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公開日 2019/05/16 18:58
ドコモ、「HUAWEI P30 Pro」など'19年夏モデル発表。分割払い免除の新プログラムも
オリンピック記念モデル含む13機種
NTTドコモは、2019年夏の新商品・新サービス発表会を開催。新端末では、スマートフォン10機種、フィーチャーフォン2機種、モバイルWi-Fiルーター1機種の計13モデルを発表した。ラインナップと発売時期は以下の通り。
【スマートフォンハイスペックモデル】
・XPERIA 1 SO-03L:6月中旬
・Galaxy S10 SC-03L:6月1日
・Galaxy S10+ SC-04L:6月1日
・AQUOS R3 SH-04L:6月1日
・HUAWEI P30 Pro HW-02L:今夏
【スマートフォンスタンダードモデル】
・XPERIA Ace SO-02L:6月1日
・LG style 2 L-01L:7月
・arrows Be3 F-02L:6月上旬
・Google Pixel 3a:6月上旬
【スマートフォン限定モデル】
・Galaxy S10+ Olympic Games Edition:7月下旬
【フィーチャーフォン】
・arrowsケータイ F-03L:7月上旬
・SH-03L:今夏
【モバイルWi-Fiルーター】
・Wi-Fi- STATION SH-05L:今秋
発表会には、同社代表取締役の吉澤和弘氏が登壇し、新端末とサービスを紹介。「今年は新料金プランや5Gプレサービススタート、新事業者参入など様々な変革が起こる。ドコモとしては絶えず進化をし、果敢に挑戦する年にしたい」と豊富を語るとともに、「ドコモは変革に対する備えができている」として「Ready」のスローガンを掲げる自信を見せた。
今回発表されたスマートフォンは、新技術や高性能を追求した「ハイスペックモデル」と、価格と性能のバランスを取った「スタンダードモデル」の2ラインを展開。また、同社オンラインショップでのみ取り扱う2020年オリンピック開催を記念した限定モデルも1機種ラインナップする。
ハイスペックモデルは5機種をラインナップする。「HUAWEI P30 Pro HW-02L」はドコモが国内初の取り扱いとなるファーウェイのフラグシップスマートフォンで、世界初のライカレンズを4基による「Leicaクアッドカメラ」を搭載するモデル。Leicaクアッドカメラは4,000万画素の広角レンズ、2,000万画素の超広角レンズ、光学5倍ズームが可能な800万画素の望遠レンズに、被写体の奥行きを検知するToFカメラを組み合わせた構造。ToFカメラは自然なボケ感を生み出すほか、被写体の寸法を測るなどARコンテンツにも活用できるとする。
ソニー「XPERIA 1 SO-03L」は画面サイズは6.5型、アスペクト比は21:1という世界初の4K有機ELディスプレイを搭載したモデル(関連ニュース)。3Dサラウンドのドルビーアトモスへの対応や、Xperiaとしては初めてのトリプルカメラユニットも搭載している。
サムスン「Galaxy S10 SC-03L」は約6.1型、「Galaxy S10+ SC-04L」は約6.4型の有機ELディスプレイ搭載スマートフォン(関連ニュース)。最新SoCの「Snapdragon855」や背面トリプルカメラ、AKGチューニングの内蔵スピーカーなどを搭載。専用の冷却構造やゲーム用設定メニューなども搭載し、高い処理性能が必要なコンテンツも快適に楽しめるとする。
シャープ「AQUOS R3 SH-04L」は10億色の表現力を実現するとし、HDRにも対応する「Pro IGZO」ディスプレイを搭載するモデル(関連ニュース)。静止画/動画を分担するデュアルカメラや、熱による性能低下を防ぐ放熱構造も特徴とする。
「Galaxy S10+ Olympic Games Edition」は2020年東京オリンピック開催を記念した、Galaxy S10+のスペシャルモデル。ドコモオンラインショップのみで10,000台限定で販売される。プリズムホワイトの背面パネルにオリンピック公式ロゴなどをあしらっており、同じく記念デザインを採用した、完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」を同梱する。
