公開日 2022/11/06 12:52
<大阪セッション>テクニクス「SL-G700M2」初披露/SPECプリメインアンプ参考出品など
完実電気はRegaとSilent Angelがそれぞれ登場
第31回目となるオーディオ・セッション in OSAKA2022が、11月5日(土)と6日(日)の2日間、ハートンホテル心斎橋の本館・別館にて開催された。新型コロナウイルス感染防止の側面から、事前来場予約制となるが、国内メーカー、輸入商社など全19部屋でさまざまなデモンストレーションが行われた。その模様をレポートしよう。
【オーキッド:テクニクス】
テクニクスブースでは、先日発表になったばかりのSACD&ネットワークプレーヤー「SL-G700M2」がイベント初披露。スピーカーはトップクラスの「SB-R1」と「SB-G90M2」の双方を使用しながら、CDやアナログ、また11.2MHzハイレゾなどさまざまな音源を駆使してデモンストレーションを行っていた。
「SL-G700M2」は内部構成が4分割されているのが大きな特徴で、ドライブメカを中心にそれぞれのブロックが干渉しないよう独立した構造となっている。展示される内部構造には来場者の多くも関心を示し、基板などをじっくり観察していた。
最先端のデジタル技術による音質追求のこだわりも解説された。たとえばアンプ「SU-R1000」では、カートリッジのクロストークを排除するための技術や、デジタル処理で様々なイコライザーカーブに最適化する独自技術を紹介。さらに「SL-1200」の50年の歴史を追う展示や、7色展開の「SL-1200M7L」なども登場。“音楽ファンと共にある”テクニクスのオーディオの歴史を振り返りながら、最新のテクニクスの挑戦が確認できるブースとなっていた。
【457:完実電気】
完実電気のブースでは、Regaのアナログプレーヤー「Planar8」と、デビアレのアンプ「Expert Pro」、それにELACのブックシェルフスピーカー「CONCENTRO S 503」を組み合わせてデモ。担当者はPlanar8について、Neo PSUという新たな電源ユニットが搭載されており、磁束漏洩などを排除し、安定した回転を実現したとアピール。またアームの「薄さ」もRegaならではの独自技術が採用されており、軽量ながら音質に妥協のない追求がなされているという。
ムター&ジョン・ウィリアムズの「アクロス・ザ・スターズ」やシャーデーのアナログ盤などを再生すると、ヴァイオリンの弦の艶やかさやヴォーカルの質感などが空気感豊かに表現され、リアリティあふれるサウンドが展開。またSilent Angelのネットワークストリーマーも紹介され、アナログとデジタルの双方からオーディオの楽しさを満喫できるブース展開となっていた。
【アゼリア:スペック・スフォルツァート】
スペックのブースでは、YG ACOUSTICのHailey 2.2を同社のリアルサウンドアンプ「RPA-MG5ST」で駆動。デモの時間では、スピーカー端子に接続して逆起電力を吸収することでアンプの駆動力をさらに高める「リアルサウンド・プロセッサー」の聴き比べも実施。特にバーブラ・ストライサンドのアカペラ楽曲では、ヴォーカルの消え際のニュアンスが繊細に引き出され、オーディオの愉悦が存分に感じられた。
また参考出品として、4系統の入力を持つプリメインアンプ「RSA-BW7」も初登場。30万円程度を予定しているということで、スペックならではの「リアルサウンド」をさらに多くのユーザーに感じてほしいと語っていた。
スフォルツァートの時間では、ネットワークプレーヤー「DST-Lepus」と「DSC-Grus」のゼロリンク&USBの聴き比べなど、ネットワークオーディオの最新スタイルを追求するデモが行われていた。
【465:エイ・アンド・エム】
AIRTIGHTのブースでは、ホテルの部屋という比較的小さい部屋を利用して、自宅の一室で楽しめるような、コンパクトながら品位の高いシステムを展開。スピーカーにはソナス・ファベールの「Olympica Nova I」に、300Bの真空管アンプ「ATM-300R」を組み合わせた。新製品となるプリアンプ「ATC-7」とシステムを組み、ロックからクラシック、ディスコミュージックまで、幅広いサウンドで来場者を楽しませていた。
【458:ブライトーン】
ブライトーンのブースでは、LUMINのネットワークプレーヤーとウェストミンスター・ラボのプリ&パワーアンプでDYNAUDIOの「Confidence 30」を鳴らすという大型システムを展開。トランスポートに「X1」、DACとして「P1」を使うという贅沢な構成を採用していた。またネットワークオーディオ環境については。SOtMのハブを使う提案が行われていた。
さらに、各地ですでに大きな話題となっている“オーディオ用椅子”「GamuT Hi-Fi Lobster Chair」も展示。実際に座ってみたが、お尻がすっぽり包み込まれるような絶妙なカーブ感が快適で、湾曲しているヘッド部分によるものなのか、音が耳までストレートに飛び込んでくるような心地よさが感じられた。
また来年の予定として、新たにネットワークプレーヤー「T3」の国内導入も進めているという。
【365:アイ・オー・データ機器】
