リモートワーク、テレワークという言葉が定着して久しいが、仕事環境としてのワーキングスペースは後回しにされがちだ。PCの処理能力はいうに及ばず、オンライン会議用カメラの解像度やマイクのノイズ低減性能など、作業効率に大きく影響するにもかかわらず、つい?手もとにあるもの?でやり過ごされてしまう。

なかでも特に見直すべきは「PCモニター」だろう。大きな地図を広げるときの机は大きいほうがいい。それと同じようにディスプレイは物理面積が大きいほど作業しやすい。解像度も高いほど情報密度が増すため、フルHDよりも4Kのほうが有利だ。しかしノートPCのモニターは交換不能、いきおい選択肢は「外付けモニター」ということになる。

つまり外付けモニターは、パーソナル・ワーキングスペースを抜本的に変えうる存在といえる。入力した映像信号を忠実に再現する表示装置としての役割はもちろん、PCなど接続デバイスへの給電や、キーボード／マウスの集中管理装置（KVMスイッチ）など、デジタルハブとしての機能も備えることで仕事環境を一歩前へ進めてくれる。

ベンキューのAQCOLORシリーズは、そのような仕事環境を見据えて開発された液晶ディスプレイ。なかでも型番がPDから始まるモデルは、デザイナー／映像クリエイター向けと位置付けられており、特にMacとの相性は抜群。ぜひMacbook用の外付けモニターとして、Macユーザーに注目してほしいシリーズだ。

今回紹介する「PD3220U」は、そのAQCOLORシリーズ／PD系における最上位の4K対応モデルであり、絶妙なサイズ感と描画性能はデザインのみならずCAD、3Dモデリング、動画編集といった幅広い用途が想定されている。