公開日 2010/05/21 22:21
【ハイエンドショウ】PS AUDIOのデモ/QUADRALのスピーカー2モデルが参考出品/AiTECの新アクセサリーが話題
iPhoneアプリで操作可能に
本日から開幕した「ハイエンドショウトウキョウ 2010 SPRING」。本項では「Cルーム」の出展をレポートする。
■完実電気
完実電気はCルームにPS AUDIO製品を展開するほか、DTルームの「高音質ヘッドホンコーナー(HPC)」でMONSTER、ETYMOTIC RESEARCHブランドのヘッドホンラインナップを展示し、自由に試聴することができる。
PS AUDIOのトランスポート「Perfect Wave Transport (PWT)」、DAC「Perfect Wave DAC(PWD)」を使ったデモを実施する。CD/DVDドライブを搭載したトランスポート「PerfectWave Transport」は、読み込んだデータをメモリーに蓄え、内部のPS AUDIOオリジナルのDDコンバーターで新たにクロックを付加し、DACへ転送する仕組み。
「Perfect Wave DAC」は、ネットワークブリッジのアップグレードによりLAN対応し、NAS内のファイルも再生できるようになることが以前よりアナウンスされていたが、今回の会場ではUSBメモリーを接続したデモを行い、ファイル再生のイメージをつかむことができるようになっている。アップグレードは今年の秋頃を予定する。
デモでは、操作にiPhone/iPod touch等のアップル製品で「Perfect Wave DAC」をコントロールできる試作アプリをダウンロードしたiPadを使用。USBメモリー内のファイルを一覧で表示したり、インターネットラジオの一覧なども表示できる。再生可能ファイルはMP3、AAC、FLAC、アップルロスレス、WAV(ただし最大88.1kHzまで)。このアプリはApp Storeで提供予定だが、有償で提供するか無料にするか現段階で未定だという。
高音質ヘッドホンコーナーに展示されているMONSTERからは先日の「春のヘッドフォン祭 2010」で初披露した6月発売のDr.DREプロデュース新製品“Beats Solo HD”が登場。またニューヨークをベースに活躍するファッション・デザイナーVivienne Tamがプロデュースするシグネチャーモデル“Butterfly”も商品パッケージのみ置かれている。
ETYMOTIC RESEARCHは「hf5」など人気モデルを含め、全ラインナップを展示。会場で見ることができなかったが、同社担当者によると今夏以降によりカジュアルで女性でも使用しやすい新シリーズ「mc3」「mc5」を発売予定だという。日本では1万円代前半で販売される見込み。
■ネットワークジャパン
ネットワークジャパンは今月初旬に発売を開始したばかりのQUADRALの3ウェイフロア型スピーカー「AURUM ORKAN VIII」、「AURUM WOTAN VIII」を披露している。いずれもリボン型トゥイーターと振動板にアルミとチタン、マグネシウムの合金であるALTIMAを採用したミッドレンジ、ウーファーを搭載したモデル。
会場では同じくリボン型トゥイーターとALTIMA採用ユニットを装備したブックシェルフ「STYLE 30」、フロア型「STYLE 50」を参考出品している。年内の発売を予定しており価格は未定。
■ポーカロ・ライン
ポーカロ・ラインはarteブランドの免震オーディオボード「SEISIS(サイシス)」の免震機能の説明に力を入れる。複合素材の多層構造でできており、2層のボードをスチールボールで点接触させ、制振効果を高めている。「200kgまでたえられるのでオーディオラックごと設置することもできる。震度6程度の揺れに耐えられる仕様となっている」という。
ヘッドフォン祭に出品したMicroshar社のヘッドホンアンプ「μAMP109G2」「μAMP109G2+」も登場。電源部を充電式ニッケルバッテリーから、同社オリジナルのリチウムイオン充電池に変更したことで駆動時間を向上させたほか、電源強化により音質も高めている。そのほか3月に発売したインターネットラジオも楽しめるtangentのネットワークメディアプレーヤー「NET-200-EU」も展示していた。
