公開日 2014/01/09 10:19
【CES】ECLIPSEがCESに初登場 − 最新SWやワイヤレススピーカーをデモ
米ラスベガスで開催中の「2014 International CES」。富士通テン(株)は、ベネチアンタワー31FにECLIPSEブランドのブースを構え、新製品を中心としたデモを行っている。
ECLIPSEのスピーカーシステムは、昨年11月にニューヨークで開催されたAES(Audio Engineering Society)にて北米初デビューを果たし、録音現場のエンジニアやアーティストなどのプロシューマーから絶大な評価を得て好スタートを切った。CESにはもちろん今回が初出展となり、来場者の反響に期待が高まる。
ブース内では、昨年末に日本で発表したばかりの密閉型サブウーファー3機種「D725SWMK2」、「TD520SW」、「TD316SWMK2」のデモンストレーションを行った。
このデモでは、同社TDプロジェクト長 小脇宏氏の解説のもと、新開発の25cmドライバーを背面対向に2基配置した最上位モデルの「D725SWMK2」と、同社のスピーカーシステム「TD712zMK2」を組み合わせた2.1ch構成による再生を実施していた。音源には、レコーディングエンジニア 深田 晃氏の最新録音のハイレゾ再生(192/24)を使用。その広がりとスケール感、スピーカーの存在を忘れてしまうほどのリアリティのある再現性で、来場者の心をつかんでいた。
「2.1chは一時期ブームになりましたが、スピーカーの音がしっかり出ていない組み合わせが多く、音がぼやけてしまう傾向があったように思えます。この組み合わせでもう一度2.1chのブームも起こせるのではと思うくらい、お薦めしたい組み合わせです。サブウーファーの配置は、2本のスピーカーの真ん中で、少し前に出すくらいの位置がベストですが、居住空間でこの位置にずっと置いて聴かれるのは難しいと思います。そこでこのサブウーファーは、脚部に工夫をしており自由に移動ができるようになっているのも魅力です」と小脇氏は語る。
本機は、ドライバーを新規設計しエンクロージャーがひとまわり大きくなりながら、フロントパネルで操作できる点も特徴。また、5.1ch用と2.1ch用の2系統の入力を搭載することで、いちいちケーブルをつなぎ替えることなく、接続を切り替えて使用することができるといった利便性の高さも強調していた。発売は2月となっており、北米でも同時発売されるという。
同ブースでは、もうひとつの目玉であるワイヤレススピーカー「TD-M1」のデモンストレーションも行われた。AirPlayに対応する他、PCからUSB接続することで、192kHz/24bitまで対応できるDACも搭載している。このDACはオーバーサンプリングフィルターを無くすことで、より正確な再現性を実現するという。また、タッチセンサーによる電源のオン/オフ、ボリューム、入力切り替えなどの操作が行えるなど、非常に便利で使いやすさを高めた点も特徴だ。
音質的には、とても8cmフルレンジユニットから出てくる音とは思えない空間表現と正確な再現力で、こちらも来場者の耳を釘付けにしていた。こちらも発売は2月を予定しており、価格は何とペアで131,250円(税込)。コンシューマーからプロユースまで、人気を集めるモデルになるだろう。
ECLIPSEのスピーカーシステムは、昨年11月にニューヨークで開催されたAES(Audio Engineering Society)にて北米初デビューを果たし、録音現場のエンジニアやアーティストなどのプロシューマーから絶大な評価を得て好スタートを切った。CESにはもちろん今回が初出展となり、来場者の反響に期待が高まる。
ブース内では、昨年末に日本で発表したばかりの密閉型サブウーファー3機種「D725SWMK2」、「TD520SW」、「TD316SWMK2」のデモンストレーションを行った。
このデモでは、同社TDプロジェクト長 小脇宏氏の解説のもと、新開発の25cmドライバーを背面対向に2基配置した最上位モデルの「D725SWMK2」と、同社のスピーカーシステム「TD712zMK2」を組み合わせた2.1ch構成による再生を実施していた。音源には、レコーディングエンジニア 深田 晃氏の最新録音のハイレゾ再生(192/24)を使用。その広がりとスケール感、スピーカーの存在を忘れてしまうほどのリアリティのある再現性で、来場者の心をつかんでいた。
「2.1chは一時期ブームになりましたが、スピーカーの音がしっかり出ていない組み合わせが多く、音がぼやけてしまう傾向があったように思えます。この組み合わせでもう一度2.1chのブームも起こせるのではと思うくらい、お薦めしたい組み合わせです。サブウーファーの配置は、2本のスピーカーの真ん中で、少し前に出すくらいの位置がベストですが、居住空間でこの位置にずっと置いて聴かれるのは難しいと思います。そこでこのサブウーファーは、脚部に工夫をしており自由に移動ができるようになっているのも魅力です」と小脇氏は語る。
本機は、ドライバーを新規設計しエンクロージャーがひとまわり大きくなりながら、フロントパネルで操作できる点も特徴。また、5.1ch用と2.1ch用の2系統の入力を搭載することで、いちいちケーブルをつなぎ替えることなく、接続を切り替えて使用することができるといった利便性の高さも強調していた。発売は2月となっており、北米でも同時発売されるという。
同ブースでは、もうひとつの目玉であるワイヤレススピーカー「TD-M1」のデモンストレーションも行われた。AirPlayに対応する他、PCからUSB接続することで、192kHz/24bitまで対応できるDACも搭載している。このDACはオーバーサンプリングフィルターを無くすことで、より正確な再現性を実現するという。また、タッチセンサーによる電源のオン/オフ、ボリューム、入力切り替えなどの操作が行えるなど、非常に便利で使いやすさを高めた点も特徴だ。
音質的には、とても8cmフルレンジユニットから出てくる音とは思えない空間表現と正確な再現力で、こちらも来場者の耳を釘付けにしていた。こちらも発売は2月を予定しており、価格は何とペアで131,250円(税込)。コンシューマーからプロユースまで、人気を集めるモデルになるだろう。