fidataのブースでは、オーディオグレードのディスクドライブ「HFAD10-UBX」と、最新のネットワークサーバー「HFAS2」を披露。HFAS2は、機構まで含めて音質が最終段階まで追い込まれてきたということで、来年には正式に発売予定とのこと。来場者からやはり「Roon server対応」への関心が高いということで、PCやNucleusに次ぐRoon Core機としても注目される。
【オーキッド:テクニクス】
テクニクスブースでは、先日発表になったばかりのSACD&ネットワークプレーヤー「SL-G700M2」がイベント初披露。スピーカーはトップクラスの「SB-R1」と「SB-G90M2」の双方を使用しながら、CDやアナログ、また11.2MHzハイレゾなどさまざまな音源を駆使してデモンストレーションを行っていた。
「SL-G700M2」は内部構成が4分割されているのが大きな特徴で、ドライブメカを中心にそれぞれのブロックが干渉しないよう独立した構造となっている。展示される内部構造には来場者の多くも関心を示し、基板などをじっくり観察していた。
最先端のデジタル技術による音質追求のこだわりも解説された。たとえばアンプ「SU-R1000」では、カートリッジのクロストークを排除するための技術や、デジタル処理で様々なイコライザーカーブに最適化する独自技術を紹介。さらに「SL-1200」の50年の歴史を追う展示や、7色展開の「SL-1200M7L」なども登場。“音楽ファンと共にある”テクニクスのオーディオの歴史を振り返りながら、最新のテクニクスの挑戦が確認できるブースとなっていた。
【457:完実電気】
完実電気のブースでは、Regaのアナログプレーヤー「Planar8」と、デビアレのアンプ「Expert Pro」、それにELACのブックシェルフスピーカー「CONCENTRO S 503」を組み合わせてデモ。担当者はPlanar8について、Neo PSUという新たな電源ユニットが搭載されており、磁束漏洩などを排除し、安定した回転を実現したとアピール。またアームの「薄さ」もRegaならではの独自技術が採用されており、軽量ながら音質に妥協のない追求がなされているという。
ムター&ジョン・ウィリアムズの「アクロス・ザ・スターズ」やシャーデーのアナログ盤などを再生すると、ヴァイオリンの弦の艶やかさやヴォーカルの質感などが空気感豊かに表現され、リアリティあふれるサウンドが展開。またSilent Angelのネットワークストリーマーも紹介され、アナログとデジタルの双方からオーディオの楽しさを満喫できるブース展開となっていた。
【アゼリア:スペック・スフォルツァート】
スペックのブースでは、YG ACOUSTICのHailey 2.2を同社のリアルサウンドアンプ「RPA-MG5ST」で駆動。デモの時間では、スピーカー端子に接続して逆起電力を吸収することでアンプの駆動力をさらに高める「リアルサウンド・プロセッサー」の聴き比べも実施。特にバーブラ・ストライサンドのアカペラ楽曲では、ヴォーカルの消え際のニュアンスが繊細に引き出され、オーディオの愉悦が存分に感じられた。
また参考出品として、4系統の入力を持つプリメインアンプ「RSA-BW7」も初登場。30万円程度を予定しているということで、スペックならではの「リアルサウンド」をさらに多くのユーザーに感じてほしいと語っていた。
スフォルツァートの時間では、ネットワークプレーヤー「DST-Lepus」と「DSC-Grus」のゼロリンク&USBの聴き比べなど、ネットワークオーディオの最新スタイルを追求するデモが行われていた。
【465:エイ・アンド・エム】
AIRTIGHTのブースでは、ホテルの部屋という比較的小さい部屋を利用して、自宅の一室で楽しめるような、コンパクトながら品位の高いシステムを展開。スピーカーにはソナス・ファベールの「Olympica Nova I」に、300Bの真空管アンプ「ATM-300R」を組み合わせた。新製品となるプリアンプ「ATC-7」とシステムを組み、ロックからクラシック、ディスコミュージックまで、幅広いサウンドで来場者を楽しませていた。
【458:ブライトーン】
ブライトーンのブースでは、LUMINのネットワークプレーヤーとウェストミンスター・ラボのプリ&パワーアンプでDYNAUDIOの「Confidence 30」を鳴らすという大型システムを展開。トランスポートに「X1」、DACとして「P1」を使うという贅沢な構成を採用していた。またネットワークオーディオ環境については。SOtMのハブを使う提案が行われていた。
さらに、各地ですでに大きな話題となっている“オーディオ用椅子”「GamuT Hi-Fi Lobster Chair」も展示。実際に座ってみたが、お尻がすっぽり包み込まれるような絶妙なカーブ感が快適で、湾曲しているヘッド部分によるものなのか、音が耳までストレートに飛び込んでくるような心地よさが感じられた。
また来年の予定として、新たにネットワークプレーヤー「T3」の国内導入も進めているという。
【365:アイ・オー・データ機器】
fidataのブースでは、オーディオグレードのディスクドライブ「HFAD10-UBX」と、最新のネットワークサーバー「HFAS2」を披露。HFAS2は、機構まで含めて音質が最終段階まで追い込まれてきたということで、来年には正式に発売予定とのこと。来場者からやはり「Roon server対応」への関心が高いということで、PCやNucleusに次ぐRoon Core機としても注目される。