公開日 2015/07/13 15:09
FiiO、約5.5万円のDSD 5.6MHzネイティブ再生対応DAP「X5 2nd gen.」
X5の第二世代モデル
オヤイデ電気は、同社が展開するFiiOブランドより、ハイレゾ対応ポータブルプレーヤーの新モデル「X5 2nd generation」を7月17日に発売する。価格はオープンだが、55,500円前後での実売が予想される。
2014年に発売した旧モデル「FiiO X5 JAPANESE EDITION」の第二世代モデルとして開発された製品。新しくDSDファイルのネイティブ再生に対応した。
microSDカードスロットを2基装備する初代X5のユーティリティ性を継承しつつ、その後に登場した下位機種の「X1」「X3 2nd generation」の特徴も取り入れている。形状は初代X5よりシンプルに、手の平で操作しやすいエルゴノミックデザインを採用。初代X5比で質量を15%、大きさを12%抑えた。カラーは、X3 2nd generationと同じチタングレーにブラッシュアップした。
内蔵メモリーは非搭載で、最大128GBまで対応のmicroSDカードスロットを2基装備。音声出力端子は、ライン出力とS/PDIFコアキシャルアウトを兼用する3.5mmステレオミニを備えている。
対応ファイル形式は、DSD/APE/WAV/FLAC/ALAC/WMA/AIFF/MP2/MP3/AAC/ALAC/WMA/OGGなど。対応サンプルレート/ビットレートは、PCMが最大192kHz/24bitまで。DSDは最大5.6MHzまで対応しており、ネイティブ再生が可能。ファイル形式はDSDIFF/DSFをサポートする。なお同軸デジタル出力経由ではPCM変換再生される仕様で、DSD 2.8MHzファイルは88.2kHz/24bit PCMに変換される。DSD 5.6MHzファイルはPCMデジタル転送不可。
下位機種のX3 2nd generationと同じく、内部にはDACを搭載しており、PC接続時にはハイレゾ対応USB-DACとしても使用できる。DAC部にはTI製「PCM1792」を搭載。なお、X3 2nd generationの方はシーラスロジックの「CS4398」を採用していた。また、本機では「OPA1652」「OPA1612」を組み合わせる新規設計により、優れたダイナミックパフォーマンスと極限までの低ノイズ、低歪みを実現するとしている。また、バッファーに2基の「BUF634U」を採用することで、初代X5比で67%UPとなる最大250mAまでの出力電流を確保している。
ボリュームコントロールにはTI製のアナログボリュームコントローラーチップ「PGA2311A」を採用することで、ハイレゾ音源ファイルやDSD音源ファイルに込められたサウンドのエッセンスを忠実に再現するとしている。さらにX3 2nd gen.と同じく、デュアル・クリスタルオシレーターにはUSA製「SiTime MEMS」を採用。これによって音声転送時のジッターロス低減を図った。
ヘッドホン出力は436mW(16Ω)/245mW(32Ω)/27mW(300Ω)で、適応インピーダンスは16Ω〜150Ω。再生周波数帯域は20Hz〜20KHzで、SN比は117dB以下となる。歪み率は0.001%@1KHz。ゲインは2段階で切り替えられる。
内部には3,300mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、USB充電に対応。約4時間の充電で約10時間の連続駆動が行える。本体サイズは63.5W×109H×15.3Dmmで、質量は165g。
なおオヤイデ電気では、本機専用のレザーケース「LC-FX5221」と、専用アンプスタッキングキット「HS16」も同時発売する。いずれも価格はオープンだが、レザーケース LC-FX5221は2,000円前後、専用アンプスタッキングキット HS16jは500円前後での実売が予想される。
【問い合わせ先】
オヤイデ電気
TEL/03-3253-9351
2014年に発売した旧モデル「FiiO X5 JAPANESE EDITION」の第二世代モデルとして開発された製品。新しくDSDファイルのネイティブ再生に対応した。
microSDカードスロットを2基装備する初代X5のユーティリティ性を継承しつつ、その後に登場した下位機種の「X1」「X3 2nd generation」の特徴も取り入れている。形状は初代X5よりシンプルに、手の平で操作しやすいエルゴノミックデザインを採用。初代X5比で質量を15%、大きさを12%抑えた。カラーは、X3 2nd generationと同じチタングレーにブラッシュアップした。
内蔵メモリーは非搭載で、最大128GBまで対応のmicroSDカードスロットを2基装備。音声出力端子は、ライン出力とS/PDIFコアキシャルアウトを兼用する3.5mmステレオミニを備えている。
対応ファイル形式は、DSD/APE/WAV/FLAC/ALAC/WMA/AIFF/MP2/MP3/AAC/ALAC/WMA/OGGなど。対応サンプルレート/ビットレートは、PCMが最大192kHz/24bitまで。DSDは最大5.6MHzまで対応しており、ネイティブ再生が可能。ファイル形式はDSDIFF/DSFをサポートする。なお同軸デジタル出力経由ではPCM変換再生される仕様で、DSD 2.8MHzファイルは88.2kHz/24bit PCMに変換される。DSD 5.6MHzファイルはPCMデジタル転送不可。
下位機種のX3 2nd generationと同じく、内部にはDACを搭載しており、PC接続時にはハイレゾ対応USB-DACとしても使用できる。DAC部にはTI製「PCM1792」を搭載。なお、X3 2nd generationの方はシーラスロジックの「CS4398」を採用していた。また、本機では「OPA1652」「OPA1612」を組み合わせる新規設計により、優れたダイナミックパフォーマンスと極限までの低ノイズ、低歪みを実現するとしている。また、バッファーに2基の「BUF634U」を採用することで、初代X5比で67%UPとなる最大250mAまでの出力電流を確保している。
ボリュームコントロールにはTI製のアナログボリュームコントローラーチップ「PGA2311A」を採用することで、ハイレゾ音源ファイルやDSD音源ファイルに込められたサウンドのエッセンスを忠実に再現するとしている。さらにX3 2nd gen.と同じく、デュアル・クリスタルオシレーターにはUSA製「SiTime MEMS」を採用。これによって音声転送時のジッターロス低減を図った。
ヘッドホン出力は436mW(16Ω)/245mW(32Ω)/27mW(300Ω)で、適応インピーダンスは16Ω〜150Ω。再生周波数帯域は20Hz〜20KHzで、SN比は117dB以下となる。歪み率は0.001%@1KHz。ゲインは2段階で切り替えられる。
内部には3,300mAhのリチウムイオンバッテリーを内蔵しており、USB充電に対応。約4時間の充電で約10時間の連続駆動が行える。本体サイズは63.5W×109H×15.3Dmmで、質量は165g。
なおオヤイデ電気では、本機専用のレザーケース「LC-FX5221」と、専用アンプスタッキングキット「HS16」も同時発売する。いずれも価格はオープンだが、レザーケース LC-FX5221は2,000円前後、専用アンプスタッキングキット HS16jは500円前後での実売が予想される。
【問い合わせ先】
オヤイデ電気
TEL/03-3253-9351
- ジャンルデジタルメモリーオーディオプレーヤー
- ブランドFiiO
- 型番X5 2nd generation
- 発売日2015年7月17日
- 価格¥OPEN(予想実売価格55,500円前後)