公開日 2020/03/05 06:40
ハイレゾサブスク「mora qualitas」モバイルアプリを試す。使い勝手は?音質は?
ビットパーフェクト再生もチェック
昨年11月25日に正式スタートしたハイレゾストリーミングサービス「mora qualitas」から、待望のモバイル版アプリ(iOS版/Android版)がリリースされた。オフライン再生ができるようになり、iOS版ではビットパーフェクト再生も可能など注目点が多い。さっそく使ってみたのでレビューしていこう。
まずはmora qualitasの概要をザッとおさらいしよう。本サービスは「Amazon Music HD」に続く、国内2例目のハイレゾストリーミングサービスだ。配信レゾリューション/フォーマットは最大96kHz/24bit(FLAC)となる。
配信楽曲数は、ハイレゾ以外のCDクオリティやロスレス音源も含めて500万曲以上で、現在も随時増加中だ。世界的なスタンダードハイレゾストリーミングサービス「TIDAL」や「Qobuz」にはない邦楽タイトルが聴けることや、排他モードを用意していることなどが大きなアドバンテージだ。月額料金は1,980円で、30日間の無料お試し期間も用意される。聴取可能なデバイスはこれまでWindows/Macパソコンに限定されていたが、ついにスマホ/タブレットでの試聴環境が整ったのだ。
■まずは使い勝手をチェック
先述したとおり、アプリはiOS/Android用を用意。動作要件は、iOSはVer.11.0以降、AndroidはVer.7.0以上となる。
まず注目なのは、iOS版アプリでは、Lightningコネクタ経由で外部DACを接続すると「ビットパーフェクト再生」が行える点だ(ただしiPhone6s以前のイヤホンジャック搭載モデルにイヤホンを直挿しした時は、iOSの仕様に従って最大48kHz/24bitとなる)。
いっぽうAndroid版では、現時点ではUSB経由であってもビットパーフェクト再生には対応していない。機種によって動作は違うようだ。
まずは、アプリをインストールしてみよう。iOSはアップルストア、AndroidはGoogle Playストアで「mora qualitas」と検索してインストールする。
アイコンをクリックしてアプリを立ち上げ、アカウント登録時に作成したユーザーID(メールアドレス)とパスワードを入力する。なおアプリからはアカウント登録できないので、初めてサービスを利用する場合はWebブラウザからmora qualitasにアクセスしよう。ログインしたら、お気に入りのジャンルやアーティストを選択する(スキップも可能)。
■使いやすいUI。メインメニューから様々な楽曲選択ができる
本アプリのデザインやユーザーインターフェイス(以後UIと表記)は基本的にiOS/Android共通だ。ここからはiPhoneの画面を例に解説する。
アプリが立ち上がると表示される「ホーム」画面は、ホワイト基調で使いやすそうなUIという印象。44.1kHz/24bit 〜 96kHz/24bitまでの音源を意味する「HR」アイコンのついたタイトルが多く表示されており、高音質を売りにしたサービスらしさを出している。
それでは各メニューについて解説しよう。
画面下段にはメインメニューが用意されており(下画像内の(1)の部分)、「ホーム」「ディスカバー」「マイミュージック」「ラジオ」「検索」など複数の経路から楽曲を選択できる。画面左上(2)のアイコンからは自分に向けられたプレイリストやニュースフィード等を確認可能。画面右上の歯車アイコン(3)からは設定画面へ遷移できる。
メインメニューは様々な要素から楽曲選択ができる。
「ホーム」レコメンド結果をベースとした、おすすめの楽曲/プレイリスト/アルバム等が表示される。
「ディスカバー」レコメンド結果とは別の人気プレイリスト/アーティストやハイレゾのニューリリースタイトルが表示される。
「マイミュージック」自身がお気に入りに登録した、アルバム、アーティスト、ステーション等が表示される。
「ラジオ」本サービスではラジオを「ステーション」と表記。ジャンル別や履歴によるステーションが表示される
「検索」アーティスト名や楽曲名を入力して曲を検索できる。
まずはmora qualitasの概要をザッとおさらいしよう。本サービスは「Amazon Music HD」に続く、国内2例目のハイレゾストリーミングサービスだ。配信レゾリューション/フォーマットは最大96kHz/24bit(FLAC)となる。
配信楽曲数は、ハイレゾ以外のCDクオリティやロスレス音源も含めて500万曲以上で、現在も随時増加中だ。世界的なスタンダードハイレゾストリーミングサービス「TIDAL」や「Qobuz」にはない邦楽タイトルが聴けることや、排他モードを用意していることなどが大きなアドバンテージだ。月額料金は1,980円で、30日間の無料お試し期間も用意される。聴取可能なデバイスはこれまでWindows/Macパソコンに限定されていたが、ついにスマホ/タブレットでの試聴環境が整ったのだ。
■まずは使い勝手をチェック
先述したとおり、アプリはiOS/Android用を用意。動作要件は、iOSはVer.11.0以降、AndroidはVer.7.0以上となる。
まず注目なのは、iOS版アプリでは、Lightningコネクタ経由で外部DACを接続すると「ビットパーフェクト再生」が行える点だ(ただしiPhone6s以前のイヤホンジャック搭載モデルにイヤホンを直挿しした時は、iOSの仕様に従って最大48kHz/24bitとなる)。
いっぽうAndroid版では、現時点ではUSB経由であってもビットパーフェクト再生には対応していない。機種によって動作は違うようだ。
まずは、アプリをインストールしてみよう。iOSはアップルストア、AndroidはGoogle Playストアで「mora qualitas」と検索してインストールする。
アイコンをクリックしてアプリを立ち上げ、アカウント登録時に作成したユーザーID(メールアドレス)とパスワードを入力する。なおアプリからはアカウント登録できないので、初めてサービスを利用する場合はWebブラウザからmora qualitasにアクセスしよう。ログインしたら、お気に入りのジャンルやアーティストを選択する(スキップも可能)。
■使いやすいUI。メインメニューから様々な楽曲選択ができる
本アプリのデザインやユーザーインターフェイス(以後UIと表記)は基本的にiOS/Android共通だ。ここからはiPhoneの画面を例に解説する。
アプリが立ち上がると表示される「ホーム」画面は、ホワイト基調で使いやすそうなUIという印象。44.1kHz/24bit 〜 96kHz/24bitまでの音源を意味する「HR」アイコンのついたタイトルが多く表示されており、高音質を売りにしたサービスらしさを出している。
それでは各メニューについて解説しよう。
画面下段にはメインメニューが用意されており(下画像内の(1)の部分)、「ホーム」「ディスカバー」「マイミュージック」「ラジオ」「検索」など複数の経路から楽曲を選択できる。画面左上(2)のアイコンからは自分に向けられたプレイリストやニュースフィード等を確認可能。画面右上の歯車アイコン(3)からは設定画面へ遷移できる。
メインメニューは様々な要素から楽曲選択ができる。
「ホーム」レコメンド結果をベースとした、おすすめの楽曲/プレイリスト/アルバム等が表示される。
「ディスカバー」レコメンド結果とは別の人気プレイリスト/アーティストやハイレゾのニューリリースタイトルが表示される。
「マイミュージック」自身がお気に入りに登録した、アルバム、アーティスト、ステーション等が表示される。
「ラジオ」本サービスではラジオを「ステーション」と表記。ジャンル別や履歴によるステーションが表示される
「検索」アーティスト名や楽曲名を入力して曲を検索できる。
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