公開日 2012/07/04 11:10
【レビュー】サムスン新スマホ“GALAXY S III”のクオリティ・使い勝手をチェック!
4.8インチ有機ELの迫力画面
4.8インチHD SUPER AMOLED+薄さ9mm+狭額縁の衝撃
韓国サムスン電子製の「GALAXY S III SC-06D」は、ドコモの今夏のフラグシップモデルとなる最新端末だ。GALAXY S IIIのグローバルモデルをベースに日本独自のカスタマイズを施し、おサイフケータイにも対応する。目玉となるのは有機ELディスプレイで、720×1280ドットの4.8インチHD SUPER AMOLED。チップセットはクアッドコアの「Exynos 4 Quad」ではなく、日本市場向けにはLTE搭載を優先したとのことで、デュアルコアのQualcommの1.5GHz Snapdragon S4「MSM8960」が搭載された。しかしそれでもハイスペック端末であることは間違いない。今回は主にAVファン向けの機能を中心に検証を行った。
GALAXY S IIIを手にしてまず気付くのは、4.8インチHD SUPER AMOLEDディスプレイの発色の良さ、71W×137H×9.0Dmmという薄型かつ大柄なサイズ感、そして狭ベゼルなデザインから来るディスプレイの存在感にある。「ホーム」ボタンはハードウェアボタンで、「メニュー」「戻る」各ボタンもタッチセンサーで本体下方に配置されているのだが、それでも巨大な画面とフレームといった印象を受けるほど、画面に注目が集まるデザインだ。本体の端子類は上部にヘッドフォン端子、右側に電源、左側にボリュームボタンを配置。真下にはMicroUSB端子を搭載し、MHL出力対応のHDMIも用意。なお、本機は防水ではないので背面カバーも開けやすい構造になっている。
サムスン製のオリジナルアプリを多数プリインストール
実際にGALAXY S IIIの電源を入れてみたところ、ホーム画面はドコモ端末共通の「docomo Palette UI」となっていたが、今回はサムスン独自の「TouchWiz home」に切り替えて使用した。ホーム画面にはトップに天気予報と時計を一体化したウィジェットに、「dメニュー」「dマーケット」などドコモ系のアイコンが並ぶ。トップメニューは有機ELの鮮やかな発色もあり、遠目にも目を惹くことは間違いない。AVファンにとっては、右に1面めくった画面に「動画」「音楽」のウィジェットが配置されておりアクセスしやすいほか、2面右には「S Suggest」というサムスン独自のアプリ連携ウィジェットが配置されている。
他にもサムスンらしい要素として独自のアプリストア「Samsung Apps」、チャットアプリの「Chat ON」、メモアプリの「Sメモ」、サムスンアカウントでTV、PCとも連動するクラウドサービス「AllsharePlay」のアプリも標準で搭載。サムスン製の薄型テレビなどAV機器がほとんど発売されていない日本では今ひとつピンと来ないアプリばかりだが、グローバルな家電メーカーであるサムスンによるデジタルAV戦略の一端を垣間見ることができる。
韓国サムスン電子製の「GALAXY S III SC-06D」は、ドコモの今夏のフラグシップモデルとなる最新端末だ。GALAXY S IIIのグローバルモデルをベースに日本独自のカスタマイズを施し、おサイフケータイにも対応する。目玉となるのは有機ELディスプレイで、720×1280ドットの4.8インチHD SUPER AMOLED。チップセットはクアッドコアの「Exynos 4 Quad」ではなく、日本市場向けにはLTE搭載を優先したとのことで、デュアルコアのQualcommの1.5GHz Snapdragon S4「MSM8960」が搭載された。しかしそれでもハイスペック端末であることは間違いない。今回は主にAVファン向けの機能を中心に検証を行った。
GALAXY S IIIを手にしてまず気付くのは、4.8インチHD SUPER AMOLEDディスプレイの発色の良さ、71W×137H×9.0Dmmという薄型かつ大柄なサイズ感、そして狭ベゼルなデザインから来るディスプレイの存在感にある。「ホーム」ボタンはハードウェアボタンで、「メニュー」「戻る」各ボタンもタッチセンサーで本体下方に配置されているのだが、それでも巨大な画面とフレームといった印象を受けるほど、画面に注目が集まるデザインだ。本体の端子類は上部にヘッドフォン端子、右側に電源、左側にボリュームボタンを配置。真下にはMicroUSB端子を搭載し、MHL出力対応のHDMIも用意。なお、本機は防水ではないので背面カバーも開けやすい構造になっている。
サムスン製のオリジナルアプリを多数プリインストール
実際にGALAXY S IIIの電源を入れてみたところ、ホーム画面はドコモ端末共通の「docomo Palette UI」となっていたが、今回はサムスン独自の「TouchWiz home」に切り替えて使用した。ホーム画面にはトップに天気予報と時計を一体化したウィジェットに、「dメニュー」「dマーケット」などドコモ系のアイコンが並ぶ。トップメニューは有機ELの鮮やかな発色もあり、遠目にも目を惹くことは間違いない。AVファンにとっては、右に1面めくった画面に「動画」「音楽」のウィジェットが配置されておりアクセスしやすいほか、2面右には「S Suggest」というサムスン独自のアプリ連携ウィジェットが配置されている。
他にもサムスンらしい要素として独自のアプリストア「Samsung Apps」、チャットアプリの「Chat ON」、メモアプリの「Sメモ」、サムスンアカウントでTV、PCとも連動するクラウドサービス「AllsharePlay」のアプリも標準で搭載。サムスン製の薄型テレビなどAV機器がほとんど発売されていない日本では今ひとつピンと来ないアプリばかりだが、グローバルな家電メーカーであるサムスンによるデジタルAV戦略の一端を垣間見ることができる。
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