また同社が取り扱うAiTECの電源フレッシャー「Λ5.35」のデモも行っており注目を集めている。「Λ5.35」は壁のコンセントに接続するだけで、波長の活性化で波形、力率を改善し、オーディオ機器に質の良い電源を供給できるというオーディオアクセサリー。58,000円(税込)で販売している。昨年末にオーディオアクセサリー誌135号で評論家の林正儀氏が紹介したことから話題となり「以来コンスタントに月100台以上売れている」(同社)という大ヒット製品。その詳しい構造は明かせないとことだが、機器の音色を変えずに性能を向上させることができ、テレビや冷蔵庫のノイズを抑えることもできるという。
また会場で6月初旬に発売するAiTECの新製品「Λ3.16PRO」を発表。「従来のΛ3.16シリーズでは一部の使用素材の加工法の関係でどうしても効果を控えめにせざるを得なかったが、その素材の加工法をついに見つけることができ、Λ3.16シリーズの効果を無制限に発揮することに成功した」としている。効果としては部屋の環境に関係なく音の広がりや高さなどが自然に再現されるという。価格はオープンだが、22万円前後での販売が予想される。従来機からのアップグレードも受け付ける。会場のデモでその音質変化については確認できるので、気になる方は自身の耳で確かめてみてはいかがだろうか。
■ティートックレコーズ
「ゼロ磁場エネルギー」を封入し、再生するだけでオーディオ機器が音質向上するというCD「ゼロのひととき・・・MAX」で話題のティートックレコーズだが、高音質録音ディスクを数多く手がける本格派レーベルとしても知られている。同社ブースには、これまでの受賞歴がわかるようにトロフィーや賞状などがずらりと並んでいる。また別ブースの物販コーナーではCDも購入できる。
■逸品館
逸品館では3日間にわたって様々なデモイベントを実施。スピーカーのジャンパー交換による変化や、PC、CD、SACDといったメディアのサウンド比較などをわかりやすく説明し、常に多くの人で賑わいをみせていた。
■完実電気
完実電気はCルームにPS AUDIO製品を展開するほか、DTルームの「高音質ヘッドホンコーナー(HPC)」でMONSTER、ETYMOTIC RESEARCHブランドのヘッドホンラインナップを展示し、自由に試聴することができる。
PS AUDIOのトランスポート「Perfect Wave Transport (PWT)」、DAC「Perfect Wave DAC(PWD)」を使ったデモを実施する。CD/DVDドライブを搭載したトランスポート「PerfectWave Transport」は、読み込んだデータをメモリーに蓄え、内部のPS AUDIOオリジナルのDDコンバーターで新たにクロックを付加し、DACへ転送する仕組み。
「Perfect Wave DAC」は、ネットワークブリッジのアップグレードによりLAN対応し、NAS内のファイルも再生できるようになることが以前よりアナウンスされていたが、今回の会場ではUSBメモリーを接続したデモを行い、ファイル再生のイメージをつかむことができるようになっている。アップグレードは今年の秋頃を予定する。
デモでは、操作にiPhone/iPod touch等のアップル製品で「Perfect Wave DAC」をコントロールできる試作アプリをダウンロードしたiPadを使用。USBメモリー内のファイルを一覧で表示したり、インターネットラジオの一覧なども表示できる。再生可能ファイルはMP3、AAC、FLAC、アップルロスレス、WAV(ただし最大88.1kHzまで)。このアプリはApp Storeで提供予定だが、有償で提供するか無料にするか現段階で未定だという。
