公開日 2016/03/16 13:07
ソニー、レコードをDSD変換して保存できる“ハイレゾロゴ付き”アナログプレーヤー
高音質化技術も多数投入した「PS-HX500」
ソニーは、アナログレコードをDSD 5.6MHz等のハイレゾ音源としてPCに録音(保存)できるレコードプレーヤー「PS-HX500」を4月16日に発売する。価格は61,000円(税抜)。
■レコードのアナログ音声をハイレゾ変換してPCに出力
アナログからDSDへのネイティブ変換に対応したADコンバーターを内蔵。USBケーブルで出力したPCへ、アナログレコードの音楽をデジタルデータとして出力。専用PCアプリ「Hi-Res Audio Recorder」を用いて、ハイレゾ音源として編集、保存できる。
CESで参考出展されていたモデルが正式発表された格好(関連ニュース)。ハイレゾフォーマットへの変換・保存ができることから、本体にはハイレゾロゴも付与している。
録音(変換)可能なフォーマットは、DSD(.dsf)が5.6MHzと2.8MHz。リニアPCMは最大192kHz/24bitまで対応し、もちろん96kHz/48kHz/44.1kHzの24bit/16bitでの録音も可能。DSDは上記の通りネイティブ変換に対応しており、PCM変換を介して最終的にDSDにする方式ではない点も特徴だ。
なお、マスタークロック部にはDSDおよび44.1kHz PCM用のマスタークロック用と、192kHz/96kHz/48kHz PCM用のマスタークロック用に独立した2つの水晶発振回路を採用。どのデジタルフォーマットでも純度の高いマスタークロックをADコンバーターに供給できるようにすることで音質に配慮している。
デジタルデータとして編集・保存を行うPCアプリ「Hi-Res Audio Recorder」は新開発のもので、WindowsとMacの両方に無料ダウンロード提供。録音したデータを1曲ごとに分割するなどといった編集を行える。なお、アナログからデジタルへの変換速度は等倍のみ。
USBからデジタルデータとして音楽信号をPCへ出力するため、デジタル変換・保存作業の際してスピーカー等から音を出す必要はない。このため、スピーカーからの音圧でプレーヤー本体を振動させてしまうといったような悪影響を避けて変換作業が行えるのも利点のひとつ。なお、もちろん音を出してリスニングを楽しみながら変換作業を並行することもできる。
■数々の高音質化技術も投入
新設計の軽量シェル一体型ストレートトーンアームを搭載。シェルをアームと一体型にすることで、シェル部の強度が高くカートリッジの支持が安定するインテグレーテッドタイプを採用したという。
また、ピボット軸受を支えるハウジングを円筒形状に設計。高い強度とスラックレス水平軸受構造によって、クリアな低音を再生するとしている。
加えて、この一体型ストレートトーンアームではカートリッジから受ける上下の振動に対して軸が回転運動を起こさないため、安定したトレースを実現し、良好なステレオバランスを得られるともしている。
シェル形状は丸型を採用。角部の共振が少なく音への色付けもなく、原音に忠実な再生を実現するという。
プラッターには、強度と重量のバランスがよいというアルミダイキャスト製のものを採用。ラバーマットは、一般的な付属品のものに比べて倍ほどの厚さがある5mm厚専用ラバーマットを新設計で採用している。
プレーヤー本体のキャビネットには、30mm厚の音響用MDFボードを採用。同社AVアンプなどで採用している偏心インシュレーターも採用し、振動の排除を図っている。
オーディグレードのパーツを使用したというMMカートリッジ対応のフォノイコライザーを内蔵。オーディオ回路にはガラスエポキシ基板を採用した。
加えて、基板内のアナログ回路とデジタル回路を完全分離。デジタル回路に起因するノイズによるアナログ回路への影響を低減させ、音質向上を図っている。
■レコードのアナログ音声をハイレゾ変換してPCに出力
