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公開日 2013/11/12 10:51

アキュフェーズ、自動音場補正機能付き“ヴォイシング・イコライザー”「DG-58」

ESS社「ES9008」を搭載
ファイル・ウェブ編集部
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アキュフェーズは、グラフィック・イコライザーに自動音場補正機能を内蔵する“ヴォイシング・イコライザー”の新モデル「DG-58」を12月下旬に発売する。価格は840,000円(税込)。

DG-58

本機は、アキュフェーズの“ヴォイシング・イコライザー”第4世代モデル。独自のデジタル信号処理技術を搭載し、最新の高速DSPを備えている。ユーザーの希望する特性に自動調整することができる音場補正機能=ヴォイシングと、音場創生機能=イコライザーの2つの機能を搭載する。

ヴォイシングには、より一層簡単な操作で自動測定・補正を行える「シンプル・ヴォイシング・コース」と、好みの音に音場補正を追求できる「カスタム・ヴォイシング・コース」を用意している。「シンプル・ヴォイシング・コース」には、フラットな特性になるよう調整する“FLAT”と、部屋やスピーカーの特性を生かした調整を行う“SMOOTH”のメニューを装備する。

イコライザー機能は、本体に搭載する液晶画面をスタイラスペンで直接なぞれば、特定の周波数バンドのレベルを増加/減少できる。上述のヴォイシング後のカーブを表示させて、それを参考に特性を減少することなどが可能。

本機ではイコライザーメニューに3つの機能を追加しており、ヴォイシング後の周波数特性とイコライザーの同時表示と調節が可能な「EQUALIZER+VOICING RESULT」や、パラメトリック・イコライザーの操作性を取り入れた調整機能「FITTING」、アナライザーとイコライザーの同時表示と調節が可能な「EQ+ANA」を用意している。

なお「目標特性、補正前・後の周波数特性、イコライザー・カーブ」などを1つのグループとして、30個のメモリーにデータ保存することが可能で、USBメモリーにバックアップしておくこともできる。

デジタル入出力端子は、いずれも同軸デジタル/光デジタルのほか、アキュフェーズ独自のHS-LINKも搭載。最大192kHz/24bitのソース入力が行える。

内部には、ESS社製の192kHz/32bit対応DAC「ES9018」を8回路並列駆動する「MDS++変換方式D/Aコンバーター」を採用。D/Aコンバーターの電流出力信号を電圧出力に変換するI/V変換回路の動作をMDS方式によって改良し、さらに電流加算と電圧加算を組み合わせることで電流加算部の負担を軽くした。当初DAC「ES9008」を搭載と記載していましたが、「ES9018」の誤りでした。お詫びして修正致します(11/20)

アナログフィルターには「Direct Balanced Filiter 回路」を搭載。通過域の周波数特性をフラットにした5次バターワース型アナログフィルターを備えている。

本体パネルは、厚手のアルミ押し出し材をシャンペンゴールドのアルマイト仕上げとしており、サイドパネル面はパーシモンによる本木目仕上げ。液晶画面は、従来モデル「DG-48」の1.7倍広い7インチの広視野角IP液晶を採用する。

インシュレーターには、鋳鉄に特殊な熱処理を施して硬度を高めたものを搭載。これにより外部からの振動を抑え、制振性を高めている。

そのほか、本体には音場測定用のマイクロフォン「AM-48」が付属する。

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  • ジャンルその他
  • ブランドACCUPHASE
  • 型番DG-58
  • 発売日2013年12月下旬
  • 価格¥840,000(税込)
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