スタンダードモデルは4機種をラインナップし、いずれも同社オンラインショップでの端末価格は3〜4万円台に抑えた。ソニー「XPERIA Ace SO-02L」は片手で操作しやすいコンパクトサイズながら、カメラ性能も高めたモデル。レンズのF値は1.8で、光学/電子ハイブリッドの手ブレ補正も搭載している。
「LG style 2 L-01L」は、ドコモ取り扱い端末の中でも最大クラスという3,900mAhの大容量バッテリーと、6型ディスプレイを搭載したモデル。最長約5日間のバッテリー持ちを謳う。
富士通「arrows Be3 F-02L」は、米国MIL規格に準拠した23項目の試験を通過する他、地面に落下させた際の画面割れ防止や、ハンドソープを使った洗浄にも対応する耐久設計のスマートフォン。背面には電源ボタンと指紋センサーを兼ねる「Exlider」と搭載し、画面スクロールや拡大/縮小を操作することも可能。
「Google Pixel 3a」はGoogle純正のスマートフォン(関連ニュース)。AIの活用より手軽に高画質で撮影できるカメラを搭載し、セキュリティ保護用の専用チップを内蔵。Felica搭載のため、ドコモのdカード決済にも対応する。
新料金プランとしては、同社はすでに30GBまで高速データ通信を利用できる「ギガホ」、1GB〜7GBまで利用量に応じた料金が発生する「ギガライト」という端末/通信料を分離した2プランの提供を発表している(関連ニュース)。今回、それに加え36ヶ月の分割支払いプランの導入を発表。同社ユーザーの多くが、3年以上のスパンで機種変更を行っているというデータを受けたもので、吉澤氏は「新料金プランと組み合わせることで、3年に1回機種変更するようなユーザーにとってお得にご利用いただける」と説明した。
また、機種変更の周期が2年以内のユーザーに対しても、新たな提案として「スマホおかえしプログラム」を設定する(関連ニュース)。今回発表された「ハイスペックモデル」を始めとする対象端末を36回分割払いにて購入している場合、24か月目に端末をドコモに「返却」することで、最大12回分までの分割支払料金が免除される。端末を比較的短い周期で最新モデルに買い替えていくようなユーザーに向けたプログラムとなっている。
吉澤氏は同社の端末の強みとして、「国内キャリア中最速の通信速度」「様々なトラブルに対応できる補償サービス」「全国2,300か所以上で展開するドコモショップのサポート」という3点をあらためてアピール。他社との競争に意気込みを見せた。
■ライフスタイルに合わせた2つの新サービス。「d払い」の機能向上も
新サービスは2種類を発表。1つめは食事の用意/後片付けの負担を軽減する、ミールキット宅配サービス「dミールキット powered by Oisix」で、オイシックス・ラ・大地株式会社との協業により7月から提供する。下処理を済ませた食材やレシピを同梱した「ミールキット」を家庭に宅配するサービスで、週1回、5日分のミールキットを宅配する「dミールキット定期便」や、最短5分で主菜・副菜を作ることができる本サービスオリジナルのミールキット「おいしい5min.」といったメニューを販売。購入金額の1%のdポイントが貯まる他、ポイントアップキャンペーン等も実施するとのこと。
2つめはソニーネットワークコミュニケーションズと協業したヘルスケアサービス「FACELOG」。ドコモのサービス基盤とソニーネットワークコミュニケーションズの技術を組み合わせたサービスで、ユーザーがスマホのカメラで撮影した肌の写真を解析し、健康状態の分析や生活改善の提案などを行う。また、三越伊勢丹などパートナー企業と提携し、ユーザーの同意を得た上で、ユーザーの肌に最適な理美容製品のレコメンドも行っていくという。
また、電子決済サービス「d払い」の機能を拡充。専用アプリに銀行口座やATMからのチャージ、他のユーザーへの送金/送ポイントが可能となる「ウォレット機能」が追加される他、ローソン、マツモトキヨシ等加盟店のサービスをdポイントアプリ内から利用可能となる「ミニアプリ機能」も追加する。