アナログからDSDへのネイティブ変換に対応したADコンバーターを内蔵。USBケーブルで出力したPCへ、アナログレコードの音楽をデジタルデータとして出力。専用PCアプリ「Hi-Res Audio Recorder」を用いて、ハイレゾ音源として編集、保存できる。
CESで参考出展されていたモデルが正式発表された格好(関連ニュース)。ハイレゾフォーマットへの変換・保存ができることから、本体にはハイレゾロゴも付与している。
録音(変換)可能なフォーマットは、DSD(.dsf)が5.6MHzと2.8MHz。リニアPCMは最大192kHz/24bitまで対応し、もちろん96kHz/48kHz/44.1kHzの24bit/16bitでの録音も可能。DSDは上記の通りネイティブ変換に対応しており、PCM変換を介して最終的にDSDにする方式ではない点も特徴だ。
なお、マスタークロック部にはDSDおよび44.1kHz PCM用のマスタークロック用と、192kHz/96kHz/48kHz PCM用のマスタークロック用に独立した2つの水晶発振回路を採用。どのデジタルフォーマットでも純度の高いマスタークロックをADコンバーターに供給できるようにすることで音質に配慮している。
デジタルデータとして編集・保存を行うPCアプリ「Hi-Res Audio Recorder」は新開発のもので、WindowsとMacの両方に無料ダウンロード提供。録音したデータを1曲ごとに分割するなどといった編集を行える。なお、アナログからデジタルへの変換速度は等倍のみ。
USBからデジタルデータとして音楽信号をPCへ出力するため、デジタル変換・保存作業の際してスピーカー等から音を出す必要はない。このため、スピーカーからの音圧でプレーヤー本体を振動させてしまうといったような悪影響を避けて変換作業が行えるのも利点のひとつ。なお、もちろん音を出してリスニングを楽しみながら変換作業を並行することもできる。
■数々の高音質化技術も投入
新設計の軽量シェル一体型ストレートトーンアームを搭載。シェルをアームと一体型にすることで、シェル部の強度が高くカートリッジの支持が安定するインテグレーテッドタイプを採用したという。
また、ピボット軸受を支えるハウジングを円筒形状に設計。高い強度とスラックレス水平軸受構造によって、クリアな低音を再生するとしている。
加えて、この一体型ストレートトーンアームではカートリッジから受ける上下の振動に対して軸が回転運動を起こさないため、安定したトレースを実現し、良好なステレオバランスを得られるともしている。
シェル形状は丸型を採用。角部の共振が少なく音への色付けもなく、原音に忠実な再生を実現するという。
プラッターには、強度と重量のバランスがよいというアルミダイキャスト製のものを採用。ラバーマットは、一般的な付属品のものに比べて倍ほどの厚さがある5mm厚専用ラバーマットを新設計で採用している。
プレーヤー本体のキャビネットには、30mm厚の音響用MDFボードを採用。同社AVアンプなどで採用している偏心インシュレーターも採用し、振動の排除を図っている。
オーディグレードのパーツを使用したというMMカートリッジ対応のフォノイコライザーを内蔵。オーディオ回路にはガラスエポキシ基板を採用した。
加えて、基板内のアナログ回路とデジタル回路を完全分離。デジタル回路に起因するノイズによるアナログ回路への影響を低減させ、音質向上を図っている。
関連リンク
トピック
- ジャンルADプレーヤー
- ブランドSONY
- 型番PS-HX500
- 発売日2016年4月16日
- 価格¥61,000(税抜)
【SPEC】●駆動方式:ベルトドライブ ●モーター:DCモーター ●ワウ・フラッター:0.25%未満 ●回転数:33 1/3回転、45回転 ●アーム形状:ストレート ●カートリッジタイプ:MM ●カートリッジ質量:5g ●針圧:3g ●接続端子:RCA、USB ●外形寸法:430W×104H×366Dmm ●質量:5.4kg