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公開日 2015/07/23 19:27

今年の音展は10月16〜18日開催。ハイレゾと4Kシアターに注力、「あまちゃん」音響デザイナーらも登場

オーディオのバリエーションを示す場に
編集部:小澤 麻実
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(社)日本オーディオ協会は、「オーディオ・ホームシアター展 2015(音展)」の開催概要に関する記者発表会を行った。

今年は「ハイレゾと4Kシアター」に注力

今年の開催日程は10月16日(金)〜18日(日)の3日間。会場は今年も、お台場の「TIME(タイム)24」だ。出展スペースは1階/2階/3階/18階の4フロアを使用する。入場料は無料だが、一部イベントは有料。

今年のコンセプト

馴染みある名称を前面に押し出す、という考えから、今年のポスターは「音展」ロゴを中央に配置して訴求する

  オーディオ・ホームシアター展2015
  ・日時:10月16日(金)11:00〜18:00
        17日(土)10:00〜18:00
        18日(日)10:00〜16:00
  ・会場:タイム24(東京都江東区青海2-4-32)


出展スペースは1階/2階/3階/18階の4フロアを使用
今年のコンセプトは「観る!聴く!触る!体験しようハイレゾと4Kシアター」。キャッチコピーは「聴くぞ、ハイレゾ!今日から広がる感動新世界」で、ハイレゾや4K、ドルビーアトモスを楽しめる各社製品や、配信音源/パッケージソフトの最新情報、セミナー、工作教室など様々な催しを用意。オーディオ/ビジュアルの楽しさを多くのユーザーに伝えていくことを狙う。なお、現時点で85社の出展が決定しており、来場者数は昨年を超える21,000人を目指すという。

メーカー各社のブース出展に加えて、オーディオ協会やNHK、日本音楽スタジオ協会などによるイベントも多数開催予定だ。

今年はNHKの朝ドラの音楽制作に携わってきた音響デザイナー・加藤直正氏を講師に迎えた「朝ドラ音楽はこうして創られる!〜『あまちゃん』から『あさが来た』まで〜」と題したイベントや、内沼映二氏/高田英男氏/深田晃氏という著名エンジニアを迎えた「レコーディング・エンジニアから見たハイレゾリューション」、評論家の麻倉怜士氏による「ブルーレイディスク徹底試聴」「ハイレゾでここまで変わる!演奏〜録音〜再生の世界」を筆頭に、各社が様々なイベントを予定している。

NHKの音響エンジニアや著名評論家、著名エンジニアなどが登場するセミナーを開催


この表にある以外にも、多数のメーカーがイベントを予定している

また、慶應義塾大学のビッグバンドサークル「keio light music society」による生演奏や、ミュージックバードの公開録音も行われる。


「オーディオの可能性を示す場に」(校條会長)

説明会では日本オーディオ協会の校條亮治会長が挨拶を行った。

校條亮治会長

昨年6月に”ハイレゾ対応機器”の定義(関連ニュース)を発表して以来、24社が同協会へ新規入会。正会員数は昨年のほぼ倍にまで増えたという。「これまでのオーディオとは違う領域、PCやスマホ、NAS、アプリなどのメーカーも参入してきている」(校條氏)とのこと。また、ハイレゾ認定申請機種数は400機種を超えた。このような動きは国内のみならず海外にも広まっており、ハードはもちろん、ソフト業界にも波及しているという。

デジタル化にともない国内オーディオ市場は下方推移。これを盛り立てる要素として「ハイレゾ」を打ち出していく

現状は小型化・デジタル化・パーソナルユース傾向にあると指摘。これだけでなく、様々なバリエーションを提示する考えが示された

同協会の調査によると、国内オーディオ市場に置ける出荷金額では、DAPが断トツトップの約800億円。スピーカーはパワードタイプ(115.1%)とオンデスクタイプ(256.6%)が大きく伸びている。ヘッドホン/イヤホンも110%に伸びており、特に日本では構成比が極めて高いという。またアナログ関連では、プレーヤーの台数は横ばいだったものの、アナログレコードは20億円程度も伸ばしたとのことだ。

「デジタル化に伴い、音楽をいつでもどこでも手軽に聴けるようになった。しかし聴くことが普通になってしまったため、感動創造が希薄になったと思う。オーディオは感性価値文化だ。機能(や利便性)から“質”を上げることにシフトするべきではないか。それができるのがハイレゾだと思っている。もちろん現在のポータブルオーディオを否定するわけではないし、どんなスタイルで聴いてもいいと思う。しかし、オーディオはヘッドホンで聴くものだという固定観念は変えたい。小型化・デジタル化・パーソナルユースだけでない様々なバリエーションを、音展の場で示したい」と熱意を語る校條会長。

「ただ商品を展示するだけでなく、観て、聴いて、触って、体感してほしい。そして新しい使い方を自分自身でかぎとってもらいたい」と締めくくった。

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