公開日 2016/10/12 10:20
iPhoneでのハイレゾ再生にも対応。ラトックの“Wi-Fi SDカードリーダー”を試す
<山本敦のAV進化論 第110回>
■iPhone 7用の外付けストレージとして使えそうな“Wi-Fi SDカードリーダー”
新しいiPhone 7/iPhone 7 Plusが発売されて1ヶ月が経った。人気の新色“ジェットブラック”をオーダーした筆者の友人は、最近になってようやく手元に製品が到着したらしいが、新しいiPhoneユーザーの皆様もそろそろ満足できるところと、そうじゃない部分が見えてきた頃だと思う。
iPhoneは購入時には「カラーバリエーション」と「ストレージ容量」を選択する。ストレージ容量は32GB/128GB/256GBの3段構成(ジェットブラックのみ128GB/256GB)となっているが、トップエンドの256GBが94,800円(税別)、最も容量が小さい32GBが72,800円(税別)と、価格に22,000円もの開きがある。
iTunesに入れてある音源をとにかく全部iPhoneに突っ込んでおきたい。写真を撮りまくるからストレージはデカいほどいい。256GBモデルを積極的に選ぶ声も様々だろう。
でも一方で、音楽はストリーミングサービスが中心だし、写真はすぐにバックアップして本体から消す、あるいは写真はあまり撮らないという人も筆者のまわりには多い。実際私もその一人である。だから容量は32GBで十分と考え、本体の代金をなるべく安く抑える方向を選んだ。
ただ、iPhoneのカメラはけっこう使うので、別途、外付けストレージがあると便利だ。ということで、今回はラトックシステムから発売された“Wi-Fi SDカードリーダー”「REX-WIFISD1H」の使い勝手を試してみることにした。
筆者はiPhoneで撮った写真をバックアップする際、あるいは動画や音楽データを保存して旅の飛行機で楽しむ際のブリッジメディアとして、Lightning接続の外付ストレージを活用していた。イメーションの「LINK Power Drive」という製品だ。
ところが、イメーションが昨年いっぱいで日本国内のコンシューマー事業から撤退してしまったため、本機を使う時に必要なスマホアプリ「Imation LINK」の更新がストップしてしまった。
今のところiOS 10.0.2でもファイルの出し入れやメディアプレーヤー機能は問題なく使えているが、いつサポートが完全終了するかわからない。セキュリティ面での不安もつきまとう。何かよい代役を探していたところ、ラトックの製品を知ったというわけだ。
■iPhoneに入りきらない音楽や動画を持ち歩くのに便利。ただし使い勝手にちょっとした制約も
REX-WIFISD1HはiPhoneやiPad、Androidスマホ・タブレットに専用アプリ「WiDrawer3」を入れて、Wi-Fiで接続してデータをやり取りするワイヤレス・ストレージだ。本体にフラッシュメモリーなど記憶媒体は内蔵されておらず、SDカードあるいはUSBメモリースティックやUSB-HDDなどマスストレージデバイスを装着して使う仕様だ。
新しいiPhone 7/iPhone 7 Plusが発売されて1ヶ月が経った。人気の新色“ジェットブラック”をオーダーした筆者の友人は、最近になってようやく手元に製品が到着したらしいが、新しいiPhoneユーザーの皆様もそろそろ満足できるところと、そうじゃない部分が見えてきた頃だと思う。
iPhoneは購入時には「カラーバリエーション」と「ストレージ容量」を選択する。ストレージ容量は32GB/128GB/256GBの3段構成(ジェットブラックのみ128GB/256GB)となっているが、トップエンドの256GBが94,800円(税別)、最も容量が小さい32GBが72,800円(税別)と、価格に22,000円もの開きがある。
iTunesに入れてある音源をとにかく全部iPhoneに突っ込んでおきたい。写真を撮りまくるからストレージはデカいほどいい。256GBモデルを積極的に選ぶ声も様々だろう。
でも一方で、音楽はストリーミングサービスが中心だし、写真はすぐにバックアップして本体から消す、あるいは写真はあまり撮らないという人も筆者のまわりには多い。実際私もその一人である。だから容量は32GBで十分と考え、本体の代金をなるべく安く抑える方向を選んだ。
ただ、iPhoneのカメラはけっこう使うので、別途、外付けストレージがあると便利だ。ということで、今回はラトックシステムから発売された“Wi-Fi SDカードリーダー”「REX-WIFISD1H」の使い勝手を試してみることにした。
筆者はiPhoneで撮った写真をバックアップする際、あるいは動画や音楽データを保存して旅の飛行機で楽しむ際のブリッジメディアとして、Lightning接続の外付ストレージを活用していた。イメーションの「LINK Power Drive」という製品だ。
ところが、イメーションが昨年いっぱいで日本国内のコンシューマー事業から撤退してしまったため、本機を使う時に必要なスマホアプリ「Imation LINK」の更新がストップしてしまった。
今のところiOS 10.0.2でもファイルの出し入れやメディアプレーヤー機能は問題なく使えているが、いつサポートが完全終了するかわからない。セキュリティ面での不安もつきまとう。何かよい代役を探していたところ、ラトックの製品を知ったというわけだ。
■iPhoneに入りきらない音楽や動画を持ち歩くのに便利。ただし使い勝手にちょっとした制約も
REX-WIFISD1HはiPhoneやiPad、Androidスマホ・タブレットに専用アプリ「WiDrawer3」を入れて、Wi-Fiで接続してデータをやり取りするワイヤレス・ストレージだ。本体にフラッシュメモリーなど記憶媒体は内蔵されておらず、SDカードあるいはUSBメモリースティックやUSB-HDDなどマスストレージデバイスを装着して使う仕様だ。