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公開日 2021/07/16 12:00

『スパロボ30』発売まで3ヶ月、「気力」を高めるならこの動画配信サービス1択!

原作視聴するなら?
編集部:松永達矢
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「新作発表がある」とファンが予想していたオンラインイベントが告知されていたにも関わらず、任天堂の単独イベントという思わぬ方向から情報が初出しとなったシリーズ最新作「スーパーロボット大戦30(サーティ)」。7月11日に実施された先記オンラインイベントでは、登場するロボットアニメ…「参戦作品」の発表と、本作の発売日が10月28日になるなどの詳報が明らかになった。

30周年記念作品として、Nintendo Switch/PlayStation4/STEAMといったマルチプラットフォーム展開にて発売される『スーパーロボット大戦30(サーティ)』

今作は「スパロボ」シリーズ30周年記念のメモリアル作品として熱い視線を集めており、近年発売のタイトル同様、パッケージ/SteamなどのDL販売ともに、日本のみならずワールドワイドの展開が決定している。そんな「ロボットアニメの祭典」発売前にプレーヤーたる我々がコンディションを整える方法の一つが、参戦作品の予習/復習ではなかろうか? ということで、作品が視聴できる映像配信サービスを調べてみた。

その結果、圧倒的な存在としてオススメしたいのが、今回参戦する22作品の内、16作品を見放題配信作として揃える「バンダイチャンネル」だ。

バンダイチャンネル(月額:税込1,100円)


本記事導入部でも触れた無料オンラインイベントの配信先の一つでもあるため、シリーズのヘビーユーザー層にはおなじみではないだろうか? そもそも、スパロボの発売メーカーがバンダイナムコエンターテインメントなので “お膝元” といったところもあり、「原作を映像作品とする」18の参戦作品の内16作品を「見放題」として擁する徹底したカバーぶりだ。また、スマホ、タブレット以外にも、Amazon Fire TVやAndroid TV搭載のテレビでの視聴に対応するのは嬉しいポイント。

しかしバンダイチャンネルは上記の通り、ファンからすれば入っていて当然とも言えるサービス。スパロボの予習/復習するならこのサービス、と分かっていた答えでもある。

では逆に、このメモリアル作品からスパロボに初めて接するという方や、ライトファン層からすれば、「今自分が入っているサービスでは何が見れるの?」という声もあるだろう。

原典を映像作品とする『スーパーロボット大戦30(サーティ)』見放題配信サービス配信状況早見表(記事執筆時)。 ※マークの付く参戦作品はゲーム内でシナリオ再現がされないとアナウンスのあった「機体のみ参戦」の作品だ

一番のオススメはバンダイチャンネルで確定だが、さらにそこから「原作を映像作品とする」参戦作品の配信状況を、大手配信サービスと「アニメに滅法強い」dアニメストアをピックアップして調べたみたところ、ざっと上図の通りになった(記事執筆時)。

驚異的なカバー率を誇るバンダイチャンネルでも見放題としてラインナップされていない『コードギアス 復活のルルーシュ』は2019年公開の劇場作品ということで、各社の見放題入りのタイミングはこれからといったところだろうか。レンタルなど都度課金ではバンダイチャンネルでも配信しているほか、AmazonプライムビデオやU-NEXTといったサービスが提供している。

初参戦枠の一つとなる、「なろう小説」発の2017年放送作品『ナイツ&マジック』は、本放送時にバンダイチャンネルおよび、dアニメストアでのキャッチアップ配信を行っていたので、スパロボ参戦に伴う見放題作としての再配信に期待したい。なお、こちらも1話毎の都度課金という形であればバンダイチャンネルでの視聴が可能となっている。

スパロボ初参戦となる『ナイツ&マジック』はバンダイチャンネルでもカバーならず(記事執筆時)

スパロボ30に備えるのであれば「バンダイチャンネルに入っておけば大丈夫」と言い切っても問題ないのだが、新規参戦作品である『SSSS.GRIDMAN』についてディープに知りたいのであれば、原作となる1993年放送の特撮作品『電光超人グリッドマン』を今回調べた配信サイト内で唯一見放題配信作品としているHuluへの登録を強くオススメしたい。

リストアップした見放題サービス内で、今回スパロボ初参戦を飾ることとなった『SSSS.GRIDMAN』の原作である実写特撮作品『電光超人グリッドマン』をチェック出来るのはHuluのみ。最終回にて「共演」が告知されたシリーズ作品『SSSS.DYNAZENON』もいずれはスパロボに参戦する…か?

