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ハイレゾ基準を大きく超える100kHzをカバー

ソニー、ハイレゾ/バランス対応の新フラグシップヘッドホン「MDR-Z7」

公開日 2014/09/25 13:07 ファイル・ウェブ編集部
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ソニーは、4Hz~100kHzまでの再生に対応した新開発の70mmドライバーを搭載し、ハイレゾ対応を謳うフラグシップヘッドホン「MDR-Z7」を10月18日より発売する。価格はオープンだが56,000円前後での実売が予想される。

MDR-Z7

IFAで海外発表されたモデルの日本市場投入が明らかになった格好。IFAにおける発表は下記の各記事でレポートしている。
ソニー、100kHz対応で70mm新ドライバー搭載のヘッドホン「MDR-Z7」
ソニー、バランス接続のフラグシップヘッドホン「Z7」とポタアン「PHA-3AC」
ソニー商品企画担当者インタビュー:最上位ヘッドホン「Z7」と新ハイレゾ“ウォークマン”の詳細

■新開発70mm大口径ドライバー搭載

ハイレゾ基準を大きく超える100kHzをカバーするドライバーを新開発し、また、ドライバーユニットの振動板には「アルミニウムコートLCP振動板」を採用。MDR-1Rなどで使用している液晶ポリマーフィルム振動板(LCP)の表面にアルミニウムの薄膜をコーティングしてふたつの素材を合わせることで、高域における内部損失をさらに向上し、超高域まで色づけの少ない音質を実現したという。

MDR-Z7

使用イメージ

そして前述のように振動板は70mmという大口径のものを採用。振動板が大きいことで、音を出す際の振幅が小さくてすみ、結果としてリニアリティに優れた微小音の再現性がよくなるという。

アルミニウムコートLCP振動板を採用

ドライバーユニットの構成

また、70mmという大きさは人の耳とほぼ同じ大きさのため、スピーカー試聴時のような平面波に近い波面を再現。これにより自然な響きを体感できるとしている。

■独立グランドケーブル構造で音質に配慮/バランス接続にも対応

ドライバー以外では、ハウジング上に設けたポート(通気孔)により低域における通気抵抗をコントロールする「ビートレスポンスコントロール」も採用。振動板の動作を最適化することで低域の過渡特性を改善し、リズムを正確に再現できるよう配慮した。

次ページ独立グランドケーブル構造も採用/バランス接続にも対応

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