さらに、Digital Garage社のQRコード決済プラットフォーム「Cloud Pay」にも対応。加盟店は1種類の決済QRコードでd払い、LINE Pay、メルペイといった国内のサービスに加え、中国で利用されているAlipay、WeChat Payといった複数の決済サービスに対応可能となり、大幅に利便性が増した。吉澤氏はd払いをより大きなキャッシュレスプラットフォームに成長させるとの展望を語った。
【スマートフォンハイスペックモデル】
・XPERIA 1 SO-03L:6月中旬
・Galaxy S10 SC-03L:6月1日
・Galaxy S10+ SC-04L:6月1日
・AQUOS R3 SH-04L:6月1日
・HUAWEI P30 Pro HW-02L:今夏
【スマートフォンスタンダードモデル】
・XPERIA Ace SO-02L:6月1日
・LG style 2 L-01L:7月
・arrows Be3 F-02L:6月上旬
・Google Pixel 3a:6月上旬
【スマートフォン限定モデル】
・Galaxy S10+ Olympic Games Edition:7月下旬
【フィーチャーフォン】
・arrowsケータイ F-03L:7月上旬
・SH-03L:今夏
【モバイルWi-Fiルーター】
・Wi-Fi- STATION SH-05L:今秋
発表会には、同社代表取締役の吉澤和弘氏が登壇し、新端末とサービスを紹介。「今年は新料金プランや5Gプレサービススタート、新事業者参入など様々な変革が起こる。ドコモとしては絶えず進化をし、果敢に挑戦する年にしたい」と豊富を語るとともに、「ドコモは変革に対する備えができている」として「Ready」のスローガンを掲げる自信を見せた。
今回発表されたスマートフォンは、新技術や高性能を追求した「ハイスペックモデル」と、価格と性能のバランスを取った「スタンダードモデル」の2ラインを展開。また、同社オンラインショップでのみ取り扱う2020年オリンピック開催を記念した限定モデルも1機種ラインナップする。
ハイスペックモデルは5機種をラインナップする。「HUAWEI P30 Pro HW-02L」はドコモが国内初の取り扱いとなるファーウェイのフラグシップスマートフォンで、世界初のライカレンズを4基による「Leicaクアッドカメラ」を搭載するモデル。Leicaクアッドカメラは4,000万画素の広角レンズ、2,000万画素の超広角レンズ、光学5倍ズームが可能な800万画素の望遠レンズに、被写体の奥行きを検知するToFカメラを組み合わせた構造。ToFカメラは自然なボケ感を生み出すほか、被写体の寸法を測るなどARコンテンツにも活用できるとする。
ソニー「XPERIA 1 SO-03L」は画面サイズは6.5型、アスペクト比は21:1という世界初の4K有機ELディスプレイを搭載したモデル(関連ニュース)。3Dサラウンドのドルビーアトモスへの対応や、Xperiaとしては初めてのトリプルカメラユニットも搭載している。
サムスン「Galaxy S10 SC-03L」は約6.1型、「Galaxy S10+ SC-04L」は約6.4型の有機ELディスプレイ搭載スマートフォン(関連ニュース)。最新SoCの「Snapdragon855」や背面トリプルカメラ、AKGチューニングの内蔵スピーカーなどを搭載。専用の冷却構造やゲーム用設定メニューなども搭載し、高い処理性能が必要なコンテンツも快適に楽しめるとする。
シャープ「AQUOS R3 SH-04L」は10億色の表現力を実現するとし、HDRにも対応する「Pro IGZO」ディスプレイを搭載するモデル(関連ニュース)。静止画/動画を分担するデュアルカメラや、熱による性能低下を防ぐ放熱構造も特徴とする。
「Galaxy S10+ Olympic Games Edition」は2020年東京オリンピック開催を記念した、Galaxy S10+のスペシャルモデル。ドコモオンラインショップのみで10,000台限定で販売される。プリズムホワイトの背面パネルにオリンピック公式ロゴなどをあしらっており、同じく記念デザインを採用した、完全ワイヤレスイヤホン「Galaxy Buds」を同梱する。
スタンダードモデルは4機種をラインナップし、いずれも同社オンラインショップでの端末価格は3〜4万円台に抑えた。ソニー「XPERIA Ace SO-02L」は片手で操作しやすいコンパクトサイズながら、カメラ性能も高めたモデル。レンズのF値は1.8で、光学/電子ハイブリッドの手ブレ補正も搭載している。
