公開日 2023/04/28 06:30
「ナメてた相手が実は…」映画随一のスタイリッシュ復讐劇。終始キアヌの眼が怖いシリーズ第1作
【第60回】ミヤザキタケルの気軽にホームシネマ
サブスクで映画を観ることが当たり前となりつつある昨今、その豊富な作品数故に、一体何を観たら良いのか分からない。そんな風に感じたことが、あなたにもありませんか。本コラムでは、映画アドバイザーとして活躍するミヤザキタケルが水先案内人となり、選りすぐりの一本をあなたにお届け。今回は2014年製作の『ジョン・ウィック』をご紹介します!
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『ジョン・ウィック』(2014年・アメリカ)
(配信:Netflix / U-NEXT /hulu)
『マトリックス』などで知られるキアヌ・リーブスを主演に、伝説の殺し屋の復讐劇を描くノンストップ・アクション。裏社会で名を馳せた殺し屋ながらも、最愛の女性と出会い足を洗ったジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)。数年後、病で妻を亡くし失意のどん底へ落ちるも、彼女が遺した子犬との生活の中で、徐々に平穏を取り戻していく。その矢先、ジョンの車を狙って家に押し入ったマフィアに愛犬を殺されてしまう。愛するものを全て失ったジョンは、復讐のため裏社会へと舞い戻るのだが…。
キアヌ・リーブスの新たな代表作として人気を博し、9月に第四作目の公開が控えている元殺し屋の終わりなき戦い。その始まりを描く本作で披露されたのが、銃とカンフーを融合させた銃術“ガン・フー”。不敵に、迅速に、正確に敵を殺すアクションシーンは圧巻の一言。
また、“掟”によって統制が取れた殺し屋たちの世界の描き方も新しく、既存の殺し屋モノとは一線を画するものになっている。そして、“復讐”へとひた走る男の姿を通し、報復の連鎖に巻き込まれたが最後、容易に抜け出せないこと、それを分かっていながらも突き進む男の“愛”の深さを垣間見る。ジョンの行き着く果ては一体…。
Motion Picture Artwork (C)2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. (C)David Lee
※本稿記載の配信サービスは執筆時点のものになります。
『ジョン・ウィック』(2014年・アメリカ)
(配信:Netflix / U-NEXT /hulu)
『マトリックス』などで知られるキアヌ・リーブスを主演に、伝説の殺し屋の復讐劇を描くノンストップ・アクション。裏社会で名を馳せた殺し屋ながらも、最愛の女性と出会い足を洗ったジョン・ウィック(キアヌ・リーブス)。数年後、病で妻を亡くし失意のどん底へ落ちるも、彼女が遺した子犬との生活の中で、徐々に平穏を取り戻していく。その矢先、ジョンの車を狙って家に押し入ったマフィアに愛犬を殺されてしまう。愛するものを全て失ったジョンは、復讐のため裏社会へと舞い戻るのだが…。
キアヌ・リーブスの新たな代表作として人気を博し、9月に第四作目の公開が控えている元殺し屋の終わりなき戦い。その始まりを描く本作で披露されたのが、銃とカンフーを融合させた銃術“ガン・フー”。不敵に、迅速に、正確に敵を殺すアクションシーンは圧巻の一言。
また、“掟”によって統制が取れた殺し屋たちの世界の描き方も新しく、既存の殺し屋モノとは一線を画するものになっている。そして、“復讐”へとひた走る男の姿を通し、報復の連鎖に巻き込まれたが最後、容易に抜け出せないこと、それを分かっていながらも突き進む男の“愛”の深さを垣間見る。ジョンの行き着く果ては一体…。
Motion Picture Artwork (C)2015 Summit Entertainment, LLC. All Rights Reserved. (C)David Lee
※本稿記載の配信サービスは執筆時点のものになります。
ミヤザキタケル 1986年生まれ、長野県出身。2015年より「映画アドバイザー」として活動を始める。 WOWOW・宝島社sweet・DOKUSOマガジンでの連載のほか、ラジオ・配信番組・雑誌などで映画を紹介。イベント登壇、MC、映画祭審査員、BRUTUS「30人のシネマコンシェルジュ」など幅広く活動中。 |