公開日 2012/10/19 21:06
<音展>ゴールドムンドの新ステレオパワーアンプ「Telos 280」初披露/SPECは開発中のフォノイコを参考出展
mhiから“Evidence”シリーズ新フロアスピーカー
10月19日(金)から21日(日)まで開催される「オーディオ・ホームシアター展 2012(音展)」。本記事では、ゴールドムンドジャパン、DYNAUDIO/SPEC/関口機械販売の合同ブース、サエクコマース、ナスペックの各展示内容をレポートする。
■ゴールドムンドジャパン
ゴールドムンドジャパンのブースでは、新製品のステレオパワーアンプ「Telos 280」を初公開している。年内の発売を予定しており、価格は1,344,000円(税込)。
Telos 280は、従来モデル「Telos 250」「Telos 350」の姉妹機にあたるモデルで、Telos 250/350と同一の素子を使用しながら、細部を変更することで価格帯を抑えた。同2機種を含め、同社のこれまでのパワーアンプ製品は全てモノラルだったが、今回初めてステレオパワーアンプがラインナップに加わった形となる。
音質傾向としては「出力に余裕のあるTelos 250/350が潤いのある音色だとするならば、Telos 280は元気でシャキッとした音色」(同社説明員)とのこと。会場内では、6月に発売されたUSB-DAC内蔵プリアンプ「MIMESIS 27.8」をはじめとした同社のコンポーネントと組み合わせた試聴デモを行っている。
そのほかにブース内では、マルチchのデジタル出力が行えるデジタルサウンドプロセッサー「Metis 10」などをはじめとし、試聴を行わないモデルもあわせてゴールドムンド製品を一挙に展示している。
■DYNAUDIO/SPEC/関口機械販売
DYNAUDIO/SPEC/関口機械販売の3社は合同ブースを構え、それぞれの取り扱い製品を組み合わせた試聴デモを展開している。
また会場内では、SPECが現在開発中だというCR型フォノイコライザーを参考出展している。フォノイコ本体と電源部を別筐体とした2ユニット構成で、本体脚部には同ブランドの既存モデルに採用されているオークビレッジの素材を採用する予定だという。
MC/MMそれぞれに最適なオペアンプを採用する点が特徴で、MCカートリッジ用には超ローノイズのバイポーラ入力オペアンプ、高出力のMMカートリッジ用には購入力インピーダンスのFET入力のオペアンプを使用する。
オペアンプの高利得を利用したシンプルなCR型イコライザーを採用しており、音質を決定するCR素子にはArizona Capacitorsのカスタムのオイルコンや、誘電体にインドのルビーマイカを使用したマイカコンを使用している。発売は12月頃を予定しており、価格は未定とのこと。そのほかに、同じく開発中となるオーディオプレーヤーも参考展示している。
DYNAUDIOは、来週発売となるワイヤレススピーカー“Xeo”をメインにフィーチャー。さらに、同社が取り扱うATOLLブランドから、先日のハイエンドショウ2012でも披露された新製品のプリアンプ「PR400」とパワーアンプ「AM400」の実機も展示している(関連ニュース)。2機種とも11月の発売を予定しており、価格は493,500円(税込)。
■サエクコマース
サエクのブースでは、同社が取り扱うmhiブランドの新スピーカー“evidence”「MM07A」をメインにフィーチャーした試聴デモを展開している。11月末頃の発売を予定しており、価格は252,000円(税込)。
MM07Aは、Trueリボントゥイーターを搭載するフロア型スピーカーで、これまでにもオーディオイベント等で披露されてきたモデル。今回国内発売が正式決定した格好だ。
また、PCオーディオ再生関連製品として、同社が取り扱うHRTのヘッドホンアンプ「Head Streamer」とUSB-DAC「iStreamer」も用意されており、ブース内で実際に試聴も行える。
そのほか、先日発表されたばかりのSUPRAのUSBケーブル「USB 2.0」をはじめとしたケーブル製品など、同社が取り扱う現行製品が一挙に披露されている。
■ナスペック
ナスペックは、同社が取り扱うケンブリッジオーディオやPro-ject Audio、KingRex等の製品が試聴できるブースを展開。なお今回の展示には、12月〜1月頃から取り扱いを開始する予定だという仏NorStoneブランドのラック「ESSE」とスピーカースタンド「ESSE STAND」を使用している。
ESSEはS字型のデザインが特徴的なラックで、今回展示されたモデルのほかにもピンクなどのカラフルなカラバリを備える。このESSEとESSE STANDについては、インターナショナルオーディオショウにて正式な取り扱いを発表する予定とのことだ。
■ゴールドムンドジャパン
ゴールドムンドジャパンのブースでは、新製品のステレオパワーアンプ「Telos 280」を初公開している。年内の発売を予定しており、価格は1,344,000円(税込)。
Telos 280は、従来モデル「Telos 250」「Telos 350」の姉妹機にあたるモデルで、Telos 250/350と同一の素子を使用しながら、細部を変更することで価格帯を抑えた。同2機種を含め、同社のこれまでのパワーアンプ製品は全てモノラルだったが、今回初めてステレオパワーアンプがラインナップに加わった形となる。
音質傾向としては「出力に余裕のあるTelos 250/350が潤いのある音色だとするならば、Telos 280は元気でシャキッとした音色」(同社説明員)とのこと。会場内では、6月に発売されたUSB-DAC内蔵プリアンプ「MIMESIS 27.8」をはじめとした同社のコンポーネントと組み合わせた試聴デモを行っている。
そのほかにブース内では、マルチchのデジタル出力が行えるデジタルサウンドプロセッサー「Metis 10」などをはじめとし、試聴を行わないモデルもあわせてゴールドムンド製品を一挙に展示している。
■DYNAUDIO/SPEC/関口機械販売
DYNAUDIO/SPEC/関口機械販売の3社は合同ブースを構え、それぞれの取り扱い製品を組み合わせた試聴デモを展開している。
また会場内では、SPECが現在開発中だというCR型フォノイコライザーを参考出展している。フォノイコ本体と電源部を別筐体とした2ユニット構成で、本体脚部には同ブランドの既存モデルに採用されているオークビレッジの素材を採用する予定だという。
MC/MMそれぞれに最適なオペアンプを採用する点が特徴で、MCカートリッジ用には超ローノイズのバイポーラ入力オペアンプ、高出力のMMカートリッジ用には購入力インピーダンスのFET入力のオペアンプを使用する。
オペアンプの高利得を利用したシンプルなCR型イコライザーを採用しており、音質を決定するCR素子にはArizona Capacitorsのカスタムのオイルコンや、誘電体にインドのルビーマイカを使用したマイカコンを使用している。発売は12月頃を予定しており、価格は未定とのこと。そのほかに、同じく開発中となるオーディオプレーヤーも参考展示している。
DYNAUDIOは、来週発売となるワイヤレススピーカー“Xeo”をメインにフィーチャー。さらに、同社が取り扱うATOLLブランドから、先日のハイエンドショウ2012でも披露された新製品のプリアンプ「PR400」とパワーアンプ「AM400」の実機も展示している(関連ニュース)。2機種とも11月の発売を予定しており、価格は493,500円(税込)。
■サエクコマース
サエクのブースでは、同社が取り扱うmhiブランドの新スピーカー“evidence”「MM07A」をメインにフィーチャーした試聴デモを展開している。11月末頃の発売を予定しており、価格は252,000円(税込)。
MM07Aは、Trueリボントゥイーターを搭載するフロア型スピーカーで、これまでにもオーディオイベント等で披露されてきたモデル。今回国内発売が正式決定した格好だ。
また、PCオーディオ再生関連製品として、同社が取り扱うHRTのヘッドホンアンプ「Head Streamer」とUSB-DAC「iStreamer」も用意されており、ブース内で実際に試聴も行える。
そのほか、先日発表されたばかりのSUPRAのUSBケーブル「USB 2.0」をはじめとしたケーブル製品など、同社が取り扱う現行製品が一挙に披露されている。
■ナスペック
ナスペックは、同社が取り扱うケンブリッジオーディオやPro-ject Audio、KingRex等の製品が試聴できるブースを展開。なお今回の展示には、12月〜1月頃から取り扱いを開始する予定だという仏NorStoneブランドのラック「ESSE」とスピーカースタンド「ESSE STAND」を使用している。
ESSEはS字型のデザインが特徴的なラックで、今回展示されたモデルのほかにもピンクなどのカラフルなカラバリを備える。このESSEとESSE STANDについては、インターナショナルオーディオショウにて正式な取り扱いを発表する予定とのことだ。