公開日 2008/10/04 15:29
<TIAS2008>UNISON RESEACHやPASSの新モデル/lumenwhite「Aquila」デビュー
本項では、エレクトリ、アクシス、アブサートロンの出展内容を紹介する。
■エレクトリ
エレクトリのブースでは、伊UNISON RESERCHの新モデルに注目だ。管球プリメインアンプでは、「P40」「P70」の2機種を展示。型番が出力を表しており、P40は40W+40W、P70は70W+70W。使用真空管は、P40がEL34×4/ECC82×2/ECC83×1、P70がKT88×4/ECC82×2/ECC83×4となっている。形式はP40がプッシュプル、P70がオールバランスド・プッシュプル。なお、価格はP40が525,000円、P70が840,000円(いずれも税込)となる。
また、UNISON RESEARCHの新製品では、同社CDプレーヤーのトップエンドモデルとなる「UNICO CDE」(472,500円)、180W+180W出力のプリメインアンプ「UNICO 100」(630,000円)も展示。フロントパネルの中央が前面に押し出されたデザインで、組み合わせて使用することが想定されている。
そのほかUNISON RESERCHでは、比較的手ごろな価格のシステムとして人気の高い、CDプレーヤー「UNICO CDP」、プリメインアンプ「UNICO P」「UNICO II」などをひとかたまりにして紹介している。
米Ampzillaでは、300W出力のモノラルパワーアンプ「Ampzilla 2000i」、プリアンプ「Ambrosia 2000i」を参考出展。どちらもデザイン、仕様はまだ固まっていないとのことで、価格や発売時期は未定となっている。
そのほかエレクトリブースでは、今年発売されたばかりのPASSのプリアンプ「XP-10」を紹介。フロントパネル右に配置された大きなボリュームノブがデザイン上のアクセントで、ヘアライン処理も非常に美しい。価格は735,000円(税込)。なお、XPシリーズでは、上位機の「XP-20」もラインナップされている。
エレクトリではこのほか、ノルウェーHEGELの10周年記念モデルや、仏METRONOMEのリーズナブルなCDプレーヤー「CD1」なども展示されている。また、新製品としてEMTのMCカートリッジ「JSD5G」(430,500円)、「JSD6G」(420,000円)も紹介している。
■アクシス
アクシスブースでは、WadiaやKRELL、Kharma、lumenwhiteなど、同社が輸入販売を手掛ける数多くのハイエンドブランドの製品を紹介している。
Wadiaでは、数多くのハイエンドコンポーネントに混じって、iPodトランスポート「Wadia 170 iTransport」を展示し、来場者の注目を集めている。
またKRELLでは、今年6月に発売したSACD/CDプレーヤーの新製品「SACD MKIII」を展示。価格は1,029,000円(税込)。シャーシ・イン・シャーシ構造を採用し、ドライブメカを振動や電気的な干渉から遮断しているほか、アナログ音声出力は2ch XLRと6ch RCAをそれぞれ装備。デジタル出力端子は光デジタルと同軸デジタルを1系統ずつ備える。
また、今年夏に取り扱いを開始した、蘭Kharmaのスピーカーも展示。「Ceramique(セラミック)シリーズ」の中から、「Ceramique 2.3」(2,625,000円/ペア) や「Ceramique 3.2」(2,079,000円/ペア)を展示していた。
「Ceramique 2.3」は3ウェイ3スピーカーで、ウーファーは8インチ。ノーメックスをケブラーでサンドイッチした振動板を採用している。「Ceramique 3.2」はCeramiqueシリーズで最も小型のフロアスタンディングスピーカーで、2ウェイ2スピーカーという構成。トゥイーターは1インチ、ウーファーは7インチのセラミック・ドライバーを搭載している。
lumenwhiteでは、新製品の「Aquila」を展示。5ドライバーの3ウェイスピーカーで、価格は9,765,000円(ペア)。lumenwhiteには「dimond light」という、税込で1,300万円オーバーのトップエンドモデルや、9,345,000円の「whitelight"d"」などがあるが、本機はwhitelight"d"とほぼ同じ価格帯となる。なお、Aquilaは同社のデモに使われているため、その音を実際に確かめることができる。
■アブサートロン
アブサートロンブースでは、Boulderのモノラルパワーアンプ「1050」で、Westlake Audioの「TOWER12」をドライブするというデモを実施している。
スピーカーでは、Westlake Audioの「Lcシリーズ」を展示。7作目となるシリーズ最小モデル「Lc4.75F」をはじめ、「Lc6.75」や「Lc8.1」など、おなじみの機器を展示している。
ACCUSTIK-LABでは、スピーカーシステム「Bolero Nuvo」や「Bolero Bonita」などを出展。Boleroシリーズの第3弾モデルで、価格はNuvoが732,900円、Bonitaが441,000円(いずれも税込)。
米Boulderでは、昨年のインターナショナルオーディオショウでデビューしたプリメインアンプ「865」、ステレオパワーアンプ「860」を中心に展示。どちらも出力はチャンネル当たり150Wで、価格は865が1,942,500円、860が1,491,000円。
そのほか、2006年のショウでデビューしたプリアンプ「810」(1,260,000円)や、ロングセラーを続けるDACプリ「1012」(2,730,000円)なども見ることができる。
