公開日 2015/03/10 11:29
ビクタースタジオがセレクト!エンジニアが唸るこの1枚 − 「CIRCLES / SOIL&"PIMP"SESSIONS」
CIRCLES / SOIL&"PIMP"SESSIONS
WAV/FLAC 96kHz/24bit ¥3,240(アルバム)/¥540(単曲)
http://hd-music.info/album.cgi/452
今回のセレクトは、6人組ジャズバンド・SOIL&"PIMP"SESSIONSの「CIRCLES」だ。ジャズをベースに多様なエッセンスを加えた独創性のあるサウンド − メンバー曰く「Death JAZZ」 − は、何しろ「カッコいい」の一言。高度なテクニックに裏打ちされたハイセンスな音楽性は、音楽業界の中でも非常にファンが多い。
リズム隊とブラスセクションという基本メンバーによるサウンドメイクだけでなく、これまでにも様々なアーティストをゲストに迎えた共演も積極的に行っている。本作品はまさにその代表作とも言える、椎名林檎やBONNIE PINKなど総勢10組のアーティストとのコラボ作品だ。今回のハイレゾは、一部を除いて96kHz/24bitでレコーディングされた音源からのハイレゾ化となっている。
ギターやDJサウンドとバトルを繰り広げる楽曲あり、ボーカルを前面にフィーチャーしてバックバンドに徹した楽曲ありと非常にバラエティに富んでいて、最後まで一気に引き摺り込まれてしまう。どの曲も力作で楽しめるが、ここでのお勧めは、1曲目のRHYMESTERとコラボした「ジャズィ・カンヴァセイション」。音楽的な完成度は言うまでもないが、この楽曲は2013年に優れた録音を表彰する日本プロ音楽録音賞を受賞しているという、サウンド面でも公認の一曲だ。
このアルバムの殆どは、伸びのある自然な響きで多くの支持を頂いているビクタースタジオの302スタジオでレコーディングされている。そのナチュラルな音響空間をホームグランドとして自在に使いこなすエンジニアの技を、この「ジャズィ・カンヴァセイション」では十分にご堪能頂けるのだ。愛聴盤のリストに、是非加えて頂きたい一作だ。
担当エンジニア:渡邉 佳志 氏
アルコールとサッカーをこよなく愛する東京生まれ、熊本育ちの九州男児。GATEWAYSTUDIO 用賀で業界の草鞋を履き、2003年にビクタースタジオに移籍。以降、既成のエンジニアの枠を越えるリレーション力を発揮、多くのアーティストやプロデューサーからの厚い信頼を得る。
軽快なスタンスと初対面でも屈託のない持ち前の話術で「知り合い」の多さはビクタースタジオNo.1。2014年末には待ちかねた愛娘の誕生で、プライベートも含めて、今、まさに充実の時。
<渡邉氏からのコメント>
「ジャズィ・カンヴァセイション」を含むこのアルバムで私が担当させて頂いた曲は、特徴的な響きの302スタジオでのレコーディングということでしたので、96kHz/24bitでの録音による空間や音楽的な表現力を最大限に生かせればと臨みました。具体的には、曲全体をイメージできる立体感や躍動感、パワー感はもちろん、ボーカル・各楽器の繊細なニュアンスまでもの表現、更にSOIL&”PIMP”SESSIONSならではの一発録りの緊張感、ライヴ感を生かしたバランスや音作り、ミックスを心掛けたつもりです。96kHz/24bitレコーディングの表現力を感じて頂けたらと思います。
WAV/FLAC 96kHz/24bit ¥3,240(アルバム)/¥540(単曲)
http://hd-music.info/album.cgi/452
今回のセレクトは、6人組ジャズバンド・SOIL&"PIMP"SESSIONSの「CIRCLES」だ。ジャズをベースに多様なエッセンスを加えた独創性のあるサウンド − メンバー曰く「Death JAZZ」 − は、何しろ「カッコいい」の一言。高度なテクニックに裏打ちされたハイセンスな音楽性は、音楽業界の中でも非常にファンが多い。
リズム隊とブラスセクションという基本メンバーによるサウンドメイクだけでなく、これまでにも様々なアーティストをゲストに迎えた共演も積極的に行っている。本作品はまさにその代表作とも言える、椎名林檎やBONNIE PINKなど総勢10組のアーティストとのコラボ作品だ。今回のハイレゾは、一部を除いて96kHz/24bitでレコーディングされた音源からのハイレゾ化となっている。
ギターやDJサウンドとバトルを繰り広げる楽曲あり、ボーカルを前面にフィーチャーしてバックバンドに徹した楽曲ありと非常にバラエティに富んでいて、最後まで一気に引き摺り込まれてしまう。どの曲も力作で楽しめるが、ここでのお勧めは、1曲目のRHYMESTERとコラボした「ジャズィ・カンヴァセイション」。音楽的な完成度は言うまでもないが、この楽曲は2013年に優れた録音を表彰する日本プロ音楽録音賞を受賞しているという、サウンド面でも公認の一曲だ。
このアルバムの殆どは、伸びのある自然な響きで多くの支持を頂いているビクタースタジオの302スタジオでレコーディングされている。そのナチュラルな音響空間をホームグランドとして自在に使いこなすエンジニアの技を、この「ジャズィ・カンヴァセイション」では十分にご堪能頂けるのだ。愛聴盤のリストに、是非加えて頂きたい一作だ。
担当エンジニア:渡邉 佳志 氏
アルコールとサッカーをこよなく愛する東京生まれ、熊本育ちの九州男児。GATEWAYSTUDIO 用賀で業界の草鞋を履き、2003年にビクタースタジオに移籍。以降、既成のエンジニアの枠を越えるリレーション力を発揮、多くのアーティストやプロデューサーからの厚い信頼を得る。
軽快なスタンスと初対面でも屈託のない持ち前の話術で「知り合い」の多さはビクタースタジオNo.1。2014年末には待ちかねた愛娘の誕生で、プライベートも含めて、今、まさに充実の時。
<渡邉氏からのコメント>
「ジャズィ・カンヴァセイション」を含むこのアルバムで私が担当させて頂いた曲は、特徴的な響きの302スタジオでのレコーディングということでしたので、96kHz/24bitでの録音による空間や音楽的な表現力を最大限に生かせればと臨みました。具体的には、曲全体をイメージできる立体感や躍動感、パワー感はもちろん、ボーカル・各楽器の繊細なニュアンスまでもの表現、更にSOIL&”PIMP”SESSIONSならではの一発録りの緊張感、ライヴ感を生かしたバランスや音作り、ミックスを心掛けたつもりです。96kHz/24bitレコーディングの表現力を感じて頂けたらと思います。