• ブランド
    特設サイト
公開日 2015/07/22 23:09

フェンダーミュージック創立記念イベント開催 − ラルクのKenやルナシーINORANなど集結

SCANDALやOKAMOTO'Sも生演奏
編集部:杉浦 みな子
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
エレクトリックギター/ベース、ギターアンプなどの開発で知られる米Fender Musical Instruments Corporationの日本法人 フェンダーミュジック(株)は、同社設立を記念したローンチイベント「FENDER LAUNCH PARTY」を開催した。

米Fender Musical Instruments Corporationの日本法人 フェンダーミュジック(株)は、同社設立を記念したローンチイベント「FENDER LAUNCH PARTY」を開催

イベントでは、LUNA SEAのINORAN、OKAMOTO’S、THE BAWDIESのTAXMAN、SCANDALといったフェンダー製品を愛用するミュージシャンの生演奏によって、“フェンダーの音”を強力にアピール。また、L'Arc-en-CielのKenを特別ゲストとして迎えたトークセッションも行われるなど、豪華な内容で進行した。

フェンダーを愛用する豪華ミュージシャンが集結

“FENDER(フェンダー)”は、エレキギターの代表的モデルの1つ「ストラトキャスター」などをはじめとした開発で知られる米国の楽器メーカー。創業は1946年に遡る。1960年代から約50年間、日本では山野楽器などが販売代理店業務を行う形で製品展開していたが、今年4月に米Fender社の100%子会社として日本法人が発足したことを期に、今後は輸入代理店を挟まずアメリカ本国からダイレクトな展開を行っていく構えだ。

イベント会場の中には、フェンダーの歴代モデルがずらりと陳列されていた

イベントステージ上にセットアップされていたこの日のアーティスト使用モデル

同社では、日本において「80年代バンドブームを経験していない、フェンダーとの馴染みも薄い若年層を含めた新たなフェンダーファン、ギターファンの開拓に力を入れていく」とアピールしている。本日のイベントでは、米Fender Musical Instruments CorporationのCEO アンディ・ムーニー氏が来日し、改めて今後の日本展開に関する意気込みを語った。

自身も長年にわたってストラトキャスターを愛用してきたギタリストの1人だというムーニー氏は、「日本法人であるフェンダーミュージックの設立は、フェンダーの今後の成功のために必要不可欠なものだ。日本のユーザーに、一貫した製品で一貫したメッセージを伝えていきたい。今後の目標は、1964年のブランド創立時と変わらず“最高のギターとアンプを作ること”。ギターを習う人たちに向けて、フェンダーを使ってもらうことによって楽しい時間を提供して、ギタープレイヤーになりたいという夢を支援していく」とコメントした。

アンディ・ムーニー氏

エドワード・コール氏

フェンダーミュージック 社長 エドワード・コール氏は、「もしもカセットやCDなどのメディアがなくなったとしても、音楽のない世界が来ることなんて絶対にない。だから私たちはこれからも全力で、皆さんの音楽のある人生をリードしていく。そんなフェンダーの取り組みに期待してほしい」と語った。

ローンチの乾杯にあわせて、L'Arc-en-Cielのギタリスト Kenも特別ゲストとして登壇。ストラトキャスター愛用者のKenさんは、「ギターというのは、強い音から優しい音まで幅広いニュアンスを表現できる楽器だと思う。フェンダーのギターは、特にそういったダイナミクスを出せるモデルで、そこが素敵だと思ってる。フェンダーギターの強くて優しい音をまだ体感してないキッズたちにも、どんどんそれが伝わっていってほしい」と、同社のこれからの活動に期待をかけるコメントを寄せた。

トークセッションに登場したKenさん

元々、Kenさんによるライブの予定は無かったが、トーク中にステージに用意された自身のストラトを使ってサラリと「虹」のリフを演奏


「虹」のリフを演奏後に、「やべ、ちょっと間違えちゃった」と笑うKenさん
続いて会場には、SCANDALやOKAMOTO'S、THE BAWDIESのTAXMANも登場し、生演奏を披露した。

