PHILE WEB

ニュース

HOME > ニュース > AV&ホームシアターニュース

公開日 2022/07/20 11:59
「探す」アプリ対応のため?

次のAirPods Pro 2、全機能を使うにはiPhone 11以降が必要か【Gadget Gate】

多根清史
アップルの次期完全ワイヤレスイヤホン「AirPods Pro 2」が年内に発売されることは、ほぼ確実視されている。これまでステムレスになる(持ち手部分の軸がなくなる)、心拍数の検出ができるとの予想もあったが、どちらも可能性は低いとの見方が有力となりつつある。

Image:Fadhli Adnan/Shutterstock.com

では現行モデルと違いはないのかといえば、全ての機能を使えるのは、iPhone 11以降など一部のアップル製品に限られるとの噂が報じられている。

TwitterユーザーのShrimpApplePro氏によると、AirPods Pro 2の「互換性」はiPhone 11以降や一部iPad、Appleシリコン搭載のMacに限られるとのことだ。同氏は「iPhone 14」シリーズのうちProモデルでは「ノッチがなくなり、パンチホールが2つになる」といち早く予想するなど(他にも複数の情報源が裏付けている)、注目を集めているリーカーだ。

ここでいう「互換性がない」とは完全に接続できないのではなく、「一部の機能が使えない」程度に留まると思われる。現行のAirPodsシリーズも一般的なBluetoothイヤホンとして、Androidスマートフォンでも使えるが、音声アシスタントSiriなどアップルのエコシステムは利用できない。

AirPods Pro 2ではサウンドが改善されるほか、現行のSoC「H1」を強化したチップが搭載されると見られている。「探す」アプリに対応してiPhone上から位置を確認したり、充電ケースを通じて集音する補聴器機能が付くとの噂もある。

今回のツイートで手がかりとなるのは、「iPhone 11以降」という下りだろう。iPhone 11はアップル独自開発のU1チップ、すなわちUWB(超広帯域)チップを内蔵した初の製品である。このU1チップは忘れ物タグ「AirTag」にも採用されており、誤差10〜20cm程度の精度が高い位置検出を可能とするものだ。

つまりAirPods Pro 2にもU1チップが採用されるとすれば、見失ったイヤホンをiPhoneから見つけられたり、あるいは空間オーディオ機能がさらに強化されるのかもしれない。

残念ながらAirPods Pro 2では、心拍数や体温測定センサーの搭載は望み薄となっている。しかしアップル社内で「検討」されているとの証言もあり、数年後の「AirPods Pro 3」に望みをかけたいところだ。

Source: ShrimpApplePro(Twitter)
via: Wccftech

テック/ガジェット系メディア「Gadget Gate」のオリジナル記事を読む

新着クローズアップ

クローズアップ

アクセスランキング RANKING
1 デノン新フラグシップ「3000シリーズ」の実力は? 「PMA-3000NE」「DCD-3000NE」をB&WとDALIで聴き比べ!
2 プロが「まるで映画館」と驚くサウンドバーが3万円強!JBL「CINEMA SB580」がAmazonで激安に
3 ゼンハイザー新ヘッドホン「HD 505」「HD 550」速攻レビュー! どこが違う? 音質傾向は?
4 FIIO、最大4000mW出力のUSB DAC内蔵ヘッドホンアンプ「K17」。ハイエンドクラスの音質・機能を追求
5 「まるで映画館」な"画音一体”体験!スピーカー内蔵スクリーン Bloomsbury.lab「Liberty Wide」レビュー
6 【こういうのでいいんだよ】イヤホンマニアも高評価。オーディオテクニカのUSB-C有線機「ATH-CKS330NC」が今売れている理由とは?
7 ONIX、Android13 OS搭載のハイエンドポータブルDAP「Waltz XM10 LTD」。期間限定の買い替えキャンペーンも
8 ヤマハ、バンドといっしょに演奏できるアプリ「Extrack」無償公開。音源分離技術を活用
9 「めんどくさいから殺していい?」森田剛の怪演が魅せる、サイコキラー“森田”の狂気と哀しみ
10 キングレコード、CTIの名盤全120タイトルをリイシュー。国内初CD化作品も
3/24 13:56 更新

WEB