• ブランド
    特設サイト
公開日 2022/01/25 06:30

Marshallの新ANC完全ワイヤレス「Motif A.N.C.」にエンジニアも驚嘆!“意外な音”の魅力に迫る

【PR】HD Impression主宰・阿部哲也氏にインタビュー
記事構成:PHILE WEB編集部 川田菜月
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
「Marshallの音」というと、どんなイメージが湧くだろうか?多くの人は、ギターアンプの濃密でパワフルなサウンドが浮かぶかもしれない。なぜなら、Marshallのギターアンプは、世界中のアーティストから支持され続けてきた名機であり、長きにわたってロックサウンドに欠かせない存在であるからだ。

そうして築かれてきた音楽との密接な関係を礎に、Marshallはアンプ機材だけでなく、イヤホン/ヘッドホン、Bluetoothスピーカーといったオーディオ製品も多く手がけている。これらの製品の音は、上述したようなMarshallらしいギターアンプのサウンド傾向がバランスよく取り入れられており、他にはない特徴にもなっている。

このたび新登場した「Motif A.N.C.」は、同社の完全ワイヤレスイヤホン製品として初めて、アクティブノイズキャンセリング機能を搭載したモデルである。本機が聴かせてくれる「Marshallの音」は、一体どのようなものか?

Marshall「Motif A.N.C.」¥OPEN(市場想定価格:税込25,980円前後)

今回、音楽レーベル『HD Impression』主宰/レコーディングエンジニアの阿部哲也氏に試聴いただいたところ、思わぬ感想が返ってきた。

音楽レーベル『HD Impression』主宰/レコーディングエンジニアの阿部哲也氏にインタビューし、「Motif A.N.C.」の魅力について語っていただいた

ANC搭載完全ワイヤレス「Motif A.N.C.」の仕様

インタビューに入る前に、まず製品の仕様について紹介しよう。「Motif A.N.C.」は、昨年夏に発売されたブランド初の完全ワイヤレス「Mode II」、第二弾モデル「MinorIII」に続いて登場したモデルで、最新のアクティブノイズキャンセリング機能を搭載する。

最新のアクティブノイズキャンセリング機能を搭載

具体的には、左右の筐体に2基ずつ内蔵したマイクが機能し、外部の不要なノイズを低減する。ノイズキャンセリングレベルを専用アプリから調整でき、自分好みの効き具合にすることも可能だ。また、周囲の音を取り込むトランスペアレンシーモードにも対応。こちらもレベルを変えられるので、外音の取り込み量を調整できる。

ノイズキャンセリング、トランスペアレンシーのレベルを専用アプリから調整可能

イヤホンにはφ6mmのダイナミックドライバーを搭載。オリジナルの状態の音質は「Marshallサウンド」と称する、ブランド伝統の音質に仕上げられている。イコライザー機能も備わっており、アプリから好みの音質を選ぶことができる。3つまで設定可能で(うち1つはオリジナルMarshallサウンドで固定)、楽曲に合わせて切り替えながら楽しめるのも魅力だ。

本体はタッチコントロール機能を備え、曲送り/戻しなどの操作ができる。珍しいポイントとして、このタッチコントロール機能はON/OFFが可能。「誤動作を防ぎたいのでオフにして、操作はアプリから行いたい」など、利用スタイルに合わせて選べる仕組みだ。

タッチコントロール機能はON/OFFが可能

また、左右それぞれ長押しアクションを設定でき、ノイキャン/トランスペアレンシーのON/OFF、イコライザーの切り替え、音声アシスタントの起動など、こちらもユーザーの使い方に応じて選ぶことができる。

むやみに色付けしない、原音忠実なサウンド。「モニターとして成立できる」

ここからは、音楽レーベル『HD Impression』主宰/レコーディングエンジニアの阿部哲也氏に「Motif A.N.C.」の魅力について語っていただこう。

ーー 早速ですが、「Motif A.N.C.」の音質について、感想を教えてください。

阿部哲也氏(以下、阿部氏) ものすごい “ナチュラル” ですね。Marshallってやっぱり、ギターアンプのイメージが強いと思うんですけれど、そのギターアンプ自体は中高域に張りがあって、特徴的な音がするアンプでもあるんですね。そのイメージが自分の中にもあって、イヤホンを試す際に、中音域がガツっとくる感じかな? と思いながら自分の作った音源を聴いてみたら、驚くほどナチュラルでびっくりしました。

驚くほどナチュラルで、原音忠実なサウンド

いろんな音源を聴いてみましたが、どれも自分が作った音、こういう音楽にしようとしたサウンドが、そのままストレートに再現されています。むやみに色付けをしない、原音忠実なサウンド。オーディオとしてすごく良いものだと思いました。音楽ジャンルも選ばないタイプだと思います。

次ページノイキャン、EQ機能も綺麗に機能。音楽を生かしたナチュラルさ

1 2 3 次へ

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 BS12にすべてをかけて。映画『ボルテスV レガシー』が12月15日にテレビ初放送
2 7万円以下で叶う、アナログプレーヤーとスピーカーの組み合わせ!オーディオテクニカ「AT-LP70X/AT-LP70XBT」&「AT-SP3X」
3 マランツ、未踏の領域へ。「次元が異なる」弩級フラグシップコンビ「MODEL 10」「SACD 10」レビュー!
4 Amazon Prime Videoで8チャンネルが30日間無料!シネフィルWOWOWやLemino、東映、STARなど
5 【ミニレビュー】ストリーミングがアナログ的サウンドに。ゾノトーンの同軸デジタル「Silver Granster HD-1 Rh」
6 ヘーゲル、ネットワーク/フォノ入力にも対応する多機能プリメインアンプ「H190v」
7 AKM、デジタル/アナログ分離思想を継ぐDAコンバーター「AK4498EX」
8 バッファロー、「nasne」&「PS5」のセットが当たるプレゼントキャンペーン。11/20までの3日間限定
9 ラックスマン、「D-03X」「L-505Z」購入者に高音質オーディオケーブルプレゼント。11/20から来年1/20まで
10 アンダンテラルゴ、小型オーディオ機器用ボード「Primo Board」。ミニコンポや電源等に活用可能
11/19 10:29 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.194
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2024年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年夏版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX