• ブランド
    特設サイト
公開日 2020/08/07 12:04

CLASSE、日本のD&M工場で生産する新アンプ「デルタシリーズ」

香港オーディオショウで披露されたモデル
編集部:杉山康介
  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE
D&Mホールディングスは、同社が取り扱うCLASSEブランドより“デルタシリーズ”のプリアンプ「DELTA PRE」、モノラルパワーアンプ「DELTA MONO」、ステレオパワーアンプ「DELTA STEREO」3機種を8月中旬に発売する。価格はPREが1,200,000円(税抜、以下同)、MONOが1,300,000円、STEREOが1,600,000円。

CLASSEの新アンプシリーズ「デルタシリーズ」

昨年の香港オーディオショウなどにて披露された新シリーズ。設計を本国のカナダで行い、日本にあるD&Mの白河工場で一台ずつセル生産される。

本シリーズは「SONIC PURITY(音の純度の追求)」「MONUMENTAL DESIGN(モニュメントとなることを意識したデザイン)」「UNCOMPROMISED ENGINEERING(一切の妥協を廃した設計)」「NECESSARILY EXCLUSIVE(オリジナリティの必然性)」という思想のもとに設計。

悪影響を及ぼす部品や不必要な部分を全て取り除き、可能な限り純粋なシグナルラインを確保するとともに、6層基板を採用することで、信号・電源・グランドプレーンを最適に分離し、最短経路で信号を送り出すというショート・シグナル・パス設計を採用。部品は最高のもの、もしくはカスタマイズされたものだけを採用しており、またデザインもモニュメント的になるよう意識されているとのこと。

ほか、全モデル共通で振動を軽減するというカスタムメイドのNavcomフットや、正確・高品質なコンタクトを保証するというロジウムメッキRCA端子を採用。パワーアンプではフルテックのトルクガードタイプスピーカー端子を採用する。

DELTA PREは、ネットワーク/USB/AES/EBU/COAX/OPT/XLR/RCAという多彩な入力端子を搭載するプリアンプ。コントロール部にはタッチスクリーンを搭載しつつ、ショート・シグナル・パス設計や、厳選素材による0.25dBステップのボリュームを搭載するなど、「先進のデジタル技術を採用する一方で、純粋なアナログの明快さと表現力豊かなサウンドを再生する」という。

DELTA PRE

入力インピーダンスは50kΩ(1kHz)で、出力インピーダンスは50Ω(アンバランス時)/200Ω(バランス時)、最大出力レベルは9Vrms(アンバランス時)/18Vrms(バランス時)、ゲインは-93dB - +14dB。外形寸法は445W×121H×449Dmm(突起物含む)で、質量は13.5kg。

DELTA PREの背面部

DELTA MONOは、300W/8Ωの出力を持ち、35W/8ΩまでをA級動作可能なフルバランス構成のモノラルパワーアンプ。ムンドルフ社の4極コンデンサやカスタム・トロイダル・トランスの大容量電源回路などを搭載しており、またブランド独自のIC Tunnelアクティブ冷却テクノロジーにより、積み重ねたりラックに設置しても問題なく温度を最適化するという。

DELTA MONO

周波数レスポンスは1Hz-650kHz, -3dBで入力インピーダンスは82kΩ、電圧ゲインは29dB、入力レベルは1.74Vrms。S/N(バンド幅22kHz、1.84Vrms入力)は117dB(119.5dB/A-ウェイト)で、ダンピングファクター(1kHz、8Ωロード)は700。外形寸法は444W×222H×492Dmm(突起物含む)で、質量は44.2kgとなる。

DELTA MONO背面部

DELTA STEREOは、200W+200W/8Ωの出力を持ち、12.5W/8ΩまでクラスA動作可能なステレオパワーアンプ。ムンドルフ社の4極コンデンサやカスタム・トロイダル・トランスの大容量電源回路、IC Tunnelアクティブ冷却テクノロジーなどを搭載し、「DELTA MONOでの構成が難しい場合、最も妥協をしないソリューションとしておすすめできる」モデルだとしている。

DELTA STEREO

周波数レスポンスは1Hz-650kHz, -3dBで入力インピーダンスは82kΩ、電圧ゲインは29.2dB、入力レベルは1.38Vrms。S/N(バンド幅22kHz、1.84Vrms入力)は117dB(119.5dB/A-ウェイト)で、ダンピングファクター(1kHz、8Ωロード)は850。外形寸法は444W×222H×492Dmm(突起物含む)で、質量は46.3kgとなる。

DELTA STEREO背面部

この記事をシェアする

  • Twitter
  • FaceBook
  • LINE

関連リンク

クローズアップCLOSEUP
アクセスランキング RANKING
1 「オーディオのオンキヨー」復活へ。新スピーカーとセパレートシステムを年明けのCESで発表
2 【完全ワイヤレスイヤホン特集 PART.10】音のプロが選ぶベストバイは?
3 CD再生とファイル再生の架け橋に!Shanlingからリッピング機能付きトランスポート「CR60」が登場
4 今こそ「ミニコンポ」が面白い! デノン/マランツ/B&Wの令和ライフにマッチする厳選5モデルレビュー
5 水月雨、『崩壊:スターレイル』とのコラボ完全ワイヤレス。ダイナミック+環状平面駆動の同軸ドライバー搭載
6 【ミニレビュー】空き電源コンセントに挿入するだけ。オーディオみじんこ「SILVER HARMONIZER AC-ADVANCE」
7 モニターオーディオ「GOLDシリーズ」レビュー。ユニット大幅刷新の第6世代機は「ハイスピードで焦点の明確な音調」
8 AVIOT、『らんま1/2』コラボ完全ワイヤレスイヤホン。完全新録ボイス240種類以上搭載
9 Nothing、スマホ/イヤホンが最大30%オフ価格になるウィンターキャンペーン。先着順で靴下もらえる
10 要注目の新興ブランド、ラトビア「アレタイ」スピーカー試聴レビュー!広大な空間描写力が魅力
12/20 10:05 更新
MAGAZINE
音元出版の雑誌
オーディオアクセサリー193号
季刊・オーディオアクセサリー
最新号
Vol.195
オーディオアクセサリー大全2025~2026
別冊・ケーブル大全
別冊・オーディオアクセサリー大全
最新号
2025~2026
プレミアムヘッドホンガイドマガジン vol.22 2024冬
別冊・プレミアムヘッドホンガイドマガジン
最新号
Vol.22
プレミアムヘッドホンガイド Vol.32 2024 AUTUMN
プレミアムヘッドホンガイド
(フリーマガジン)
最新号
Vol.32(電子版)
VGP受賞製品お買い物ガイド 2025年冬版
VGP受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2025年冬版(電子版)
DGPイメージングアワード2024受賞製品お買い物ガイド(2024年冬版)
DGPイメージングアワード受賞製品お買い物ガイド
(フリーマガジン)
最新号
2024年冬版(電子版)
音元出版の雑誌 電子版 読み放題サービス
「マガジンプレミアム」お試し無料!

雑誌販売に関するお問合せ

WEB
  • PHILE WEB
  • PHILE WEB AUDIO
  • PHILE WEB BUSINESS
  • ホームシアターCHANNEL
  • デジカメCHANNEL
AWARD
  • VGP
  • DGPイメージングアワード
  • DGPモバイルアワード
  • AEX
  • AA AWARD
  • ANALOG GPX