『SSSS.GRIDMAN』は今回がスパロボ初参戦作品である以上、ゲーム内での扱いも非常に大きくなるものと予想がつく上に、ゲームの発売同日に用意されるDLC「プレミアムサウンド&データパック」内に原作『電光超人グリッドマン』主題歌「夢のヒーロー」の楽曲データが用意されるという力の入れようだ。この楽曲データが配信されるということから、『SSSS.GRIDMAN』視聴者はゲーム内でのフィーチャーのされ方に何となく察しもつくだろう。まだ未見という方は、ゲームの発売前にアニメ/実写作品でのグリッドマンの活躍をHuluにてチェックしてみてはいかがだろうか?

スパロボ30参戦作品がチェック可能な見放題配信サービスを紹介して来たが、今作に限らず「スーパーロボット大戦」シリーズでは、“おおよそ”作品の内容をゲームシナリオでトレースするので、プレイ前の参戦作品視聴は必須という程ではない。むしろ、ゲームがキッカケで各アニメ作品に触れるのもまた正解だ。現に記者も幾つもの作品をゲームプレイ後に見てきたものだ。

しかし、複数のロボットアニメ作品が参加するこのタイトルの大きな魅力は、非常に巧みなクロスオーバーおよびif要素の織り交ぜ方だろう。先記の通りスパロボが興味の導入となり、後年作品を視聴すると「このシーンに◯◯(他作品のキャラ)居ないんだが…」「え、このキャラここで死ぬの?」のようなスパロボによる思い違いがザラにあるのだ。

現在公開中の劇場アニメ『閃光のハサウェイ』で該当シーンが新規作画で描かれ、一部で話題になった『逆襲のシャア』での一幕「シャアを巴投げするアムロ」も『スパロボ30』の世界では“ゲッターチームに投げ技を教えてもらった”という背景が用意されるなど、作品間を超えた「クロスオーバー要素」がシリーズの魅力となっている

極端な話、作品の展開上退場するキャラも「スパロボならコイツは生存する」というような原作に対するif、スパロボシナリオ内での “捻り”を楽しみにするプレーヤーも多い。無論、この捻りを楽しむのであればゲームプレイ前に参戦作品となるアニメタイトルの事前チェックは不可欠である…ということだ。発売まで約3ヶ月、プレイ前に参戦作品を見るか、プレイ後に参戦作品を追うか、発売前から用意されている「ルート分岐」あなたはどちらを選ぶ?


『スーパーロボット大戦30』
発売元:バンダイナムコエンターテインメント
発売日:2021年10月28日(木)
対応プラットフォーム:Nintendo Switch/PlayStation4/STEAM

参戦作品一覧

超電磁ロボ コン・バトラーV
●機動戦士ガンダム
機動戦士Ζガンダム
●Ζ−MSV
機動戦士ガンダム 逆襲のシャア
●M−MSV
機動戦士Vガンダム
機動戦士ガンダムNT
重戦機エルガイム
★勇者警察ジェイデッカー
●勇者王ガオガイガーFINAL
★覇界王〜ガオガイガー対ベターマン〜
●コードギアス 反逆のルルーシュV 皇道
コードギアス 復活のルルーシュ
真(チェンジ!!)ゲッターロボ 世界最後の日
劇場版 マジンガーZ / INFINITY
★●マジンカイザーINFINITISM
魔法騎士レイアース
ガン×ソード
銀河機攻隊マジェスティックプリンス
★ナイツ&マジック
★SSSS.GRIDMAN

★…スーパーロボット大戦シリーズ初参戦作品
●…機体のみ参戦する作品

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