公開日 2018/08/02 07:30
あのサービスが想像以上の強さ
“本当にアニメに強い” のはNetflixかAmazonか? 「覇権アニメ」の見放題状況を比較した
編集部:押野 由宇
映像配信サービスの2大巨塔、「Amazon Prime Video」と「Netflix」。これまでファイルウェブでは、「名作映画をより多く観るなら?」「アカデミー賞 受賞作品をより多く観るなら?」というテーマで比較してきた。
今回は、“アニメを観るならどっち?” をテーマに、両サービスを比較してみたい。
しかし、アニメにおいては『キネマ旬報の第1位作品』や『アカデミー賞』といった、定期的に発表される、権威ある指標がないように思う。
ということで、ここでは2つの比較基準を設けてみたい。1つは多少主観的な部分が入るかもしれないが、ネットなどを参考にした「覇権アニメ」と評される作品の配信状況。そしてもう1つはオリジナルおよび独占配信作品の状況だ。なお、いわゆる「キッズ向け」作品と劇場作品は今回除外している。
■Amazon Prime Videoの『覇権アニメ』配信状況
まず覇権アニメの判断についてお伝えしておくと、「2017 覇権 アニメ」などでググった結果から、支持されている割合が多かった作品を選んでいる。明確に決定されるものではなく、各クールごとに覇権があることも考えると収集がつかないため、各年を3タイトルに絞り、過去11年分をピックアップしている。
2017年 「けものフレンズ」 ×
2017年 「エロマンガ先生」 ×
2017年 「進撃の巨人 Season2」 ×
2016年 「ユーリ!!! on ICE」 ×
2016年 「ラブライブ!サンシャイン!!」 ×
2016年 「甘々と稲妻」 ○
2015年 「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ」 ×
2015年 「おそ松さん」 ×
2015年 「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」 ○
2014年 「ラブライブ!」 ×
2014年 「SHIROBAKO」 ○
2014年 「ソードアート・オンラインII」 ×
2013年 「境界の彼方」 ×
2013年 「進撃の巨人」×
2013年 「キルラキル」 ○
2012年 「ガールズ&パンツァー」 ×
2012年 「偽物語」 ○
2012年 「PSYCHO-PASS」 ×
2011年 「魔法少女まどか☆マギカ」 ○
2011年 「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」 ×
2011年 「STEINS;GATE」 ○
2010年 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」 ×
2010年 「けいおん!! 」 ×
2010年 「デュラララ!! 」 ×
2009年 「化物語」 ○
2009年 「とある科学の超電磁砲」 ×
2009年 「咲-Saki-」 ×
2008年 「マクロスF」 ○
2008年 「ARIA The ORIGINATION」 ×
2008年 「ストライクウィッチーズ」 ×
2007年 「らき☆すた」 ○
2007年 「CLANNAD」 ×
2007年 「機動戦士ガンダム00」 ×
全33作品中、10作品が配信されているので配信率は30.3%。ある程度はカバーしているが、少し不満も残る。「進撃の巨人」など、いまも続いているシリーズが視聴できないのは痛いところだ。
だが「マクロス」シリーズに関しては「マクロスF」だけでなく、「マクロスΔ」や「マクロス7」など配信されているのは嬉しい。先に言ってしまうと、これらはNetflixでは配信されていないのだ。また、最近になって「serial experiments lain」が追加されるなど、年代問わず「そう言えばこれ観てなかったな」という作品が配信されているのも特徴といえる。
続いて、Netflixの覇権アニメ配信状況を見てみたい。
今回は、“アニメを観るならどっち?” をテーマに、両サービスを比較してみたい。
しかし、アニメにおいては『キネマ旬報の第1位作品』や『アカデミー賞』といった、定期的に発表される、権威ある指標がないように思う。
ということで、ここでは2つの比較基準を設けてみたい。1つは多少主観的な部分が入るかもしれないが、ネットなどを参考にした「覇権アニメ」と評される作品の配信状況。そしてもう1つはオリジナルおよび独占配信作品の状況だ。なお、いわゆる「キッズ向け」作品と劇場作品は今回除外している。
■Amazon Prime Videoの『覇権アニメ』配信状況
まず覇権アニメの判断についてお伝えしておくと、「2017 覇権 アニメ」などでググった結果から、支持されている割合が多かった作品を選んでいる。明確に決定されるものではなく、各クールごとに覇権があることも考えると収集がつかないため、各年を3タイトルに絞り、過去11年分をピックアップしている。
2017年 「けものフレンズ」 ×
2017年 「エロマンガ先生」 ×
2017年 「進撃の巨人 Season2」 ×
2016年 「ユーリ!!! on ICE」 ×
2016年 「ラブライブ!サンシャイン!!」 ×
2016年 「甘々と稲妻」 ○
2015年 「うたの☆プリンスさまっ♪ マジLOVEレボリューションズ」 ×
2015年 「おそ松さん」 ×
2015年 「Fate/stay night [Unlimited Blade Works]」 ○
2014年 「ラブライブ!」 ×
2014年 「SHIROBAKO」 ○
2014年 「ソードアート・オンラインII」 ×
2013年 「境界の彼方」 ×
2013年 「進撃の巨人」×
2013年 「キルラキル」 ○
2012年 「ガールズ&パンツァー」 ×
2012年 「偽物語」 ○
2012年 「PSYCHO-PASS」 ×
2011年 「魔法少女まどか☆マギカ」 ○
2011年 「あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。」 ×
2011年 「STEINS;GATE」 ○
2010年 「俺の妹がこんなに可愛いわけがない」 ×
2010年 「けいおん!! 」 ×
2010年 「デュラララ!! 」 ×
2009年 「化物語」 ○
2009年 「とある科学の超電磁砲」 ×
2009年 「咲-Saki-」 ×
2008年 「マクロスF」 ○
2008年 「ARIA The ORIGINATION」 ×
2008年 「ストライクウィッチーズ」 ×
2007年 「らき☆すた」 ○
2007年 「CLANNAD」 ×
2007年 「機動戦士ガンダム00」 ×
全33作品中、10作品が配信されているので配信率は30.3%。ある程度はカバーしているが、少し不満も残る。「進撃の巨人」など、いまも続いているシリーズが視聴できないのは痛いところだ。
だが「マクロス」シリーズに関しては「マクロスF」だけでなく、「マクロスΔ」や「マクロス7」など配信されているのは嬉しい。先に言ってしまうと、これらはNetflixでは配信されていないのだ。また、最近になって「serial experiments lain」が追加されるなど、年代問わず「そう言えばこれ観てなかったな」という作品が配信されているのも特徴といえる。
続いて、Netflixの覇権アニメ配信状況を見てみたい。