公開日 2015/09/28 10:30
AKG「N60NC」を海外出張で使ってみた。ノイズキャンセリング効果&音質をチェック!
機内でも滞在先でも活躍
■アウトドアでベストな音楽再生を追求したヘッドホン
AKG「N60NC」はオンイヤースタイルのアクティブ・ノイズキャンセリングヘッドホンだ。本機の詳細についてはPhile-webニュースや、折原一也氏の速報レポートでも紹介されているので、敢えて概略までのご紹介にとどめておきたい。
本機はイヤーカップの内側と外側の両方にマイクを内蔵するハイブリッド方式のアクティブ・ノイズキャンセリングと、密閉型ハウジング、密着性の高いイヤーパッドなどにより、AKG史上最高のノイズ低減率を実現したことをうたった点が大きな特徴だ。最近ではスマートフォンで音楽を聴く人も増えているが、N60NCはアウトドアで、どんな音楽ソースも最高の音質を味わえるヘッドホンとして完成形を追求している。
アルミのハウジングに40mm口径のドライバーを搭載。音質的には密閉型であることを感じさせないほど開放的で伸びやかな中高域に、タイトで引き締まった力強い低域を特徴としている。特にクラシックやロック・ポップス系の生演奏は、解像感が高く雄大なサウンドスケープを描く描写力の高さが秀でていると言えるかもしれない。ブラックを基調とした飾らないシャープなデザインはユーザーの音楽や服装の好みにも幅広くマッチする。
■驚くほどコンパクトで持ち運びやすい
時を遡ること9月1日。今回筆者はドイツのベルリンで開催されるエレクトロニクスショー「IFA2015」の取材に向かう道中、ルフトハンザの機内でAKG「N60NC」の使い勝手を試す機会を得た。
はじめに本機の特長を実感したのは旅支度の時。N60NCは、独自の3D-Axis2機構により本体を非常にコンパクトに折り畳んでから、付属のキャリングポーチに入れてコンパクトに持ち運べる。ポーチは三日月型で、容積がしっかりとあるので充電ケーブルや航空機用変換プラグも一緒に入れられる。
今回は午後一番に羽田を発って、乗り継ぎのミュンヘンまで約12時間のフライトだ。ヨーロッパへの国際便なので、食事は離陸後にすぐと到着の2時間ほど前の計2回提供される。最初の食事が出てくる前に、機内エンターテインメントで映画を1本みてやろうと意気込み、飛行機が安定飛行に入ってシートベルトの着用サインが消えたのを見計らい、バッグからヘッドホンを取り出す。
柔らかいイヤーパッドと、フレキシブルなヘッドバンドの側圧による心地良い装着感を確かめる。筆者はふだんからAKGのBluetoothヘッドホン「Y45BT」を使っている。本機と同じぐらいサイズがコンパクトでありながら、しかも本体のサイズ調節の幅にゆとりがあるので、筆者のように頭の大きいユーザーもゆったり装着できるのが良い。さらに筆者はふだんからメガネをかけているのだが、イヤーパッドがメガネのツルに当たって窮屈に感じられることもない。これなら飛行機での長旅の間にも、ヘッドホンが原因で頭が痛くなる心配もなさそうだ。
ノイズキャンセリング機能のON/OFFを切り替えるスイッチは本体の左側イヤーカップの側面下にある。スライド式のスイッチはON/OFFの手応えがしっかりとあるタイプなので、誤操作の心配は少なそうだ。N60NCはバッテリー内蔵ながら150gと軽量。バッテリーライフも連続30時間を実現している。
充電ケーブルはヘッドホン側が2.5mmのミニミニプラグになっていて、音声用ケーブルとジャックは共用という特殊な仕様のUSBケーブルなので、Androidスマホなどの充電に使うmicroUSBケーブルで代用ができない。遠方への旅行や長時間の移動時に本機を活用したい場合は、専用USBケーブルを忘れずに持参しよう。ちなみに、充電中は音声用ケーブルがつなげなくなるため音楽が聴けない。
