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公開日 2023/04/26 17:31
骨伝導の特性を生かした機構を採用

HACRAY、“可動式振動部”を備えた骨伝導イヤホン「Hacray Orca」。明日からMakuakeにて先行予約開始

編集部:松永達矢
ロア・インターナショナルは、HACRAYブランドの可動式振動部パーソナルアジャスターを装備する骨伝導イヤホン「Hacray Orca(ハクライ オルカ)」を、明日4月27日11時からクラウドファンディングサービス「Makuake」にて先行販売を開始する。

「Hacray Orca」グレー

骨伝導イヤホンが不得手とする「騒音下での使用」「細かな重低音の表現」を、接地する場所により音の伝わり方が異なる骨伝導の特性を利用できる「可動式振動部パーソナルアジャスター」により大幅に改善したというモデル。Makuakeでは先着50名限定で定価から30%オフの9,912円(税・送料込)で購入できるコースを用意。カラーはライトグレー、グレーの2色を用意する。

ライトグレー(写真左)、グレー(写真右)の2色を用意

搭載されるパーソナルアジャスターは、頭・耳の形に合わせた無段階調節が可能となっており、装着部位により、重低音強調や音量強化など、骨の音伝導効率を生かした聴こえの変化を楽しめると同社はアピール。頬骨への装着では、高音に伸びのあるバランスの取れたサウンド。耳珠への装着では、低い周波数を強調して伝えることで、重低音の響きと余韻を感じるエコーまで表現した深くリッチな音質。耳上への装着では、骨伝導と気導音により骨伝導イヤホンとは思えないほど深みのあるサウンドを実現したという。

無段階に調節できるパーソナルアジャスターを搭載

さらに骨ごとの音伝導率の違いから、同じ振動量で頬骨・耳珠・耳上で聴こえてくる音量が大きく異なるため、音伝導率の高い耳珠・耳上付近への装着では、従来の骨伝導イヤホンでは出すことができなかった大音量で音楽を楽しめると同社は説明している。

本体には通話用のマイクを搭載。Bluetooth接続によるハンズフリー通話を行える。インテリジェント アルゴリズムによるノイズ低減機能を搭載し、周囲の環境ノイズをシャットアウトしたクリアな送話を実現させたとする。

バッテリー容量は180mAhで、音量50%時のバッテリーライフは最大12時間。フルまでの充電時間は約2時間で、充電は専用のマグネットケーブルを使用する。

Bluetoothはバージョン5.3に準拠。コーデックはSBC、プロトコルはA2DP/AVRCP/HSP/HDPをサポート。マルチポイント接続にも対応する。周波数特性は20Hz - 20kHz、本体はIPX5の防水性能を備える。質量は約30g。

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