• ブランド
    特設サイト
公開日 2024/04/12 11:00

Acoustune、“出力の要るイヤホンも鳴らし切る” スティック型USB-DAC「AS2002」

Pentaconn Ear搭載のUSB Type-Cケーブルも発売
編集部:成藤 正宣
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
ピクセルは、同社取り扱いブランドAcoustune(アコースチューン)から、スティック型USB-DAC「AS2002」、およびPentaconn Earコネクターを搭載したUSB Type-Cケーブル「ARM100C」を4月19日に発売する。価格はいずれもオープンで、市場における予想実売価格はそれぞれ以下の通り。

・USB-DAC「AS2002」:税込42,780円前後
・Pentaconn Earケーブル「ARM100C」:税込9,780円前後

「AS2002」(本体/付属キャリングケース)

「ARM100C」

■「AS2002」はコンパクトながらパワフル、低歪&省電力


AS2002は、大口径のダイナミックドライバーや、種類の異なるドライバーユニットを複数基搭載するなど、近年増えている“出力が求められるイヤホン”の実力を存分に引き出すために開発したというスティック型(ドングル型)のUSB-DAC。

大口径ドライバーを搭載するなど、パワーが必要なイヤホンのために開発したというUSB-DAC

DACチップには低歪/低消費電力のAKM「AK4493S」を採用し、PCM 768kHz/32bit、DSD512(22.4MHz)ネイティブ再生までサポート。入力端子はUSB Type-Cポート、出力端子は3.5mmステレオミニ/4.4mm 5極バランスジャックを備え、最大出力レベルは3.5mmが120mW(32Ω)、4.4mmが240mW(32Ω)となる。

同ブランドが長年培ってきた音響チューニング技術を活かし、原音への忠実さと繊細な表現力、パワフルかつ自然で透明感のある出音を実現したとアピール。アンバランス/バランス回路の音質差を極限まで抑える回路設計も行い、アナログアンプを彷彿とさせる自然で滑らかなサウンドにより、音源やイヤホンが持つ潜在能力を最大限に引き立てるとしている。

筐体素材には剛性/放熱性に優れたアルミを採用し、ヒートシンクをイメージしたシンプルなデザインを採用。前面スリットにはLEDインジケーターを備え、再生中の音源フォーマットやゲイン設定などを発光色で表示。LEDの光量も適切にコントロールし、眩しすぎず見えやすい、いわば“光が漏れる”ような設計としている。

ヒートシンクをイメージしたシンプルなデザイン。スリット内にはLEDインジケーターを内蔵

側面には2つのボタン(+/−)も搭載。リスニング中の音量調整にくわえ、2つのボタンを同時押しすると出力ゲインの切り替えが可能。また、+ボタンを押しながらUSB接続するとUAC1.0モードに切り替わり、家庭用ゲーム機などで使用することができる。

付属品としてMagSafe対応の専用マグネットベース、およびリング状のマグネットシールを用意。マグネットベースにAS2002本体をクレードルすることでスマートフォンとの組み合わせにおいて携行性を高められ、MagSafe非対応のスマートフォンでもマグネットシールを貼付して同等の使い方ができるとしている。

付属のマグネットベース/シールを活用すれば携帯性を高められる

マグネットベース/シールのほか、キャリングケース、USB Type-C to Cケーブル、USB Type-C to Lightningケーブルも付属。なおLightningデバイスとの接続時は、仕様により過大な音量で再生した場合などにリミッターが作動し、音途切れなどが生じることがあるとアナウンスされている。外形寸法は55W×22H×12Dmm、質量は約20g。

■「ARM100C」はPentaconn Earロング/ショートどちらにも対応


「ARM100C」は、同ブランドのイヤホン“Monitorシリーズ(RSシリーズ)”にも採用されているPentaconn Earコネクター(ロングタイプ)を搭載したUSB Type-Cリケーブル。高純度リッツ線とケブラーワイヤーを編み込んだ2重シールド/2重ツイスト4芯構造で、クセのないスッキリとした高解像度サウンドと、優れた取り回しを両立したとする。長さは約1.2m。

また、Pentaconn Earコネクターのプラグに装着できる「PEリング」が4個付属。Pentaconn Earコネクターには“ロング(異形)”と“ショート”の2種類の形状が存在し、本モデルではロングタイプのプラグを採用しているが、PEリングを取り付けることでショートタイプのジャックに接続が可能となる。

付属の「PEリング」を着脱すれば、2種類存在するPentaconn Earコネクターのどちらにも対応が可能

これにより、Pentaconn Earコネクター(ショート)を採用する同ブランドのイヤホン“MASTERシリーズ(HSシリーズ)”はもちろん、さまざまなPentaconn Earコネクター採用イヤホンで利用できるとしている。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX