公開日 2021/11/19 06:30
デノンのエントリーAVアンプ「AVR-X1700H」は最新かつ“上位機越え”の実力、機能も音質も躍進した
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AVアンプ市場で大きなシェアを誇るデノンから、エントリークラスの新モデル「AVR-X1700H」が登場した。順次行われてきた700番台への世代交代の最後を飾る本機は、サウンドマスター山内氏が音質チューニングを担当したりと、今までとは大きく異なる製品となっている。その実力を大橋伸太郎氏が検証する。
■700番台の最後にして、最先端の進化を遂げたエントリーAVアンプ「AVR-X1700H」
AVサラウンドアンプの世界において、デノンの牙城は近年さらに揺るぎないものになっている。同社によれば、市場におけるブランド総合シェアは4年連続で1位(GFKデータ)、さらにユーザーの85%以上が4ch以上のマルチch環境で稼働中だという。世界で最も早く最新規格に対応するという「The World First」を課して、ドルビーアトモスをはじめイマーシブサウンドの普及を牽引した同社の、継続的な努力のたまものである。
エントリーからリファレンスグレードまで、隙のないラインナップもデノンの特徴だ。全機種ストレートデコード、ミニマムシグナルパスといった明快なアプローチが貫かれ、音質も一貫している。レギュラーライン“AVRシリーズ”は現在4種類あるが、なかでもエントリークラスかつ最多販機種の1000番台は、いわばラインナップの顔でありシリーズの牽引役なのだ。
エントリークラスというのはシリーズの“ベース”であって、“ボトム”ではない。しかも市場でも激戦区にあたるため、音質や機能という点ではユーザーの、商品力という点では販売業界の見る目も厳しくなる。ここでデノンの強みである「TheWorld First」の先進性とシリーズ化の利点が発揮され、プライスを超える実力機が誕生する。
前世代の「AVR-X1600H」も実力機だったが、今期、それを超える最新機が登場した。「AVR-X1700H」だ。デノンのAVアンプは昨年の秋以来、順次700番台に世代交替をしてきたが、その最後を飾る本機も、8Kへ対応した。
X1600Hは4Kまでだったが、本機では8K/60Hz、4K/120Hzに対応したのみならず、8Kアップスケーリングも可能なうえ、NHKの4K/8K放送に使われるサラウンドフォーマット・MPEG4 AAC5.1にも対応。映像と音声が高速で往還する十字路としてぬかりがない。
■700番台の最後にして、最先端の進化を遂げたエントリーAVアンプ「AVR-X1700H」
AVサラウンドアンプの世界において、デノンの牙城は近年さらに揺るぎないものになっている。同社によれば、市場におけるブランド総合シェアは4年連続で1位(GFKデータ)、さらにユーザーの85%以上が4ch以上のマルチch環境で稼働中だという。世界で最も早く最新規格に対応するという「The World First」を課して、ドルビーアトモスをはじめイマーシブサウンドの普及を牽引した同社の、継続的な努力のたまものである。
エントリーからリファレンスグレードまで、隙のないラインナップもデノンの特徴だ。全機種ストレートデコード、ミニマムシグナルパスといった明快なアプローチが貫かれ、音質も一貫している。レギュラーライン“AVRシリーズ”は現在4種類あるが、なかでもエントリークラスかつ最多販機種の1000番台は、いわばラインナップの顔でありシリーズの牽引役なのだ。
エントリークラスというのはシリーズの“ベース”であって、“ボトム”ではない。しかも市場でも激戦区にあたるため、音質や機能という点ではユーザーの、商品力という点では販売業界の見る目も厳しくなる。ここでデノンの強みである「TheWorld First」の先進性とシリーズ化の利点が発揮され、プライスを超える実力機が誕生する。
前世代の「AVR-X1600H」も実力機だったが、今期、それを超える最新機が登場した。「AVR-X1700H」だ。デノンのAVアンプは昨年の秋以来、順次700番台に世代交替をしてきたが、その最後を飾る本機も、8Kへ対応した。
X1600Hは4Kまでだったが、本機では8K/60Hz、4K/120Hzに対応したのみならず、8Kアップスケーリングも可能なうえ、NHKの4K/8K放送に使われるサラウンドフォーマット・MPEG4 AAC5.1にも対応。映像と音声が高速で往還する十字路としてぬかりがない。
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