公開日 2022/08/05 06:30
外音取り込み/マイク性能が大幅進化
コンパクト完全ワイヤレスGLIDiC「TW-4000s」が超優秀!VGPコスパ大賞も“納得“の完成度だ
鴻池 賢三
VGP2022 Summerライフスタイル部門で見事コスパ大賞に輝いたGLIDiC「TW-4000s」(型番名:「GL-TW4000S」にて受賞)。2千数百製品にのぼるエントリーの中、そして優秀製品が競合する完全ワイヤレスイヤホンの中でも、特に本機が選ばれた理由とは?この記事では、前モデル「TW-4000」との比較も含め、「TW-4000s」の進化ポイントや魅力を探る。
■スマホとの親和性を意識した、高コスパが強みのブランド「GLIDiC(グライディック)」
製品を理解する上で、まずはブランド「GLIDiC」の立ち位置をおさらいしておこう。GLIDiCは、『「動くひとの、音」をブランドスローガンに、モバイルとともに変化し続ける新しいサウンドエクスペリエンスを提案する…』という明確な意思を打ち出しているオーディオブランドである。
ここから読み解けるのは、「スマホとの親和性」を意識しているということ。実際に同ブランドの製品を手にすると、「声」がクリアに聴こえるという音作りやチューニングは納得できるもので、他にも、デザイン、色、サイズ、装着感、機能性、価格設定など、隅々まで一貫した「意思」が感じられるのも感心する。ブレない製品づくりがGLIDiCの強みであり、製品価値の最大化、言い換えれば「高コスパ」にも繋がっているのだ。
■コンパクトさはそのまま、外音取り込みや通話ノイキャンがアップデート
「TW-4000s」は、GLIDiCの完全ワイヤレスイヤホンラインナップの中で「小ささ」を追求した製品。前モデルの「TW-4000」も、超コンパクトでありながら、堂々としたサウンドに驚かされ、VGPでは企画賞を獲得した。その後継にあたるTW-4000sには、さらなるブラッシュアップが加えられていると思うと、期待せずにはいられない。
まずTW-4000sの基本。最初に言えるのが、とにかくコンパクトなこと。充電用ケースも指先に乗るほど非常に小さく、持ち運びやすい。まさに「モバイル」との相性は抜群だ。イヤホン本体は小型ながら、カスタムイヤホンメーカー「カナルワークス」監修で快適な装着感と音質を両立。音楽、動画視聴、通話やビデオ会議など、イヤホンの利用時間が長くなりがちな現代人にとってうれしい配慮と言える。
BluetoothコーデックがAACに対応していることも、iPhoneユーザーが多い日本ではプラスで、ここもこだわりを感じる部分だ。小さいながら、スマホでイヤホンを探せるトラッカー機能「Tile」を搭載しているのもポイント。ほか10分間の充電で約1.5時間再生できる急速充電機能や、IPX4の生活防水など、屋内外を問わずに使いやすい機能が搭載されていて頼もしい。
TW-4000からの進化としては、外音取り込み機能がアップデートされ、通話中にもオン・オフが可能に。さらに新しい機能として、マイクのノイズキャンセリングにAI技術が応用されている。これは、通話時に周囲の音を低減し、話者の「声」にフォーカスして、相手にクリアに届けようとするもの。この機能の効用については、後段で、音質とともに実際の使用感をレポートしたい。
■スマホとの親和性を意識した、高コスパが強みのブランド「GLIDiC(グライディック)」
製品を理解する上で、まずはブランド「GLIDiC」の立ち位置をおさらいしておこう。GLIDiCは、『「動くひとの、音」をブランドスローガンに、モバイルとともに変化し続ける新しいサウンドエクスペリエンスを提案する…』という明確な意思を打ち出しているオーディオブランドである。
ここから読み解けるのは、「スマホとの親和性」を意識しているということ。実際に同ブランドの製品を手にすると、「声」がクリアに聴こえるという音作りやチューニングは納得できるもので、他にも、デザイン、色、サイズ、装着感、機能性、価格設定など、隅々まで一貫した「意思」が感じられるのも感心する。ブレない製品づくりがGLIDiCの強みであり、製品価値の最大化、言い換えれば「高コスパ」にも繋がっているのだ。
■コンパクトさはそのまま、外音取り込みや通話ノイキャンがアップデート
「TW-4000s」は、GLIDiCの完全ワイヤレスイヤホンラインナップの中で「小ささ」を追求した製品。前モデルの「TW-4000」も、超コンパクトでありながら、堂々としたサウンドに驚かされ、VGPでは企画賞を獲得した。その後継にあたるTW-4000sには、さらなるブラッシュアップが加えられていると思うと、期待せずにはいられない。
まずTW-4000sの基本。最初に言えるのが、とにかくコンパクトなこと。充電用ケースも指先に乗るほど非常に小さく、持ち運びやすい。まさに「モバイル」との相性は抜群だ。イヤホン本体は小型ながら、カスタムイヤホンメーカー「カナルワークス」監修で快適な装着感と音質を両立。音楽、動画視聴、通話やビデオ会議など、イヤホンの利用時間が長くなりがちな現代人にとってうれしい配慮と言える。
BluetoothコーデックがAACに対応していることも、iPhoneユーザーが多い日本ではプラスで、ここもこだわりを感じる部分だ。小さいながら、スマホでイヤホンを探せるトラッカー機能「Tile」を搭載しているのもポイント。ほか10分間の充電で約1.5時間再生できる急速充電機能や、IPX4の生活防水など、屋内外を問わずに使いやすい機能が搭載されていて頼もしい。
TW-4000からの進化としては、外音取り込み機能がアップデートされ、通話中にもオン・オフが可能に。さらに新しい機能として、マイクのノイズキャンセリングにAI技術が応用されている。これは、通話時に周囲の音を低減し、話者の「声」にフォーカスして、相手にクリアに届けようとするもの。この機能の効用については、後段で、音質とともに実際の使用感をレポートしたい。