公開日 2013/08/29 10:21
音楽評論家/政治学者・片山杜秀が音楽専門ラジオで開ける「パンドラの箱」
【特別企画】音楽専門デジタルラジオ「MUSIC BIRD」注目番組レコメンド
音楽評論家であり政治学者でもある片山杜秀。どちらの分野でも様々な受賞経験を持つ彼がパーソナリティーを務めるのが、音楽専門の衛星デジタルラジオ「MUSIC BIRD(ミュージックバード)」で放送されている「片山杜秀のパンドラの箱」と「片山杜秀の大音楽家の時間」という2番組。番組の魅力を同社スタッフが解説する。
<スタッフより>
◆鋭い視点で世の中を語る、片山節がたっぷり聴けるのはここだけ!
博覧強記にしてオリジナリティ溢れる論考で時代を串刺しにする評論家 片山杜秀がお送りする番組が「片山杜秀のパンドラの箱」(毎月最終(金)23:00〜24:00 再放送=翌週(土)5:00〜6:00)と、「片山杜秀の大音楽家の時間」(毎月第1・第2(日)12:00〜16:00 再放送=翌週(金)14:00〜18:00)。
◆クラシック界きってのユニークな論客−片山杜秀
THE CLASSICチャンネルで2つの番組を持つ片山杜秀さんは、ある時は音楽評論家、またある時は政治思想史研究家、という二つの顔を持っています。新聞や雑誌に音楽評論を書く一方で、慶應大学で政治学を講じ、昨年1年間で『未完のファシズム』(新潮社刊)、『線量計と機関銃』(アルテスパブリッシング)、『国の死に方』(新潮社)の3冊を出版、『未完のファシズム』は第16回司馬遼太郎賞を受賞。また2008年には『音盤考現学』、『音盤博物誌』で第18回 吉田秀和賞を受賞しました。
このうち、『線量計と機関銃』の元となったのが、ミュージックバードTHE CLASSICで月に1回放送している「片山杜秀のパンドラの箱」なのです。
◆「パンドラの箱」が開いた日
「片山杜秀のパンドラの箱」は2010年の4月にスタートしました。“月に一度の音楽時評”というゆるい枠組みでお願いした番組ですが、第1回のテーマが「坂本龍一と井上ひさし」、第2回「音楽雑誌と口蹄疫」、第3回「現代政治と現代音楽」いう具合に音楽と社会・政治を語るうちに回を重ね、そしてちょうど1年目にあの日を迎えたのです。2011年3月11日。東日本大震災と、それに続く原発事故…。
それ以後の番組で、片山さんは音楽番組の枠を超え、戦後最大の危機を呼んだこの国の歴史と構造を語り続けます。
・日本はなぜ勝てるはずのない戦争に突き進んでいったのか〜「敗戦と原発」
・緊急地震速報の旋律から聞こえてくるものとは〜「緊急地震速報と『原発の子』」
・3.11以降の日本とナチズムの共通点とは〜「ナチスと割れ煎」
・原発に希望を託した小松左京の描いた夢の未来とは〜「小松左京と金正日」など。
一見、難しく怖そうなテーマに見えるかもしれませんが、そこは弁舌の達人である片山さんのこと。脳みその中に古今東西の蔵書が数万冊収められているかのような博覧強記ぶりを炸裂させます。関係のなさそうな2つの御題を、3回転半ひねりを加えて見事に合体させる離れ業!思わず納得の10点満点着地となるわけです。
一度聞くと次回は何が出てくるのか、というコワオモシロイ番組。ですが、パンドラの箱の中には、最後に「希望」が残っていることもお忘れなく。
※過去のテーマはこちらから→http://musicbird.jp/programs/pandora/
◆片山杜秀が語る「大音楽家」
片山さんのもう一つの番組は2013年4月にスタートした「片山杜秀の大音楽家の時間」。毎月第1、第2日曜日に放送しています。実はこの前に「片山杜秀のやぶにらみ大作曲家事典」という番組が1年間あったのですが、ひねりがきき過ぎて腰に来たのか、ひねりはやめて正攻法(?)で行くことにしました。
誰もが認める大音楽家カラヤンやフルトヴェングラーも出てきますが、「記念年で特集するならオレのことも忘れるな!」とばかりに生誕100年のモートン・グールドや、グールドつながりでグレン・グールドを取り上げたり、と「大」の意味は様々。
9月は20世紀前衛音楽の巨人にして、ポスト・カラヤン時代のオーケストラ演奏を牽引するマエストロ、ことし88歳を迎えたピエール・ブーレーズを特集しております。もちろん本人の作品や演奏はCDでたっぷりとご紹介するんですが、点描し浮遊する音の粒を片山さんが口三味線で描写する業は必聴!
片山さんのお仕事ぶりを「二足のわらじ」という人もいますが、ミュージックバードの2番組は、2つの顔を合体して、スケボーを乗り回している、と言ったらよろしいでしょうか。曲乗りも見られますので、お見逃しなく!