「LG style 2 L-01L」は、ドコモ取り扱い端末の中でも最大クラスという3,900mAhの大容量バッテリーと、6型ディスプレイを搭載したモデル。最長約5日間のバッテリー持ちを謳う。
富士通「arrows Be3 F-02L」は、米国MIL規格に準拠した23項目の試験を通過する他、地面に落下させた際の画面割れ防止や、ハンドソープを使った洗浄にも対応する耐久設計のスマートフォン。背面には電源ボタンと指紋センサーを兼ねる「Exlider」と搭載し、画面スクロールや拡大/縮小を操作することも可能。
「Google Pixel 3a」はGoogle純正のスマートフォン(関連ニュース)。AIの活用より手軽に高画質で撮影できるカメラを搭載し、セキュリティ保護用の専用チップを内蔵。Felica搭載のため、ドコモのdカード決済にも対応する。
新料金プランとしては、同社はすでに30GBまで高速データ通信を利用できる「ギガホ」、1GB〜7GBまで利用量に応じた料金が発生する「ギガライト」という端末/通信料を分離した2プランの提供を発表している(関連ニュース)。今回、それに加え36ヶ月の分割支払いプランの導入を発表。同社ユーザーの多くが、3年以上のスパンで機種変更を行っているというデータを受けたもので、吉澤氏は「新料金プランと組み合わせることで、3年に1回機種変更するようなユーザーにとってお得にご利用いただける」と説明した。
また、機種変更の周期が2年以内のユーザーに対しても、新たな提案として「スマホおかえしプログラム」を設定する(関連ニュース)。今回発表された「ハイスペックモデル」を始めとする対象端末を36回分割払いにて購入している場合、24か月目に端末をドコモに「返却」することで、最大12回分までの分割支払料金が免除される。端末を比較的短い周期で最新モデルに買い替えていくようなユーザーに向けたプログラムとなっている。
吉澤氏は同社の端末の強みとして、「国内キャリア中最速の通信速度」「様々なトラブルに対応できる補償サービス」「全国2,300か所以上で展開するドコモショップのサポート」という3点をあらためてアピール。他社との競争に意気込みを見せた。
■ライフスタイルに合わせた2つの新サービス。「d払い」の機能向上も
新サービスは2種類を発表。1つめは食事の用意/後片付けの負担を軽減する、ミールキット宅配サービス「dミールキット powered by Oisix」で、オイシックス・ラ・大地株式会社との協業により7月から提供する。下処理を済ませた食材やレシピを同梱した「ミールキット」を家庭に宅配するサービスで、週1回、5日分のミールキットを宅配する「dミールキット定期便」や、最短5分で主菜・副菜を作ることができる本サービスオリジナルのミールキット「おいしい5min.」といったメニューを販売。購入金額の1%のdポイントが貯まる他、ポイントアップキャンペーン等も実施するとのこと。
2つめはソニーネットワークコミュニケーションズと協業したヘルスケアサービス「FACELOG」。ドコモのサービス基盤とソニーネットワークコミュニケーションズの技術を組み合わせたサービスで、ユーザーがスマホのカメラで撮影した肌の写真を解析し、健康状態の分析や生活改善の提案などを行う。また、三越伊勢丹などパートナー企業と提携し、ユーザーの同意を得た上で、ユーザーの肌に最適な理美容製品のレコメンドも行っていくという。
また、電子決済サービス「d払い」の機能を拡充。専用アプリに銀行口座やATMからのチャージ、他のユーザーへの送金/送ポイントが可能となる「ウォレット機能」が追加される他、ローソン、マツモトキヨシ等加盟店のサービスをdポイントアプリ内から利用可能となる「ミニアプリ機能」も追加する。
さらに、Digital Garage社のQRコード決済プラットフォーム「Cloud Pay」にも対応。加盟店は1種類の決済QRコードでd払い、LINE Pay、メルペイといった国内のサービスに加え、中国で利用されているAlipay、WeChat Payといった複数の決済サービスに対応可能となり、大幅に利便性が増した。吉澤氏はd払いをより大きなキャッシュレスプラットフォームに成長させるとの展望を語った。