高音質ヘッドホンコーナーに展示されているMONSTERからは先日の「春のヘッドフォン祭 2010」で初披露した6月発売のDr.DREプロデュース新製品“Beats Solo HD”が登場。またニューヨークをベースに活躍するファッション・デザイナーVivienne Tamがプロデュースするシグネチャーモデル“Butterfly”も商品パッケージのみ置かれている。
ETYMOTIC RESEARCHは「hf5」など人気モデルを含め、全ラインナップを展示。会場で見ることができなかったが、同社担当者によると今夏以降によりカジュアルで女性でも使用しやすい新シリーズ「mc3」「mc5」を発売予定だという。日本では1万円代前半で販売される見込み。
■ネットワークジャパン
ネットワークジャパンは今月初旬に発売を開始したばかりのQUADRALの3ウェイフロア型スピーカー「AURUM ORKAN VIII」、「AURUM WOTAN VIII」を披露している。いずれもリボン型トゥイーターと振動板にアルミとチタン、マグネシウムの合金であるALTIMAを採用したミッドレンジ、ウーファーを搭載したモデル。
会場では同じくリボン型トゥイーターとALTIMA採用ユニットを装備したブックシェルフ「STYLE 30」、フロア型「STYLE 50」を参考出品している。年内の発売を予定しており価格は未定。
■ポーカロ・ライン
ポーカロ・ラインはarteブランドの免震オーディオボード「SEISIS(サイシス)」の免震機能の説明に力を入れる。複合素材の多層構造でできており、2層のボードをスチールボールで点接触させ、制振効果を高めている。「200kgまでたえられるのでオーディオラックごと設置することもできる。震度6程度の揺れに耐えられる仕様となっている」という。
ヘッドフォン祭に出品したMicroshar社のヘッドホンアンプ「μAMP109G2」「μAMP109G2+」も登場。電源部を充電式ニッケルバッテリーから、同社オリジナルのリチウムイオン充電池に変更したことで駆動時間を向上させたほか、電源強化により音質も高めている。そのほか3月に発売したインターネットラジオも楽しめるtangentのネットワークメディアプレーヤー「NET-200-EU」も展示していた。
また同社が取り扱うAiTECの電源フレッシャー「Λ5.35」のデモも行っており注目を集めている。「Λ5.35」は壁のコンセントに接続するだけで、波長の活性化で波形、力率を改善し、オーディオ機器に質の良い電源を供給できるというオーディオアクセサリー。58,000円(税込)で販売している。昨年末にオーディオアクセサリー誌135号で評論家の林正儀氏が紹介したことから話題となり「以来コンスタントに月100台以上売れている」(同社)という大ヒット製品。その詳しい構造は明かせないとことだが、機器の音色を変えずに性能を向上させることができ、テレビや冷蔵庫のノイズを抑えることもできるという。
また会場で6月初旬に発売するAiTECの新製品「Λ3.16PRO」を発表。「従来のΛ3.16シリーズでは一部の使用素材の加工法の関係でどうしても効果を控えめにせざるを得なかったが、その素材の加工法をついに見つけることができ、Λ3.16シリーズの効果を無制限に発揮することに成功した」としている。効果としては部屋の環境に関係なく音の広がりや高さなどが自然に再現されるという。価格はオープンだが、22万円前後での販売が予想される。従来機からのアップグレードも受け付ける。会場のデモでその音質変化については確認できるので、気になる方は自身の耳で確かめてみてはいかがだろうか。
■ティートックレコーズ
「ゼロ磁場エネルギー」を封入し、再生するだけでオーディオ機器が音質向上するというCD「ゼロのひととき・・・MAX」で話題のティートックレコーズだが、高音質録音ディスクを数多く手がける本格派レーベルとしても知られている。同社ブースには、これまでの受賞歴がわかるようにトロフィーや賞状などがずらりと並んでいる。また別ブースの物販コーナーではCDも購入できる。
■逸品館
逸品館では3日間にわたって様々なデモイベントを実施。スピーカーのジャンパー交換による変化や、PC、CD、SACDといったメディアのサウンド比較などをわかりやすく説明し、常に多くの人で賑わいをみせていた。