SCANDALは、ドラム以外のメンバーが3人ともフェンダー製品を使用しているバンド。ボーカル&ギターのHARUNAさんは「フェンダーは伝統を守りながらも、色んなことに挑戦してカルチャーを作って来たギターメーカーだと思う。これからもぜひ私たちのようなミュージシャンのサポートもしつつ、もっと色んなものを生み出していってほしい。私たちは、これからもフェンダーと二人三脚の気持ちで音楽をやっていきたいです。おめでとうございます」とコメントした。

SCANDALの演奏中の様子

「これからもフェンダーと二人三脚の気持ちで音楽をやっていきたい」と語ったHARUNAさん


ギター&ボーカルのMAMIさん

ベースのTOMOMIさん
OKAMOTO'Sのハマ・オカモトさんは、自身の手が小さいことから「ネックが細身の形状ということで60年代後期のプレジションベースを選んだ」とフェンダーとの出会いを語り、使用するプレベについて「物凄い低音というよりは、ミドルで立体的な音」と、その特徴を紹介した。また、OKAMOTO'Sの演奏中に飛び入り参加したTHE BAWDIESのTAXMANさんは、「自分がギターを始めるきっかけとなったギタリストがフェンダーユーザーのジミヘンだった。個人的には、ぜひ昔のフェンダー製12弦ギターを復刻してほしい」と希望を述べた。

OKAMOTO'Sのライブの様子。


自身のプレベを「ミドルで立体的な音」と紹介したハマ・オカモトさん

OKAMOTO'Sの演奏中にTHE BAWDIESのTAXMANさんが飛び入り
そしてイベントの最後には、LUNA SEAのギタリスト INORANによる演奏が行われた。INORANさんは2010年よりフェンダー社とのエンドースメント契約を締結しているミュージシャンで、これまでにジャズマスターなどを愛用してきたフェンダーユーザー。日本人アーティストとして初のシグネチャー・ジャズマスターを発表したことでも話題を呼んだ。

イベントのトリをつとめたINORANさん

INORANさんは、フェンダーの工場にも足を運んだことがあるという


「愛のこもった楽器の音を多くの人に聴いてもらえるように頑張りたい」と語ったINORANさん
INORANさんはジャズマスターの魅力について「まずは形がかっこいい」とコメント。そして「僕はフェンダーの工場にも行ったことがあるのですが、とにかく楽器を作るときに愛を注入しているブランド。だからみんなに愛される音なんだと思う。そんな愛のこもった楽器の音を、多くの人に聴いてもらえるように頑張りたいと思う」と、“FENDER”というブランドそのものに対する思い入れを語り、自身のシグネチャー・モデルを使用した迫力の演奏で、イベントのラストを華やかに締めくくった。

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 マランツ、未踏の領域へ。「次元が異なる」弩級フラグシップコンビ「MODEL 10」「SACD 10」レビュー!
2 JBL、楽天ブラックフライデーで人気完全ワイヤレスやサウンドバーが最大36%オフ。11/21 17時より
3 DAZN、登録なしで一部コンテンツを無料視聴できる新機能。11月導入予定
4 松村北斗と上白石萌音のW主演!PMSとパニック障害を抱える男女のかけがえのない物語
5 Sonos、ブランド初のプロ向けスピーカー「Era 100 Pro」発表。PoE採用で自由かつ簡単な設置を実現
6 妥協なきデノン “もうひとつの旗艦AVアンプ”。「AVC-A10H」がデノンサラウンドアンプのあらたな一章を告げる
7 iBasso Audio、初エントリーライン「iBasso Jr.」からポータブルDAC/アンプとイヤホンを発売
8 ケーブル接続の「バランス/アンバランス」ってつまり何?
9 ビクター“nearphones”「HA-NP1T」速攻レビュー! イヤーカフ型ながら聴きイヤホンを女性ライターが使ってみた
10 ビクター、実売5000円以下の完全ワイヤレス「HA-A6T」。耳にフィットしやすいラウンド型ボディ
11/18 10:32 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX