公開日 2017/02/17 17:19
Dan D’Agostino、新シリーズ第1弾のモノパワー「PROGRESSION MONOBLOCK」ー 1,000W/4Ω
ペア:5,900,000円(税抜)
アクシスは、同社が取り扱う米 Dan D’Agostinoのモノラル・パワーアンプ「PROGRESSION MONOBLOCK」を発売した。価格はペア:5,900,000円(税抜)。カラーはシルバーとブラックを用意する。
本機は同社の新シリーズとして立ち上げられた“PROGRESSION”シリーズの第一弾製品となるパワーアンプ。同社がこれまで展開してきた「MOMENTUM」シリーズのコンセプトをゆとりのある大型筐体に封入することをテーマとしており、出力はこれまでのラインナップでも最大となる500W(8Ω)、1,000W(4Ω)、2,000W(2Ω)を実現している。
パワー段には、フルコンプリメンタリーデザインの新ドライバー回路を搭載。これにより出力段に従来の2倍の電流を送り込むことを可能にし、オープンループゲインを倍増させた。その結果、出力を単にアップさせただけでなく、極めてリッチな音の質感も実現したという。
増幅素子には、MOMENTUMシリーズと同様に高速かつ高出力を誇るバイポーラ型パワートランジスターを採用。NPN/PNPのペアを、ドライバー段とパワー段のホット側に12ペア、そしてコールド側にも12ペア採用。デバイス総数48個という大規模なアンプ回路を構成する。
このバイポーラ型パワートランジスターは、69MHzというスピードで動作。動特性における高い俊敏性と超広帯域幅を達成する。また、これらの素子は堅固なステンレススチール・ファスナーによって巨大なヒートシンクにマウント。アルミブロックの上下を貫通する大口径のベンチレーション・ホールを設けたそのヒートシンクが、効率よく熱を吸収/排出して、高い冷却効果を発揮するという。
各トランジスターのベースに結合されるコンデンサーおよび抵抗ネットワークは、超高周波数や、低インピーダンスのスピーカー負荷に対しても安定性を保つことができる特注品を採用。また、優れた過渡応答と大出力を支えるため、4,000VAという強大なパワートランスと400,000μFのキャパシター群による整流/安定化回路を搭載する。
PROGRESSION MONOBLOCKのシャーシは、無垢のアルミ・ビレッド材から機械加工されたもの。非共振性に優れ、RFI(高周波障害)やEMI(電磁干渉)からのシールドにも高い効果を備える。フロントパネルには、MOMENTUMスタイルのパワーメーターが配置されている。これらはアメリカ・アリゾナ州の小規模工場で、手作業によって組み立てられる。
ディスクリート回路を搭載する基板材には、スルーホール構造を採用。表面実装方式に比べて耐熱能力に優れ、抵抗やキャパシターなど高品質部品を登用できるフレキシビリティを持つことも特徴だという
使用する全ての抵抗は、1%誤差の高品位金属皮膜ユニット。アンプ回路は、入力から出力まで全段DC結合として、信号経路にキャパシターは一切挿入されていないという。入力端子はバランスXLRを1系統備える。スピーカー端子には高品位バインディングポストを採用している。
周波数応答は1Hz〜200kHz(-1dB/20Hz - 20kHz/±0.1dB)、歪率は0.15%(1kHz/800W/8Ω)。S/Nは105dB(A-weighted)で、ゲインは30dB、入力インピーダンスは100kΩ、出力インピーダンスは0.15Ωとなる。電源は100VAC 50/60Hz、消費電力は1020W(最大出力時)、550W(1/3出力時)、70W(アイドル時)、0.5W(スタンバイ時)。外形寸法は457W×228H×584Dmm、質量は56.7kg/1台。
本機は同社の新シリーズとして立ち上げられた“PROGRESSION”シリーズの第一弾製品となるパワーアンプ。同社がこれまで展開してきた「MOMENTUM」シリーズのコンセプトをゆとりのある大型筐体に封入することをテーマとしており、出力はこれまでのラインナップでも最大となる500W(8Ω)、1,000W(4Ω)、2,000W(2Ω)を実現している。
パワー段には、フルコンプリメンタリーデザインの新ドライバー回路を搭載。これにより出力段に従来の2倍の電流を送り込むことを可能にし、オープンループゲインを倍増させた。その結果、出力を単にアップさせただけでなく、極めてリッチな音の質感も実現したという。
増幅素子には、MOMENTUMシリーズと同様に高速かつ高出力を誇るバイポーラ型パワートランジスターを採用。NPN/PNPのペアを、ドライバー段とパワー段のホット側に12ペア、そしてコールド側にも12ペア採用。デバイス総数48個という大規模なアンプ回路を構成する。
このバイポーラ型パワートランジスターは、69MHzというスピードで動作。動特性における高い俊敏性と超広帯域幅を達成する。また、これらの素子は堅固なステンレススチール・ファスナーによって巨大なヒートシンクにマウント。アルミブロックの上下を貫通する大口径のベンチレーション・ホールを設けたそのヒートシンクが、効率よく熱を吸収/排出して、高い冷却効果を発揮するという。
各トランジスターのベースに結合されるコンデンサーおよび抵抗ネットワークは、超高周波数や、低インピーダンスのスピーカー負荷に対しても安定性を保つことができる特注品を採用。また、優れた過渡応答と大出力を支えるため、4,000VAという強大なパワートランスと400,000μFのキャパシター群による整流/安定化回路を搭載する。
PROGRESSION MONOBLOCKのシャーシは、無垢のアルミ・ビレッド材から機械加工されたもの。非共振性に優れ、RFI(高周波障害)やEMI(電磁干渉)からのシールドにも高い効果を備える。フロントパネルには、MOMENTUMスタイルのパワーメーターが配置されている。これらはアメリカ・アリゾナ州の小規模工場で、手作業によって組み立てられる。
ディスクリート回路を搭載する基板材には、スルーホール構造を採用。表面実装方式に比べて耐熱能力に優れ、抵抗やキャパシターなど高品質部品を登用できるフレキシビリティを持つことも特徴だという
使用する全ての抵抗は、1%誤差の高品位金属皮膜ユニット。アンプ回路は、入力から出力まで全段DC結合として、信号経路にキャパシターは一切挿入されていないという。入力端子はバランスXLRを1系統備える。スピーカー端子には高品位バインディングポストを採用している。
周波数応答は1Hz〜200kHz(-1dB/20Hz - 20kHz/±0.1dB)、歪率は0.15%(1kHz/800W/8Ω)。S/Nは105dB(A-weighted)で、ゲインは30dB、入力インピーダンスは100kΩ、出力インピーダンスは0.15Ωとなる。電源は100VAC 50/60Hz、消費電力は1020W(最大出力時)、550W(1/3出力時)、70W(アイドル時)、0.5W(スタンバイ時)。外形寸法は457W×228H×584Dmm、質量は56.7kg/1台。
関連リンク
トピック
- ジャンルパワーアンプ
- ブランド Dan D’Agostino
- 型番PROGRESSION MONOBLOCK
- 発売日2017年2月
- 価格¥5,900,000/ペア(税抜)