公開日 2015/05/22 10:40
ゼンハイザーのヘッドホン/イヤホン、通勤・通学にマッチする3モデルをレビュー
5月病も梅雨も吹き飛ばせ!
慌ただしい新生活がスタートしてから1ヶ月あまり。GWも終わり、改めて気合を入れ直して日常の生活へと戻るという頃合いであろう。忙しい毎日を過ごす中で潤いを与えてくれる音楽をどうやって楽しむか。それはやはり通勤、通学の時間が最も多いのかもしれない。
iPhoneやスマホに付属しているイヤホンでも十分音楽を楽しむことはできるが、これから梅雨を迎えるダウナーな日々を前に、5月病も吹き飛ばすような気分を上げるサウンドで毎日を過ごしてみてはいかがだろうか。聴き慣れた楽曲も良い音で楽しむことで、“こんな音が入っていたんだ”という新たな発見や、楽曲にまつわる思い出さえもより鮮やかによみがえってくるだろう。
そうはいっても、いきなり数万円もするイヤホン/ヘッドホンを購入するのには気が引けるものだ。数多あるモデルの中から今回紹介したいのはゼンハイザーの新たな顔となっている“MOMENTUM”シリーズの新製品「MOMENTUM In-Ear(関連ニュース)」、そしてオリジナル「MOMENTUM」をコンパクト化した耳のせ型ヘッドホン「MOMENTUM On-Ear(関連ニュース)」、5千円程度というエントリークラスながらブランド伝統となる上位機のサウンドをきちんと継承したハイC/P機「CX 3.00(関連ニュース)」である。
国内ではなかなか実感できないが、欧米諸国におけるヘッドホン/イヤホン市場でのゼンハイザーのブランド力は非常に高い。オープン型のパイオニアとしての名声だけでなく、音楽というライフスタイルに寄り添うハイクオリティなブランドとして広く浸透している。
その商品イメージに大きな変革が訪れたのが、現行のフラグシップ機「HD 800」登場のタイミングだ。それまでのゼンハイザー製品は質実剛健・音質重視路線を主軸にしている印象が強く、デザイン面ではやや他社から遅れを取っていたところもあった。
しかし、時代を見据えたHD 800を境に、アイコニックさと洗練されたフォルム&カラーリングを追求し、よりカジュアルな製品づくりを推し進めるようになっていく。これは2013年、3代目となるダニエル・ゼンハイザー&アンドレアス・ゼンハイザー博士が共同代表としてCEOに就任したこととも符合する。
今年で創業70周年を迎える老舗ブランドならではのモノづくりのノウハウを活用した安定のサウンドをベースとしながら、デザイン性にもこれまで以上に力を入れ、時代の求めるクールな装いをプラスした製品ラインナップの拡充を実施。その代表的なモデルが密閉型コンパクトモデルMOMENTUMである。
懐かしさも感じさせるフォルムでありながら、現代的でクールな配色と素材感の良さも功を奏し、世界的なヒットを記録。オープン型に強みを持つゼンハイザーが本気で取り組んだデザインライクな密閉型モデルとして、これまでのゼンハイザーファンからしても聴き逃すことのできない“記念碑”的存在のヘッドホンとしてその名を刻みこんだのである。
今回ご紹介する3製品もそうした“音”も“装い”も現代のシーンにマッチした仕様となっており、まさにMOMENTUMの系譜としても認識できるものだ。まずこの中ではエントリーモデルとなるCX 3.00からみていこう。
iPhoneやスマホに付属しているイヤホンでも十分音楽を楽しむことはできるが、これから梅雨を迎えるダウナーな日々を前に、5月病も吹き飛ばすような気分を上げるサウンドで毎日を過ごしてみてはいかがだろうか。聴き慣れた楽曲も良い音で楽しむことで、“こんな音が入っていたんだ”という新たな発見や、楽曲にまつわる思い出さえもより鮮やかによみがえってくるだろう。
そうはいっても、いきなり数万円もするイヤホン/ヘッドホンを購入するのには気が引けるものだ。数多あるモデルの中から今回紹介したいのはゼンハイザーの新たな顔となっている“MOMENTUM”シリーズの新製品「MOMENTUM In-Ear(関連ニュース)」、そしてオリジナル「MOMENTUM」をコンパクト化した耳のせ型ヘッドホン「MOMENTUM On-Ear(関連ニュース)」、5千円程度というエントリークラスながらブランド伝統となる上位機のサウンドをきちんと継承したハイC/P機「CX 3.00(関連ニュース)」である。
国内ではなかなか実感できないが、欧米諸国におけるヘッドホン/イヤホン市場でのゼンハイザーのブランド力は非常に高い。オープン型のパイオニアとしての名声だけでなく、音楽というライフスタイルに寄り添うハイクオリティなブランドとして広く浸透している。
その商品イメージに大きな変革が訪れたのが、現行のフラグシップ機「HD 800」登場のタイミングだ。それまでのゼンハイザー製品は質実剛健・音質重視路線を主軸にしている印象が強く、デザイン面ではやや他社から遅れを取っていたところもあった。
しかし、時代を見据えたHD 800を境に、アイコニックさと洗練されたフォルム&カラーリングを追求し、よりカジュアルな製品づくりを推し進めるようになっていく。これは2013年、3代目となるダニエル・ゼンハイザー&アンドレアス・ゼンハイザー博士が共同代表としてCEOに就任したこととも符合する。
今年で創業70周年を迎える老舗ブランドならではのモノづくりのノウハウを活用した安定のサウンドをベースとしながら、デザイン性にもこれまで以上に力を入れ、時代の求めるクールな装いをプラスした製品ラインナップの拡充を実施。その代表的なモデルが密閉型コンパクトモデルMOMENTUMである。
懐かしさも感じさせるフォルムでありながら、現代的でクールな配色と素材感の良さも功を奏し、世界的なヒットを記録。オープン型に強みを持つゼンハイザーが本気で取り組んだデザインライクな密閉型モデルとして、これまでのゼンハイザーファンからしても聴き逃すことのできない“記念碑”的存在のヘッドホンとしてその名を刻みこんだのである。
今回ご紹介する3製品もそうした“音”も“装い”も現代のシーンにマッチした仕様となっており、まさにMOMENTUMの系譜としても認識できるものだ。まずこの中ではエントリーモデルとなるCX 3.00からみていこう。