公開日 2018/04/20 11:00
耳をふさがない“スマートな”完全ワイヤレスイヤホン「Xperia Ear Duo」登場! “デュアルリスニング”の魅力とは?
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ソニーからまた一つ画期的なワイヤレスイヤホン「Xperia Ear Duo/XEA20」が誕生した。この製品はシンプルに音楽を聴くための用途だけでなく、独自のボイスアシスタント「Assistant for Xperia」や、本体に内蔵する各種センサーの情報を集めて素速く処理するソニー製のスマートセンシングプロセッサー「CXD5602」によるスマートな体験を実現している。
さらにイヤホンとしては珍しい“完全開放型”のスタイルとしているので、装着した状態で音楽を再生しながら周囲の人々と会話をしたり、環境音にも注意を向けられる「デュアルリスニング」のコンセプトにも注目したい。Xperia Ear Duoで何ができるのか、どんな人におすすめのイヤホンなのか、実機を試しながらその魅力に迫ってみよう。
■Xperia Ear Duoで何ができるのか
ハンドリングをはじめる前に、Xperia Ear Duoの大まかな使い方をまとめておこう。本機はスマホやオーディオプレーヤーにBluetoothで接続して楽しむ完全ワイヤレスイヤホンに近いスタイルで楽しむデバイスだ。音楽を聴いたり、スマホとペアリングした場合はハンズフリー通話もできる。
専用のコンパニオンアプリ「Xperia Ear Duo」をインストールしたスマホにペアリングすると、様々なスマート機能が使えたり、本体設定を細かくカスタマイズできるようになる。Xperia Ear DuoをAndroidスマホと一緒に使う場合は、アプリを立ち上げてからイヤホンをケースから取り出すとペアリングの初期設定をアプリが自動で済ませてくれる、かんたんペアリング機能にも対応する。
本機で利用できるスマート機能の中には、タッチパッド、音声、ヘッドジェスチャーによるメッセージの送受信やradiko.jpと連携したラジオストリーミング再生などの操作、そしてユーザーの状況に合わせて便利な情報、ならびにスマホに届いている通知を音声で読み上げてくれる「デイリーアシスト」の機能などが含まれる。
アプリはAndroidとiOS、両方のプラットフォームに対応しているが、スマート機能の一部についてはAndroidだけに提供されているものもある。差分については本レポートの中でも触れるつもりだ。今回はXperia Ear DuoにXperia XZ1をペアリングして使い勝手を試してみた。
■ちょっと変わった下掛けスタイル。気になるリスニング感は?
Xperia Ear Duoは“耳の下からかける”、一風変わったハンガースタイルを採用している。このデザインに辿り着いた背景には、ポータブルオーディオファンなら誰もが「なるほど!」と膝を打つであろう理由もあるのだが、詳細については以前に筆者が本機の開発者を訪ねて取材したインタビューも参照してほしい。
筆者も初めて本機を装着した時には耳たぶを引っ張りながら手探りになってしまったが、数回の着脱を繰り返したら割と簡単に装着できるコツが掴めた。正しいポジションで装着ができれば、あとは多少頭を激しく上下左右に振っても微動だにしないほどフィット感は安定している。ドライバーにバッテリー、電子基板回路などを搭載する本体は耳の裏側に隠れるので、会話相手にもイヤホンを装着していることを意識させないで済む。だからコミュニケーションの妨げにならないところも従来のイヤホンにはない魅力だ。
さらにイヤホンとしては珍しい“完全開放型”のスタイルとしているので、装着した状態で音楽を再生しながら周囲の人々と会話をしたり、環境音にも注意を向けられる「デュアルリスニング」のコンセプトにも注目したい。Xperia Ear Duoで何ができるのか、どんな人におすすめのイヤホンなのか、実機を試しながらその魅力に迫ってみよう。
■Xperia Ear Duoで何ができるのか
ハンドリングをはじめる前に、Xperia Ear Duoの大まかな使い方をまとめておこう。本機はスマホやオーディオプレーヤーにBluetoothで接続して楽しむ完全ワイヤレスイヤホンに近いスタイルで楽しむデバイスだ。音楽を聴いたり、スマホとペアリングした場合はハンズフリー通話もできる。
専用のコンパニオンアプリ「Xperia Ear Duo」をインストールしたスマホにペアリングすると、様々なスマート機能が使えたり、本体設定を細かくカスタマイズできるようになる。Xperia Ear DuoをAndroidスマホと一緒に使う場合は、アプリを立ち上げてからイヤホンをケースから取り出すとペアリングの初期設定をアプリが自動で済ませてくれる、かんたんペアリング機能にも対応する。
本機で利用できるスマート機能の中には、タッチパッド、音声、ヘッドジェスチャーによるメッセージの送受信やradiko.jpと連携したラジオストリーミング再生などの操作、そしてユーザーの状況に合わせて便利な情報、ならびにスマホに届いている通知を音声で読み上げてくれる「デイリーアシスト」の機能などが含まれる。
アプリはAndroidとiOS、両方のプラットフォームに対応しているが、スマート機能の一部についてはAndroidだけに提供されているものもある。差分については本レポートの中でも触れるつもりだ。今回はXperia Ear DuoにXperia XZ1をペアリングして使い勝手を試してみた。
■ちょっと変わった下掛けスタイル。気になるリスニング感は?
Xperia Ear Duoは“耳の下からかける”、一風変わったハンガースタイルを採用している。このデザインに辿り着いた背景には、ポータブルオーディオファンなら誰もが「なるほど!」と膝を打つであろう理由もあるのだが、詳細については以前に筆者が本機の開発者を訪ねて取材したインタビューも参照してほしい。
筆者も初めて本機を装着した時には耳たぶを引っ張りながら手探りになってしまったが、数回の着脱を繰り返したら割と簡単に装着できるコツが掴めた。正しいポジションで装着ができれば、あとは多少頭を激しく上下左右に振っても微動だにしないほどフィット感は安定している。ドライバーにバッテリー、電子基板回路などを搭載する本体は耳の裏側に隠れるので、会話相手にもイヤホンを装着していることを意識させないで済む。だからコミュニケーションの妨げにならないところも従来のイヤホンにはない魅力だ。