• ブランド
    特設サイト
公開日 2014/05/14 17:35

NEC、“誰でも買ったその日から使える”タブレット「LaVie Tab E」2機種

「日本のIT活用力を世界一に」
ファイル・ウェブ編集部
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
NECパーソナルコンピュータ(株)は、“誰でも買ったその日から楽しめる”エントリーユーザー向けのAndroidタブレット“LaVie Tab E”シリーズを5月22日に発売する。10.1型「TE510/S1L」と8型「TE508/S1」の2機種をラインナップする。

10.1型「TE510/S1L」

8型「TE508/S1」(eBookJapanの電子書籍を表示したところ)

価格はいずれもオープンだが、直販サイト価格はTE510/S1L(10.1型)が31,800円(税抜)で、TE508/S1(8型)が20,800円(税抜)。10.1型はネイビーブルーの1色、8型はネイビーブルーとホワイトの2色をラインナップする。

10.1型「TE510/S1L」はネイビーブルー一色

8型「TE508/S1」は2色を用意

同社がPC製品でアピールする「安心・簡単・快適」な利用環境をタブレットに投入したという製品。国内におけるタブレット端末の普及促進を狙うエントリーモデルとしてラインナップされており、A3サイズの初回セットアップ用シート「かんたん!セットアップシート」や、初心者向けマニュアル「かんたん! LaVie Tab for Android」などを同梱し、誰でも簡単に使用できるように配慮している。使用方法を動画で解説するサイトに接続する「動画なびポータル」アプリもプリインストールする。

「かんたん!セットアップシート」


使い方ガイドや動画ナビなどのアプリアイコンもインストール

本機の設定方法がわかる「動画なびポータル」のサイト
TE510/S1L(10.1型)、TE508/S1(8型)ともに1,280×800ドットのIPS液晶を搭載。2機種は、ディスプレイサイズ以外は同一の仕様を備える。製品出荷時のOSはAndroid 4.2で、今後Android 4.4へのオンラインアップデートを予定している。プロセッサーはクワッドコアの1,3GHz MT8121を採用。メモリーは1GBのLPDDR2を搭載する。

内蔵ストレージの容量は16GBで、本体にはmicroSD/SDHCカードスロットも備えている。

通信方式はWi-Fiのみ対応で、IEEE802.11b/g/nに準拠。そのほか、Bluetooth4.0にも対応する。

なお、搭載するスピーカーは10.1型がステレオで8型がモノラル仕様。ドルビーの高音質技術「ドルビーデジタルプラス」も搭載しており、グラフィックイコライザー機能にも対応する。

「ドルビーデジタルプラス」も搭載。グライコ機能も使用できる

いずれもリチウムポリマーバッテリーを搭載し、ウェブ閲覧時で約8時間、動画再生時で約7時間の駆動に対応するとしている。

また、イーブック イニシアティブ ジャパンが運営する電子書籍サイト「eBookJapan」と連携し、同サービスのアプリをプリインストール。eBookJapanでの電子書籍購入方法なども上述の初心者向けマニュアルに含めており、ユーザーが本体購入後にすぐ電子書籍を楽しめるようにしている。なお、製品には2,160円分のeBook図書券も付属する。

専用カバーもラインナップする

■「一般層にタブレットを普及させ、日本のIT活用力を世界一にしたい」

NECでは本日、記者発表会を開催した。同社 取締役 執行役員常務 留目真伸氏と商品企画本部 柴山友則氏が登壇し、新モデル2機種の製品概要や狙いについて説明を行った。

留目真伸氏

柴山友則氏

留目氏は、国内おけるタブレット端末の普及率が18%で他の先進国に比べて低いことを挙げ、「日本のタブレット市場が、本来の姿ではなくなっていることを改善したい。同時にまだ伸びしろがあるということだとも思う。タブレットがアーリーアダプターにしか普及しない状態のまま足踏みせず、エントリーユーザー層への普及拡大を促進したい。そのために、“買ったその日から誰でも使えるようになる”エントリーモデルを用意した」と、製品開発の狙いを説明した。

同氏は「これまでは、アーリーアダプターから一般へユーザー層が移っていく中で、ニーズの違いに上手く対応できていなかったと思う。加えて、一般層が“タブレットを使ってみたい”と思える魅力的なコンテンツを大きく訴求していくことも大事だ」とコメント。「NECはレノボとグローバル提携しているので、新製品では国産ベンダーの安心感と外資系ベンダーのリーズナブルさを両立し、一般ユーザーでも手の届きやすいモデルを実現できたと思う」と述べた。

また、今後の展望について「一昔前は、海外から見て日本人のIT活用力は高いと思われていた。こういった状況をもう一回作りたい。NECの役割・使命は、他社からシェアを取ることではなく、日本人がITを活用することで生活が豊かになり、生産性が高まり国際競争力が向上する…そのお手伝いをさせて頂くことだ。東京五輪が開催される2020年には、日本を世界で一番IT活用力のある国にしたいと思っている。2014年の出荷台数は個人普及率18%にあわせると700万台となるが、これを2020年には倍の年間1,400万台の市場にしていきたい。普及率62%を目指す」と語った。

【問い合わせ先】
NEC 121コンタクトセンター
TEL/0120-977-121

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

トピック

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX