予想される。
Sonion社の新型バランスドアーマチュア型(BA)ドライバー搭載や、新デザインの筐体を採用したユニバーサルIEM。同ブランドの「Silver」や「H1」、「MH335ht」を開発した若手エンジニアが、ドライバー選定から製品コンセプトの構築、設計までの全工程を手掛けたモデルとなっている。
フラットかつワイドレンジな特性を備える新型BAドライバーをフルレンジで2基使用し、加えて高域を静電型トゥイーターユニット2基で補う「1プラス1」構成を採用。「Air」「EST」「DC」といったハイブリッドモデルや、「H1 Custom」などで導入されたFitEar製品特有の設計手法で、メインユニットが備える特性を最大限に引き出すとしている。
サウンド面では、同社開発顧問であるマスタリングエンジニア・原田光晴氏のオーディオセミナーで開発者自身が得た体験を活かし、自然なサウンドバランスやボーカルの質感、空間表現などを追求。「聞いていると時間を忘れるような、ナチュラルで没入感のあるサウンドを目指した」とアピールしている。
新デザインのユニバーサルシェルでは、「Silver」などで導入したシェル設計から改良し、より装着感を向上させているとのこと。独自の「オーバルホーンステム」も従来より小型化している。
シェルカラーには、透明度のあるグレーの新色「グリットアッシュ(Glitt Ash)」を採用。樹脂内のラメ粒子が光を反射することで、見る角度によって色や輝きが変化するという。
「IMarge」というモデル名は、「Immersive(没入するような)」/時間を忘れさせる没入感のある音 、「Imagine, Image(想像する)」/自分が思い描く理想の音、「Merge(取り混ぜる)」/ドライバー同士の自然なクロスオーバー、「Emerge(浮かび上がる)」/ボーカルが前面に、といった開発テーマに掲げた複数の言葉を融合して名付けられている。
イヤーチップには、SpinFitのHi-Fi有線イヤホン向けイヤーチップ「W1」を採用する。また付属ケースとして、韓国のオーディオアクセサリブランドであるLEPICの調湿機能付きイヤホン収納ケース「JUKEBOX」を同梱する。
ケーブルには「FitEar cable 013」を採用し、プラグは3.5mmステレオミニ。付属品として、ケーブルクリップ、クリーニングブラシなどを同梱する。
FitEar IMarge Universalは明日2月10日に開催される「冬のヘッドフォン祭mini2024」にて出品され、実際に試聴が行える。また、本モデルの発表に際して、開発エンジニアの堀田氏よりコメントが届いている。全文は以下の通り。
■FitEar 開発エンジニア 堀田氏 コメント
今回のIMargeでは、開発に縛りや条件が無かったからこその面白さ、そして難しさがありました。 “自由に作る” とは楽なようでいて、実はすごく困難なことだと痛感しています。 性格的にいろいろ拗らせやすい部分は抑えつつ、自分がやりたいことを明確にしてそれを実現できる方法を模索、自分なりにその答えを形に出来た実感があります。数ある手持ちで一番最初に手が伸びるイヤホンはIMargeになりました。毎日聴いています。多くの方にこのIMargeで日々のオーディオライフをお楽しみいただければ幸いです。
Sonion社の新型バランスドアーマチュア型(BA)ドライバー搭載や、新デザインの筐体を採用したユニバーサルIEM。同ブランドの「Silver」や「H1」、「MH335ht」を開発した若手エンジニアが、ドライバー選定から製品コンセプトの構築、設計までの全工程を手掛けたモデルとなっている。
フラットかつワイドレンジな特性を備える新型BAドライバーをフルレンジで2基使用し、加えて高域を静電型トゥイーターユニット2基で補う「1プラス1」構成を採用。「Air」「EST」「DC」といったハイブリッドモデルや、「H1 Custom」などで導入されたFitEar製品特有の設計手法で、メインユニットが備える特性を最大限に引き出すとしている。
サウンド面では、同社開発顧問であるマスタリングエンジニア・原田光晴氏のオーディオセミナーで開発者自身が得た体験を活かし、自然なサウンドバランスやボーカルの質感、空間表現などを追求。「聞いていると時間を忘れるような、ナチュラルで没入感のあるサウンドを目指した」とアピールしている。
新デザインのユニバーサルシェルでは、「Silver」などで導入したシェル設計から改良し、より装着感を向上させているとのこと。独自の「オーバルホーンステム」も従来より小型化している。
シェルカラーには、透明度のあるグレーの新色「グリットアッシュ(Glitt Ash)」を採用。樹脂内のラメ粒子が光を反射することで、見る角度によって色や輝きが変化するという。
「IMarge」というモデル名は、「Immersive(没入するような)」/時間を忘れさせる没入感のある音 、「Imagine, Image(想像する)」/自分が思い描く理想の音、「Merge(取り混ぜる)」/ドライバー同士の自然なクロスオーバー、「Emerge(浮かび上がる)」/ボーカルが前面に、といった開発テーマに掲げた複数の言葉を融合して名付けられている。
イヤーチップには、SpinFitのHi-Fi有線イヤホン向けイヤーチップ「W1」を採用する。また付属ケースとして、韓国のオーディオアクセサリブランドであるLEPICの調湿機能付きイヤホン収納ケース「JUKEBOX」を同梱する。
ケーブルには「FitEar cable 013」を採用し、プラグは3.5mmステレオミニ。付属品として、ケーブルクリップ、クリーニングブラシなどを同梱する。
FitEar IMarge Universalは明日2月10日に開催される「冬のヘッドフォン祭mini2024」にて出品され、実際に試聴が行える。また、本モデルの発表に際して、開発エンジニアの堀田氏よりコメントが届いている。全文は以下の通り。
■FitEar 開発エンジニア 堀田氏 コメント
今回のIMargeでは、開発に縛りや条件が無かったからこその面白さ、そして難しさがありました。 “自由に作る” とは楽なようでいて、実はすごく困難なことだと痛感しています。 性格的にいろいろ拗らせやすい部分は抑えつつ、自分がやりたいことを明確にしてそれを実現できる方法を模索、自分なりにその答えを形に出来た実感があります。数ある手持ちで一番最初に手が伸びるイヤホンはIMargeになりました。毎日聴いています。多くの方にこのIMargeで日々のオーディオライフをお楽しみいただければ幸いです。