AKG「N60NC」はオンイヤースタイルのアクティブ・ノイズキャンセリングヘッドホンだ。本機の詳細についてはPhile-webニュースや、折原一也氏の速報レポートでも紹介されているので、敢えて概略までのご紹介にとどめておきたい。
本機はイヤーカップの内側と外側の両方にマイクを内蔵するハイブリッド方式のアクティブ・ノイズキャンセリングと、密閉型ハウジング、密着性の高いイヤーパッドなどにより、AKG史上最高のノイズ低減率を実現したことをうたった点が大きな特徴だ。最近ではスマートフォンで音楽を聴く人も増えているが、N60NCはアウトドアで、どんな音楽ソースも最高の音質を味わえるヘッドホンとして完成形を追求している。
アルミのハウジングに40mm口径のドライバーを搭載。音質的には密閉型であることを感じさせないほど開放的で伸びやかな中高域に、タイトで引き締まった力強い低域を特徴としている。特にクラシックやロック・ポップス系の生演奏は、解像感が高く雄大なサウンドスケープを描く描写力の高さが秀でていると言えるかもしれない。ブラックを基調とした飾らないシャープなデザインはユーザーの音楽や服装の好みにも幅広くマッチする。
■驚くほどコンパクトで持ち運びやすい
時を遡ること9月1日。今回筆者はドイツのベルリンで開催されるエレクトロニクスショー「IFA2015」の取材に向かう道中、ルフトハンザの機内でAKG「N60NC」の使い勝手を試す機会を得た。
はじめに本機の特長を実感したのは旅支度の時。N60NCは、独自の3D-Axis2機構により本体を非常にコンパクトに折り畳んでから、付属のキャリングポーチに入れてコンパクトに持ち運べる。ポーチは三日月型で、容積がしっかりとあるので充電ケーブルや航空機用変換プラグも一緒に入れられる。
今回は午後一番に羽田を発って、乗り継ぎのミュンヘンまで約12時間のフライトだ。ヨーロッパへの国際便なので、食事は離陸後にすぐと到着の2時間ほど前の計2回提供される。最初の食事が出てくる前に、機内エンターテインメントで映画を1本みてやろうと意気込み、飛行機が安定飛行に入ってシートベルトの着用サインが消えたのを見計らい、バッグからヘッドホンを取り出す。
柔らかいイヤーパッドと、フレキシブルなヘッドバンドの側圧による心地良い装着感を確かめる。筆者はふだんからAKGのBluetoothヘッドホン「Y45BT」を使っている。本機と同じぐらいサイズがコンパクトでありながら、しかも本体のサイズ調節の幅にゆとりがあるので、筆者のように頭の大きいユーザーもゆったり装着できるのが良い。さらに筆者はふだんからメガネをかけているのだが、イヤーパッドがメガネのツルに当たって窮屈に感じられることもない。これなら飛行機での長旅の間にも、ヘッドホンが原因で頭が痛くなる心配もなさそうだ。
ノイズキャンセリング機能のON/OFFを切り替えるスイッチは本体の左側イヤーカップの側面下にある。スライド式のスイッチはON/OFFの手応えがしっかりとあるタイプなので、誤操作の心配は少なそうだ。N60NCはバッテリー内蔵ながら150gと軽量。バッテリーライフも連続30時間を実現している。
充電ケーブルはヘッドホン側が2.5mmのミニミニプラグになっていて、音声用ケーブルとジャックは共用という特殊な仕様のUSBケーブルなので、Androidスマホなどの充電に使うmicroUSBケーブルで代用ができない。遠方への旅行や長時間の移動時に本機を活用したい場合は、専用USBケーブルを忘れずに持参しよう。ちなみに、充電中は音声用ケーブルがつなげなくなるため音楽が聴けない。