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MADOO、平面駆動型イヤホン「Typ622」に新色“Gold&Red”
ピクセルは、同社取り扱いブランドMADOO(マドゥー)より、平面駆動型イヤホン「Typ622」のカラーバリエーションモデル「Gold & Red」を、3月7日(金)より発売する。本日2月28日より予約受付を開始し、価格はオープンだが、税込156,450円での実売が予想される。

昨年7月に発売された平面駆動型イヤホン「Typ622」に、新たなカラーバリエーションモデルとして「Gold & Red」が登場。ゴールドにアルマイト処理されたハウジングボディに、鮮やかなレッドの装飾が存在感を際立たせたデザインとアピールしている。

基本的な製品仕様に変更はなく、独自開発のプッシュプル型マイクロプラナーマグネティックドライバー「Ortho(オルソ)」1基を搭載。中低音域に重きを置いたチューニングを施しており、緻密かつ力強く作り込まれた中低音域の響きを実現したという。
Orthoでは、極薄の振動板を両面から磁石で挟み込む構造により駆動力とレスポンスをより高める “プッシュプルドライブ方式” を採用。平面駆動ドライバーならではのレスポンスの良いスピード感を備えつつ、充実したサウンドステージの広がりなど空間表現に優れた迫力のあるライブ感を描写すると謳っている。
ハウジング素材には、剛性と軽量性を両立するアルミニウムを採用した。MADOOが掲げる「ハウジングの剛性は音質に影響を与える」という設計思想のもと、ハウジングシェルに十分な厚みを持たせるとともに、表面にサンドブラスト処理を施すことで剛性を高めたとする。また、設計は金属加工を熟知したエンジニアの手によって施され、高精度な多軸CNC切削機で製造したとのこと。
形状の面では、日本、香港、中国、韓国などを中心とした「アジア人の耳」をベースデザインに設計・開発を実施。アジア地域で約3年の歳月をかけて採取した300人分の耳型データをもとに、上質なフィット感とデザイン性を両立する優れたハウジングデザインを仕上げたと説明する。また、楕円形状の耳穴に近い楕円形状ステム(ノズル)を採用したことで、自然な装着感を実現したという。
さらに、潜水艦や時計の窓をイメージした重厚なた八角形の「窓」を搭載する。窓の素材にはモース硬度9を誇るサファイアクリスタルが用いられ、優れた耐熱性や耐腐食性、耐久性を実現したとする。また、窓を備えることで生じるわずかな隙間にはドライバーユニットの背圧を制御する役割を促している。

ケーブルは、兄弟ブランドであるAcoustune監修のもとシルバーコート銅線を導体とした4芯構造を採用。Pentaconn Earコネクターによる着脱に対応し、3.5mm 3極 L字プラグの「MRC041」と、4.4mm 5極 L字プラグの「MRC053」の2本を付属する。長さはいずれも約1.2m。
再生周波数帯域は20Hz - 40kHz、インピーダンスは15Ω、最大入力は5mW(0.4V)。付属品としてケーブルのほか、シリコンイヤーピースを3サイズ(S/M/L)、フォームイヤーピースを1ペア、イヤーピースケース、イヤホンケースを同梱する。