(Phile-web編集部)
■エレクトリ
エレクトリのブースでは、伊UNISON RESERCHの新モデルに注目だ。管球プリメインアンプでは、「P40」「P70」の2機種を展示。型番が出力を表しており、P40は40W+40W、P70は70W+70W。使用真空管は、P40がEL34×4/ECC82×2/ECC83×1、P70がKT88×4/ECC82×2/ECC83×4となっている。形式はP40がプッシュプル、P70がオールバランスド・プッシュプル。なお、価格はP40が525,000円、P70が840,000円(いずれも税込)となる。
また、UNISON RESEARCHの新製品では、同社CDプレーヤーのトップエンドモデルとなる「UNICO CDE」(472,500円)、180W+180W出力のプリメインアンプ「UNICO 100」(630,000円)も展示。フロントパネルの中央が前面に押し出されたデザインで、組み合わせて使用することが想定されている。
そのほかUNISON RESERCHでは、比較的手ごろな価格のシステムとして人気の高い、CDプレーヤー「UNICO CDP」、プリメインアンプ「UNICO P」「UNICO II」などをひとかたまりにして紹介している。
米Ampzillaでは、300W出力のモノラルパワーアンプ「Ampzilla 2000i」、プリアンプ「Ambrosia 2000i」を参考出展。どちらもデザイン、仕様はまだ固まっていないとのことで、価格や発売時期は未定となっている。
そのほかエレクトリブースでは、今年発売されたばかりのPASSのプリアンプ「XP-10」を紹介。フロントパネル右に配置された大きなボリュームノブがデザイン上のアクセントで、ヘアライン処理も非常に美しい。価格は735,000円(税込)。なお、XPシリーズでは、上位機の「XP-20」もラインナップされている。
エレクトリではこのほか、ノルウェーHEGELの10周年記念モデルや、仏METRONOMEのリーズナブルなCDプレーヤー「CD1」なども展示されている。また、新製品としてEMTのMCカートリッジ「JSD5G」(430,500円)、「JSD6G」(420,000円)も紹介している。
■アクシス
アクシスブースでは、WadiaやKRELL、Kharma、lumenwhiteなど、同社が輸入販売を手掛ける数多くのハイエンドブランドの製品を紹介している。
Wadiaでは、数多くのハイエンドコンポーネントに混じって、iPodトランスポート「Wadia 170 iTransport」を展示し、来場者の注目を集めている。
またKRELLでは、今年6月に発売したSACD/CDプレーヤーの新製品「SACD MKIII」を展示。価格は1,029,000円(税込)。シャーシ・イン・シャーシ構造を採用し、ドライブメカを振動や電気的な干渉から遮断しているほか、アナログ音声出力は2ch XLRと6ch RCAをそれぞれ装備。デジタル出力端子は光デジタルと同軸デジタルを1系統ずつ備える。
また、今年夏に取り扱いを開始した、蘭Kharmaのスピーカーも展示。「Ceramique(セラミック)シリーズ」の中から、「Ceramique 2.3」(2,625,000円/ペア) や「Ceramique 3.2」(2,079,000円/ペア)を展示していた。
「Ceramique 2.3」は3ウェイ3スピーカーで、ウーファーは8インチ。ノーメックスをケブラーでサンドイッチした振動板を採用している。「Ceramique 3.2」はCeramiqueシリーズで最も小型のフロアスタンディングスピーカーで、2ウェイ2スピーカーという構成。トゥイーターは1インチ、ウーファーは7インチのセラミック・ドライバーを搭載している。
lumenwhiteでは、新製品の「Aquila」を展示。5ドライバーの3ウェイスピーカーで、価格は9,765,000円(ペア)。lumenwhiteには「dimond light」という、税込で1,300万円オーバーのトップエンドモデルや、9,345,000円の「whitelight"d"」などがあるが、本機はwhitelight"d"とほぼ同じ価格帯となる。なお、Aquilaは同社のデモに使われているため、その音を実際に確かめることができる。
■アブサートロン
アブサートロンブースでは、Boulderのモノラルパワーアンプ「1050」で、Westlake Audioの「TOWER12」をドライブするというデモを実施している。
スピーカーでは、Westlake Audioの「Lcシリーズ」を展示。7作目となるシリーズ最小モデル「Lc4.75F」をはじめ、「Lc6.75」や「Lc8.1」など、おなじみの機器を展示している。
ACCUSTIK-LABでは、スピーカーシステム「Bolero Nuvo」や「Bolero Bonita」などを出展。Boleroシリーズの第3弾モデルで、価格はNuvoが732,900円、Bonitaが441,000円(いずれも税込)。
米Boulderでは、昨年のインターナショナルオーディオショウでデビューしたプリメインアンプ「865」、ステレオパワーアンプ「860」を中心に展示。どちらも出力はチャンネル当たり150Wで、価格は865が1,942,500円、860が1,491,000円。
そのほか、2006年のショウでデビューしたプリアンプ「810」(1,260,000円)や、ロングセラーを続けるDACプリ「1012」(2,730,000円)なども見ることができる。
(Phile-web編集部)