◇ ◇ ◇
加入すると月額聴取料金が最大2ヶ月分無料になるほか、アンケート回答でもれなくQUOカード2,000円分をプレゼントするなどのキャンペーンも現在実施しており、メールで資料請求を受け付けている同サービス。
また、標準モデルよりもさらに音質を追求したチューナー2機種(レビュー記事)を用意するなど、“高音質”であることにもこだわっている。
資料請求は下記事項を記入の上、メールにて受け付けている。
(資料請求申込み事項)
・氏名
・郵便番号・住所
・電話番号
・メールアドレス
<スタッフより>
◆鋭い視点で世の中を語る、片山節がたっぷり聴けるのはここだけ!
博覧強記にしてオリジナリティ溢れる論考で時代を串刺しにする評論家 片山杜秀がお送りする番組が「片山杜秀のパンドラの箱」(毎月最終(金)23:00〜24:00 再放送=翌週(土)5:00〜6:00)と、「片山杜秀の大音楽家の時間」(毎月第1・第2(日)12:00〜16:00 再放送=翌週(金)14:00〜18:00)。
◆クラシック界きってのユニークな論客−片山杜秀
THE CLASSICチャンネルで2つの番組を持つ片山杜秀さんは、ある時は音楽評論家、またある時は政治思想史研究家、という二つの顔を持っています。新聞や雑誌に音楽評論を書く一方で、慶應大学で政治学を講じ、昨年1年間で『未完のファシズム』(新潮社刊)、『線量計と機関銃』(アルテスパブリッシング)、『国の死に方』(新潮社)の3冊を出版、『未完のファシズム』は第16回司馬遼太郎賞を受賞。また2008年には『音盤考現学』、『音盤博物誌』で第18回 吉田秀和賞を受賞しました。
このうち、『線量計と機関銃』の元となったのが、ミュージックバードTHE CLASSICで月に1回放送している「片山杜秀のパンドラの箱」なのです。
◆「パンドラの箱」が開いた日
「片山杜秀のパンドラの箱」は2010年の4月にスタートしました。“月に一度の音楽時評”というゆるい枠組みでお願いした番組ですが、第1回のテーマが「坂本龍一と井上ひさし」、第2回「音楽雑誌と口蹄疫」、第3回「現代政治と現代音楽」いう具合に音楽と社会・政治を語るうちに回を重ね、そしてちょうど1年目にあの日を迎えたのです。2011年3月11日。東日本大震災と、それに続く原発事故…。
それ以後の番組で、片山さんは音楽番組の枠を超え、戦後最大の危機を呼んだこの国の歴史と構造を語り続けます。
・日本はなぜ勝てるはずのない戦争に突き進んでいったのか〜「敗戦と原発」
・緊急地震速報の旋律から聞こえてくるものとは〜「緊急地震速報と『原発の子』」
・3.11以降の日本とナチズムの共通点とは〜「ナチスと割れ煎」
・原発に希望を託した小松左京の描いた夢の未来とは〜「小松左京と金正日」など。
一見、難しく怖そうなテーマに見えるかもしれませんが、そこは弁舌の達人である片山さんのこと。脳みその中に古今東西の蔵書が数万冊収められているかのような博覧強記ぶりを炸裂させます。関係のなさそうな2つの御題を、3回転半ひねりを加えて見事に合体させる離れ業!思わず納得の10点満点着地となるわけです。
一度聞くと次回は何が出てくるのか、というコワオモシロイ番組。ですが、パンドラの箱の中には、最後に「希望」が残っていることもお忘れなく。
※過去のテーマはこちらから→http://musicbird.jp/programs/pandora/
◆片山杜秀が語る「大音楽家」
片山さんのもう一つの番組は2013年4月にスタートした「片山杜秀の大音楽家の時間」。毎月第1、第2日曜日に放送しています。実はこの前に「片山杜秀のやぶにらみ大作曲家事典」という番組が1年間あったのですが、ひねりがきき過ぎて腰に来たのか、ひねりはやめて正攻法(?)で行くことにしました。
誰もが認める大音楽家カラヤンやフルトヴェングラーも出てきますが、「記念年で特集するならオレのことも忘れるな!」とばかりに生誕100年のモートン・グールドや、グールドつながりでグレン・グールドを取り上げたり、と「大」の意味は様々。
9月は20世紀前衛音楽の巨人にして、ポスト・カラヤン時代のオーケストラ演奏を牽引するマエストロ、ことし88歳を迎えたピエール・ブーレーズを特集しております。もちろん本人の作品や演奏はCDでたっぷりとご紹介するんですが、点描し浮遊する音の粒を片山さんが口三味線で描写する業は必聴!
片山さんのお仕事ぶりを「二足のわらじ」という人もいますが、ミュージックバードの2番組は、2つの顔を合体して、スケボーを乗り回している、と言ったらよろしいでしょうか。曲乗りも見られますので、お見逃しなく!
加入すると月額聴取料金が最大2ヶ月分無料になるほか、アンケート回答でもれなくQUOカード2,000円分をプレゼントするなどのキャンペーンも現在実施しており、メールで資料請求を受け付けている同サービス。
また、標準モデルよりもさらに音質を追求したチューナー2機種(レビュー記事)を用意するなど、“高音質”であることにもこだわっている。
資料請求は下記事項を記入の上、メールにて受け付けている。
(資料請求申込み事項)
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