公開日 2019/07/04 06:00
バランス重視どころじゃない! AVIOTが起こした新たな価格破壊の完全ワイヤレス「TE-D01g」レビュー
【特別企画】超ハイスペック&ハイCP
日本人の手による日本人のためのオーディオ製品づくり “Japan Tuned” を信条としている新進気鋭ブランド、AVIOT(アビオット)から、完全ワイヤレスイヤホンの新モデル「TE-D01g」が発売された。
そもそもAVIOTは、1年半ほどの短い期間に完全ワイヤレスイヤホンだけでも8モデル以上! をリリースしているなど、驚異的なペースで新製品の開発を行っている。そして、それら新製品には必ずといっていいほど最新技術やトレンドをいち早く取り込むことで、より便利で快適な製品に仕立てられていることでも注目を集めている。
音質はもちろん、コストパフォーマンスの良さも含めて人気を集めているブランドだけに、その新モデルの完成度は気になるところ。ということで、「TE-D01g」について詳しくチェックさせていただこう。
■超ハイスペック&ハイコストパフォーマンスといえる性能を実現
最初に、俯瞰的なポジショニングの話から。AVIOT製の完全ワイヤレスイヤホンは、一部から価格破壊とまでいわれるほどにコストパフォーマンスの高い製品となっているが、そのなかでも、大まかにいって3つの価格帯が設定されている様子が窺える。
ひとつは音質を重視した1万円超(1.2〜1.3万円)のクラス、次に音質と価格のバランスに配慮された1万円未満(8000円台)のクラス。そして、先日発表された「TE-BD21f」で新たに展開を始めたフラグシップモデル(2万円前後を想定しているものと思われる)。ちなみに、この他にもさらに低価格のハイ・コストパフォーマンスモデルも一部存在しているが、メインとなっているのはこの3つの価格帯であろう。
そのうち、TE-D01gは1万円未満のクラスに位置していて、音質とコストのバランスが良好な「TE-D01a」の後継あたりなのだろう、ということが想像できる。いや、正確にいえば、勝手に想像していた、というのが正しいかもしれない。実際のところ、TE-D01gはバランス重視モデルどころではなく、1万円超クラスの実力をひとつ下の価格帯で実現した、超ハイスペック&ハイコストパフォーマンスに仕立てられているのだ。
それは、スペック面からも窺い知れる。まず、機能性の要となるBluetoothチップは、クアルコム社製の最新SoC「QCC3020」を搭載。Bluetoothバージョン5.0に対応することで、音切れを低減している。また、対応スマートフォンがまだ少ないものの、TWS+にも対応しているため、接続安定性のさらなる向上にも期待が持てる。
そして、連続再生時間も長く、約10時間という超ロングライフを実現。さらに、専用ケース内蔵バッテリーからの充電も含めると、トータル50時間! も使い続けることが可能だ。通勤で毎日使っても、2週間ほどは専用ケースへの充電が必要なかったりする。高額モデルだったらまだしも、この価格では驚きの数値だ。
もちろん、肝心の音質についてもAVIOTらしく、徹底的なこだわっているという。そもそも、QCC3020を採用したのは機能性だけでなく、音質面でもアドバンテージがあるからこその選択だという。また、対応コーデックもSBCやAACに加え、完全ワイヤレスイヤホンとしては採用の少ないaptXにも対応しているのも音質面での優位性を高めている。
これにグラフェンコート振動板を採用する6mm口径のダイナミック型ドライバーを組み合わせ、さらに日本人好みのチューニングに仕立てることで、これまでの完全ワイヤレスイヤホンとは格別の音質を追求しているという。
そもそもAVIOTは、1年半ほどの短い期間に完全ワイヤレスイヤホンだけでも8モデル以上! をリリースしているなど、驚異的なペースで新製品の開発を行っている。そして、それら新製品には必ずといっていいほど最新技術やトレンドをいち早く取り込むことで、より便利で快適な製品に仕立てられていることでも注目を集めている。
音質はもちろん、コストパフォーマンスの良さも含めて人気を集めているブランドだけに、その新モデルの完成度は気になるところ。ということで、「TE-D01g」について詳しくチェックさせていただこう。
■超ハイスペック&ハイコストパフォーマンスといえる性能を実現
最初に、俯瞰的なポジショニングの話から。AVIOT製の完全ワイヤレスイヤホンは、一部から価格破壊とまでいわれるほどにコストパフォーマンスの高い製品となっているが、そのなかでも、大まかにいって3つの価格帯が設定されている様子が窺える。
ひとつは音質を重視した1万円超(1.2〜1.3万円)のクラス、次に音質と価格のバランスに配慮された1万円未満(8000円台)のクラス。そして、先日発表された「TE-BD21f」で新たに展開を始めたフラグシップモデル(2万円前後を想定しているものと思われる)。ちなみに、この他にもさらに低価格のハイ・コストパフォーマンスモデルも一部存在しているが、メインとなっているのはこの3つの価格帯であろう。
そのうち、TE-D01gは1万円未満のクラスに位置していて、音質とコストのバランスが良好な「TE-D01a」の後継あたりなのだろう、ということが想像できる。いや、正確にいえば、勝手に想像していた、というのが正しいかもしれない。実際のところ、TE-D01gはバランス重視モデルどころではなく、1万円超クラスの実力をひとつ下の価格帯で実現した、超ハイスペック&ハイコストパフォーマンスに仕立てられているのだ。
それは、スペック面からも窺い知れる。まず、機能性の要となるBluetoothチップは、クアルコム社製の最新SoC「QCC3020」を搭載。Bluetoothバージョン5.0に対応することで、音切れを低減している。また、対応スマートフォンがまだ少ないものの、TWS+にも対応しているため、接続安定性のさらなる向上にも期待が持てる。
そして、連続再生時間も長く、約10時間という超ロングライフを実現。さらに、専用ケース内蔵バッテリーからの充電も含めると、トータル50時間! も使い続けることが可能だ。通勤で毎日使っても、2週間ほどは専用ケースへの充電が必要なかったりする。高額モデルだったらまだしも、この価格では驚きの数値だ。
もちろん、肝心の音質についてもAVIOTらしく、徹底的なこだわっているという。そもそも、QCC3020を採用したのは機能性だけでなく、音質面でもアドバンテージがあるからこその選択だという。また、対応コーデックもSBCやAACに加え、完全ワイヤレスイヤホンとしては採用の少ないaptXにも対応しているのも音質面での優位性を高めている。
これにグラフェンコート振動板を採用する6mm口径のダイナミック型ドライバーを組み合わせ、さらに日本人好みのチューニングに仕立てることで、これまでの完全ワイヤレスイヤホンとは格別の音質を追求しているという。